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自在錐の使い方を解説!インパクトドライバーと併用すると穴を自在に開けられる

DIYの作業において、丸い穴をあけるときに重宝するのが自在錐です。自在錐は、一定範囲内の直径の丸い穴を自在に開けることができます。一般にインパクトドライバーやドリルドライバーに取り付けて使用することで、正確な円の穴を簡単に開けられるのが特徴です。 今回の記事では、自在錐について取り付け方・使い方の双方を紹介します。DIYの作業の中で、丸い穴をあける場面が多い方は、本記事を参考に自在錐の活用を検討してみてください。 目次 1.自在錐とは? 1-1.自在錐は丸い穴を正確に開ける工具 1-2.金属用・木材用など材質に特化した製品がある 1-3.インパクトドライバーやドリルドライバーと併用できる 2.自在錐の使い方①取り付け方 2-1.バーを固くねじ止めする 2-2.刃を取り付ける 2-3.センタードリルをつける 2-4.電動工具にセットする 3.自在錐の使い方②穴の開け方 3-1.試運転してみる 3-2.穴をあける板の装着 3-3.板の半分をめどに溝を入れる 3-4.反対から溝を入れてくりぬく 3-5.やすりなどで仕上げ 自在錐を使う時の注意点 自在錐の使い方をマスターしてDIYを効率的に進めよう!   自在錐とは? 自在錐は、板に丸い穴をくりぬくための道具です。インパクトドライバーとドリルドライバーなどと併用すると、自分が求める直径の穴を手早く正確に開けられます。   自在錐は丸い穴を正確に開ける工具 自在錐は、板状の素材に丸い穴を正確に開けられる工具で、DIYを趣味とする方や製造業の作業員にとって便利なものです。 通常のドリルとコンパスでは開けるのが困難な大きなサイズの穴を、正確な直径で開けられます。ネジで直径の大きさを自在に調節できるのも特徴です。筒状の棒を通す穴を開けるときなどに重宝します。   金属用・木材用など材質に特化した製品がある 自在錐は、一般的には木材に使用するケースが多いといえます。特にDIYでは重宝する工具の一つです。一方で、金属用の自在錐も存在します。 鉄板などに穴を開けるときには、金属用の自在錐が重宝します。基本的には特定の材質に特化した刃になっているので、加工する材質に適合した自在錐を用意してください。   インパクトドライバーやドリルドライバーと併用できる 自在錐は、インパクトドライバーやドリルドライバーと組み合わせて使用できます。電動工具と一緒に使うことで、短時間で正確な穴開けが可能になります。電気の力で直径に沿って素材を切断してくれるため、特に力も要りません。 なお、安全の観点から、1500/分以下の回転数の機材を使用しましょう。また、ハンマードリルとは併用できません。   自在錐の使い方①取り付け方 自在錐の使い方について紹介していきます。取り付け手順は以下の通りです。 ・バーを固くねじ止めする・刃を取り付ける・センタードリルをつける・電動工具にセットする それぞれのプロセスについて、詳しく紹介していきます。   バーを固くねじ止めする まず、後で刃を取り付ける横棒と主軸を固くネジ止めします。横棒の中心に主軸が来るように正確に取り付けてください。主軸と横棒がガタつくと、穴の位置がずれてしまうなど作業の精度に影響するため、しっかりと締め付けましょう。   刃を取り付ける 続いて、横棒の部分に刃を取り付けます。自在錐の刃は材質や開ける穴の深さなどによってさまざまな製品があります。作業に合った刃を選んで取り付けてください。刃の取り付けが甘いと、穴の精度に影響を与えるほか、刃が外れて事故の原因にもなります。ケガを避けるためにも、しっかりと固く固定しましょう。   センタードリルをつける 主軸部分にセンタードリルを取り付けます。センタードリルが円の中心となって、正確な穴を開ける役割を果たします。横軸の目盛りを見ながら、開けたい穴の直径に応じて刃の位置を調節しましょう。左右の刃と主軸の距離にずれがあると正確な円い穴を開けられないため、同じ位置になるように正確に調節してください。   電動工具にセットする 最後に電動工具に自在錐をセットします。電動工具の準備手順に沿って、主軸をしっかりと工具に固定してください。次はいよいよ電動工具の電源を入れるので、各部品が固くセットされているか、最後に確認しておきましょう。   自在錐の使い方②穴の開け方 自在錐のセッティングが終わったら、次の手順で穴開けを進めていきましょう。 試運転してみる穴をあける板の装着板の半分をめどに溝を入れる反対から溝を入れてくりぬくやすりなどで仕上げ それぞれの手順について、詳しく解説していきます。   試運転してみる 穴を開ける前に、必ず試運転を行いましょう。まずは素材に当てずに電源を入れて、問題なく回転するか確認してください。続いて、不要な素材の切れ端などで穴を開けてみましょう。 試運転を通じて、工具の動作や刃の切れ味を確認できます。特に、新しい刃を使用する場合は、切れ味や精度が未知数なのでより丁寧に試運転をしましょう。なお、以降の作業も同様ですが、穴開け作業は周囲に人がいない、不要な物もない安全な場所で進めてください。   穴をあける板の装着 穴を開ける板を、作業場に装着します。板は、土台としっかりと固定してください。固定が甘いと、板が動いてしまい、意図しない場所に穴が開いてしまうことがあります。また、刃の勢いで板が飛んでしまうリスクもあります。作業を正確に進められないばかりか、ケガや事故の原因ともなるため、注意が必要です。   板の半分をめどに溝を入れる 穴を開ける位置を決めたら、板の半分を目安に溝を入れていきます。一気に最後まで穴を開けるよりも、両面から刃を入れる方が正確な円の穴を開けられます。両面から溝を入れることで、木材や金属にかかる負担を軽減し、よりスムーズに穴を開けることが可能です。 また切り口が割れずに断面がきれいに仕上がるため、最後のやすりでの仕上げ作業が楽になるでしょう。一周しっかりと溝が入ったら、板を裏返して固定し直してください。   反対から溝を入れてくりぬく 反対側からも溝を入れてくりぬいていきます。このとき、最初の溝入れの際に主軸のドリルが開けた穴に正確に軸をさしてください。主軸の位置がずれると、溝の位置がずれてしまうので、正確な円は開けられなくなってしまいます。 両側からの溝がつながれば、円く板をくりぬけるようになります。工具の電源を止めて切った部分を取り除いてください。   やすりなどで仕上げ 穴の断面をやすりなどで仕上げます。くりぬいただけでは表面がざらざらの状態になっているため、仕上がりの見た目が悪くなるほか、ささくれた部分が手指に刺さってケガの原因となることもあります。紙やすりなどを使用して、表面をなめらかに仕上げましょう。   自在錐を使う時の注意点 自在錐を使用する際には、まず、手袋を装着して手指を保護しましょう。軍手は繊維が刃に絡まる恐れがあるため、革製の手袋を使用するとさらに安心です。また、木くずから顔を守るために、眼鏡やマスクなどを身につけましょう。 回転範囲を確認して、その範囲に手指を置かないように注意してください。また、他の工具や素材が切断範囲に乗っかっていないかなども確認のうえ作業しましょう。自在錐と余計な物が当たると、ケガや事故につながるリスクがあります。 自在錐は先端に刃がついているため、便利ですが危険な工具の一つです。安全には充分に配慮して、トラブルなく作業を進めてください。   自在錐の使い方をマスターしてDIYを効率的に進めよう! DIYでも向上などでの作業でも、正確に丸い穴を開ける工程が発生するケースは少なくありません。コンパス+ドリルでは、高い技術がないと正確な穴を開けるのが難しく、素材が固ければ力も必要になります。自在錐をインパクトドライバー・ドリルドライバーなどに装着して使用すれば、高い精度で好きな直径の穴を自在にあけることできます。 刃が高速回転して素材に自動で溝を掘るため、強い力も必要ありません。作業精度を高めてさらに効率的に進めるために、ぜひ自在錐を活用しましょう。もし、自在錐を装着する電動工具をお持ちでない場合は、合わせてお買い求めください。 uncle-bでは、今回紹介した自在錐や、一緒に使用するインパクトドライバー・ドリルドライバーをはじめとしたさまざまな工具を取りそろえております。DIYの工具を拡充させたい方は、ぜひ一度uncle-bのオンラインショップを訪れてみてください。 uncle-bでDIYの工具を探す

2024.08.28

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グルーガンの選び方や特徴、おすすめのグルーガン5選を紹介

グルーガンは、専用の樹脂を溶かして素材同士を接着する器具です。手芸で布同士を接着するときのほか、DIYでも木材や紙類などの接着に使用する場合があります。 グルーガンはダイソーなどの100均でも簡単に購入可能ですが、製品が多いためどれを購入すべきか迷う方も少なくありません。そこで今回は、グルーガンの選び方やおすすめ製品をまとめました。手芸やDIYにグルーガンを活用したい方は、ぜひ参考にしてください。 目次 1.DIYでおしゃれな庭づくりをするメリット 1-1.費用を抑えることができる 1-2.自分オリジナルの庭を楽しみながらつくれる 1-3.自分オリジナルの庭を楽しみながらつくれる 2.DIY初心者でもできるおしゃれな庭づくりのアイデア4選 2-1.ガーデニング・花壇づくり 2-2.グランドカバーづくり 2-3.塀や壁の塗り替え 2-4.目隠し用の塀を設置 2-5.目隠し用の塀を設置 3.初心者が庭のDIYでやらない方がいいこと 3-1.コンクリートを用いたDIY 3-2.建物やカーポートの設置 3-3.コンクリートを用いたDIY 3-4.建物やカーポートの設置 3-5.コンクリートを用いたDIY 自分に合ったグルーガンでDIYや手芸にチャレンジしよう   グルーガンとは? グルーガンは、冷めると固まる樹脂を使用して二つの素材を接着するために使用する器具です。初心者でも簡単に操作でき安価で入手できるため、DIYや手芸などで重宝します。まずはグルーガンの仕組みや接着可能な素材、入手方法などを紹介します。   グルーガンの仕組み グルーガンは銃のような形状をした本体に、樹脂製の棒を差し込んで使用します。銃(ガン)のような本体の形状、樹脂製の棒が接着剤(グルー)の役割を果たすことから「グルーガン」と呼ばれています。 トリガーを引くと差し込んだ棒の表面が熱で溶けて、液状になって銃の先から抽出されます。この樹脂を素材に塗布して接着したい素材と合わせれば、やがて樹脂が冷えて固まって接着される仕組みです。   グルーガンで接着できるもの・できないもの 木や布・皮革や紙・ダンボールといった素材は、グルーガンでの接着に適した素材です。そのため、手芸や工作、木製家具のDIYなどの際にはグルーガンがしばしば役立ちます。 一方で金属やプラスチック、陶器やガラスといった素材には不向きです。樹脂と素材が癒着しづらくうまく貼り付かない、熱で素材自体が溶けてしまうといった弊害が懸念されます。適した素材を理解したうえで、グルーガンを有効活用しましょう。   グルーガンは100均一やホームセンターで買える グルーガンは手芸やDIYなどに使用する工具としては比較的安価で入手できる製品で、ダイソーなどの100均、ホームセンターなどで購入できます。100均であれば100円〜数百円程度で入手できますし、ホームセンターでも数千円以内では買えます。 少し値が張る製品の方が性能が良いケースが多く、快適に使用可能です。手芸やDIYに本格的に取り組むなら、性能にこだわって購入製品を選びましょう。   グルーガンの選び方 グルーガンを選ぶときは、次の点に留意して商品を探しましょう。 溶かす温度などの仕様で選ぶスティックの直径で選ぶ電源で選ぶ予熱時間にも着目液だれしにくい製品がおすすめ それぞれの選び方のポイントについて、詳しく紹介します。   溶かす温度などの仕様で選ぶ グルーガンは製品によって樹脂の溶ける温度に差があります。自分の作業シーンにあった製品を選びましょう。低温で溶かすタイプほど予熱時間が短い傾向にあり、また低温な分火傷など怪我・事故のリスクも低いといえます。迅速に固まるため、素早く作業したいときにも扱いやすいでしょう。 一方で、高温タイプは一般に接着力が強力になります。先ほど「接着が難しい」と紹介したプラスチックや金属も、一部の高温タイプなら接着可能な場合があります。また、高温な分固まるまで時間がかかるため、液体を出し過ぎた場合などに微調整の余地があるのも特徴です。   スティックの直径で選ぶ スティックの直径はおおまかに11mmと7mmがあります。11mmは太め、7mmは細めのスティックというわけです。11mmの方がより広範に多くの樹脂が抽出されるため、強力な接着力を求めるときや接着範囲が広い時に適しています。 一方で7mmは細いぶん、細かい場所や狭い範囲に接着したいときに便利です。手芸や模型など、より繊細な作業に使用するときに適しています。作業シーンを踏まえて、適した直径のグルーガンを選んでください。   電源で選ぶ 電源に着目して選ぶのも重要です。グルーガンには電池や充電式で動くタイプと、コンセントにつないだ状態で使用するタイプがあります。屋外で使用するシーンがある場合は前者がおすすめですが、室内で手芸やDIYに本格的に取り組むなら、基本的にはコンセントにつなぐタイプが便利です。   予熱時間にも着目 予熱時間は短いもののほうが便利です。一般に低温タイプより高温タイプの方が予熱時間が長くなりがち。さらに、製品の性能によっても予熱時間に差が出る場合があります。準備時間が短くなるので、できるだけ予熱時間が短い製品を選ぶのが良いでしょう。   液だれしにくい製品がおすすめ 液だれしにくい製品の方が、適量の樹脂を塗布できるためおすすめです。液だれが多いと、想定しない範囲や量で樹脂が付着してしまい、自分が意図する形で接着できない場合があります。そのため、液だれしにくい高性能な製品が便利です。   グルーガンのおすすめ製品5選 性能面や価格面からおすすめのグルーガンは次の5点です。 AnestyグルーガンSK11ピタガン EXMELTER 805 | 805-1コードレスグルーペン Glueyグルーガン グルースティック2本付(Can do) それぞれの特徴を紹介するので、使用シーンや予算にあった製品を選んでください。   Anestyグルーガン 50Wの最大消費電力により予熱時間を1分45秒と短縮できるのが特徴です。一方で最大温度が180度と、今回紹介するグルーガンの中では高温なタイプといえます。 サイズ感が程よく力をかけずに使用できるため、女性や初心者でも使いやすいグルーガンです。コードに繋いで使用するタイプなので、長時間の作業にも適しています。電源スイッチがついているため、コードに繋いだだけで急に熱くなることがなく、安全に使用可能です。   SK11ピタガン EX 液だれがしにくい構造になっているため、作業場や周囲を汚したり、とけた樹脂で火傷したりするリスクが低いといえます。最大温度は160度です。 予熱時間は2分11秒で、比較的短い部類に入るグルーガンとなっています。持ち手部分が細いため、女性でも手にフィットして使いやすいといえます。電源スイッチがついているため、一時的に離席するときなども安心です。   MELTER 805 | 805-1 最大温度が170度の、高温タイプのグルーガンです。予熱時間が2分46秒とやや長めではありますが、液だれがしにくいうえ万が一の液だれに便利なクリーニングシートが付属しています。 高温タイプなため、繊細な作業でも修正が効きやすいグルーガンです。コードの長さが1.4mと充分にあるため、本格的な手芸やDIYに使用するときにも不便さを感じにくいといえます。トリガーの操作性が良いとの評価も散見されます。   コードレスグルーペン Gluey こちらは電池式でペン型をしているのが大きな特徴です。コンパクトで電池式、さらに予熱時間も短いため、外出先のイベントなどで緊急修繕用に用意しておくのにおすすめです。 予熱完了ランプ、通電ランプがついているので、使用可能な状態かを一目で判断できます。一方で、ペン型であるが故にスイッチをスライドして樹脂を出す構造です。慣れないと適量を出すのが難しいため、特にグルーガン・グルーペンの使用に慣れた人におすすめの製品といえます。   グルーガン グルースティック2本付(Can do) 全国展開している100均のCan do(キャンドゥ)が販売するグルーガンです。税込330円とリーズナブルながら、コード式の本格的な構造をしているのが特徴です。また82gと軽量なため、長時間の作業においても手が疲れずに済みます。 予熱時間が1分52秒と短いのが特徴で、待機時間を減らせます。一方で、液だれしやすいとの評価も散見されるため、作業場所の養生や垂れた液に触れることによる火傷には注意しましょう。   自分に合ったグルーガンでDIYや手芸にチャレンジしよう グルーガンを使用すれば、手芸やDIYにて安価で手軽に素材同士の接着が可能です。ネジなどでの接合が難しく、さらに通常の接着剤より強度を高めたい場合などにはグルーガンの使用を検討しましょう。 100均やホームセンターで比較的安価で売っているため、手芸やDIYが趣味の方は1台所有しておくのもおすすめです。今回の記事を参考に、自分に合ったグルーガンを選んでみてください。Uncle-bでは、DIY塗料や工具を扱っています。DIY用の工具や塗料をお探しの方は、ぜひ一度Webサイトを訪ねてみてください。 uncle-bの工具や塗料を見てみる

2024.04.24

DIYで使える木工用接着剤の種類と使い方

木工用接着剤は手軽に木材を接着できることから、DIYでもよく用いられています。 ただ、木工用接着剤を使用する際には工程の順番や硬化時間など、いくつか注意すべきポイントがあります。 今回は、 木工用接着剤についての基礎知識 DIYでよく使われる木工用接着剤の種類 基本的な使用方法 作業時に注意すべき点 について詳しく解説します。 おすすめの木工用接着剤についてもご紹介しておりますので、合わせてご確認ください。   DIYで使える木工用接着剤とは? 木工用接着剤は、木材などの接着に使用されています。 「木工用接着剤」として一般的に広く知られているのは、酢酸ビニル樹脂と水を混ぜ合わせた水性の接着剤です。 正式名称は「酢酸ビニル樹脂系エマルション接着剤」で、DIYはもちろんのこと手芸や模型製作など趣味の活動まで広く使われています。 図工の時間などでもよく使用されているので、DIYには馴染みがなくても木工用接着剤には親しみがあるという方も多いのではないでしょうか。 ホームセンターやコンビニなどでも売っており、手に入りやすく溶剤が不要なので木工の技術や知識がなくても使いやすいためDIY初心者でも使いやすい接着剤です。 木材に使用する接着剤は、一般的な木工用の接着剤のほかに速乾タイプや耐水性に優れたものがあります。また、酢酸ビニル樹脂系エマルション接着剤以外では短時間で接着できる木工専用の瞬間接着剤タイプなど色々な種類があります。   接着できる素材 酢酸ビニル樹脂木工用接着剤の場合、接着できるのは 木材 紙 布 などです。 プラスチックや金属等の接着には使えませんが、塩ビや金属などの接着に使用できる多用途タイプも販売されています。 ただ、被着体の条件などは製品によって異なるのでパッケージ等に記載されている注意事項をよくご確認ください。   DIYでよく利用される木工用接着剤の種類 木材用の接着剤は、家庭用からプロの技術が必要なものまで様々な種類があります。 ここではDIYでよく使われる木工用接着剤をご紹介していきます。   スタンダードな水性タイプ 木工用接着剤として一般的に広く普及しているのがこの酢酸ビニル樹脂エマルション接着剤です。 木工用接着剤の中では最もスタンダードなタイプで、使いやすく安価なのがメリット。 uncle-b ONLINE STORE / 【コニシ】ボンド 木工用   速乾タイプ 酢酸ビニル樹脂の割合を増やすことで乾燥時間を短縮したのが速乾タイプです。 スピーディに接着したい時におすすめです。 uncle-b ONLINE STORE / 【セメダイン】木工用 速乾   防水・耐水タイプ 脂肪族樹脂と水分を原料とし、耐水性にすぐれた接着剤です。 木材・紙・布はもちろん、竹・革・陶磁器・石膏・コルク・発泡スチロール等様々な素材に使用できます。 uncle-b ONLINE STORE / 【タイトボンド】アルティメット 木工用接着剤   瞬間接着タイプ 数秒〜数分ほどの短時間で硬化する瞬間接着タイプです。 木材に使用する場合は、染みこみにくい木工用の製品をご使用ください。 固定するのが難しい部分の仮止めなどにも使われます。   木工用接着剤の使い方 木工用接着剤の使い方を4つのステップに分けて詳しく解説いたします。   木材の表面をきれいにする まずは、接着剤を塗る木材の表面の汚れを取ってきれいにしましょう。 表面に油や水分がついていると接着力が低下したり、取れやすくなってしまうので乾いた布で表面を拭きます。 カットしたり、やすりをかけたばかりで木屑がついている場合はブラシで払ってから布で拭いてください。 細かい汚れや乾拭きでは取れない汚れを取りたい時は、硬く水気を絞った布か目の細かいクロスなどをお使いください。   接着したい面に接着剤を塗る 接着したい面をきれいにしたら、接着剤を塗っていきます。 接着剤を塗るのはどちらか片方だけで大丈夫です。 全体にまんべんなく行き渡る量を接着面の中央に出し、へらなどを使って均等に伸ばします。 接着剤の種類によって粘度が異なるので、使用する接着剤と接着面の面積に合わせて量を調節しましょう。 適切な量の目安は、木材同士をグッと押し付けた時にほんの少しはみ出るくらい。 少なすぎたり、塗りムラがあると強度が低下するので接着剤の量はとても重要です。   木材を接着してクランプ等で圧力をかける 木工用接着剤を塗ったらクランプなどで密着させ、そのまま固定しましょう。 クランプで圧着させることのメリットは、 接着剤が乾燥するまで木材がずれない 圧着することでわずかな隙間が生まれずに密着する などがあります。 クランプを締めると接着面から接着剤が少しはみ出てくるので、乾燥する前に塗れふきんなどできれいにふき取ってください。 はみ出た部分が乾いてしまうと盛り上がるので目立ってしまいます。取り除くのもやすりなどを使わなければならないので注意しましょう。   指定の時間放置して乾かす しっかりとクランプで固定したら、木工用接着剤のパッケージや説明書に記載されている時間通りに放置して乾かしましょう。 製品によっても異なりますが、DIYによく使われるタイプの木工用接着剤の乾燥時間は下表が目安です。 硬化は接着剤がある程度硬くなるまでの時間のことで、接着した木材を実際に使用するなら完全に乾燥するまで待ちましょう。 気温が低い季節、湿度が高い季節は接着剤の水分が蒸発しにくく、上記の目安よりも乾燥するまでに時間がかかることがあります。 早く乾燥させるためにドライヤーを当てる人もいますが、高温になりすぎないようにある程度距離を開けて動かしながら温風を当ててください。   DIYで木工用接着剤を使用する際の注意点 DIYで木工用接着剤を使う時に注意したいポイントとして、 やすりがけと塗装の準備 塗布する接着剤の量 の2点があります。 なぜこの2つに注意しなければならないのか、それぞれについて詳しく解説いたします。   やすりと塗装は先に行う 木材の表面にやすり掛けや塗装をする場合は、接着剤の前に行いましょう。 一般的な木工用接着剤は乾燥しても弾力が残るので、やすり掛けで取り除きにくく、ごみや木屑が付着して汚くなってしまいます。 塗装については、弾力が残る接着剤・カチカチに硬化する接着剤どちらも表面に残っていると塗料を弾いてしまいます。 やすりで残った接着剤を取り除いてから塗ると普通に塗布できますが、手間もかかるのでやすりがけと塗装はあらかじめ済ませておくと作業がスムーズです。   十分な量を塗布する 木工用接着剤の使用時の失敗としてよくあるのが、接着剤の量が少なすぎる、または多すぎるというもの。 接着面に均一に薄く行き渡るくらいが目安で、それより少ないとしっかり接着できず取れやすくなってしまいます。 また、量が多くて接着剤の層が厚すぎても乾燥時間が長くなり接着力も弱くなるため、量は確認しながら塗布してください。   まとめ 木工用接着剤は広く普及している水性の酢酸ビニル樹脂エマルションタイプから、速乾タイプまで用途に応じて使い分けられます。 使用する際は適切な量を塗布して、クランプなどで乾燥するまで圧着するのが強度を保つコツです。 今回ご説明した使用方法と注意点が、DIYの作業時に役立てば幸いです。 uncle-bではご紹介した製品以外にも、木工用接着剤を取り扱っております。 サイズ展開も豊富なので、用途に合った製品をお選びいただけます。 uncle-b ONLINE STORE-接着剤一覧

2023.04.21

初心者でもDIYはできる?メリット・作業手順・必要な道具を紹介

DIYに興味があっても初心者なので始め方がよく分からない、とお悩みではありませんか? DIYは基本的には自由なのですが、作業を効率的に進めたり綺麗に仕上げるためには要点を抑える必要があります。 今回は、以下の4つのポイントについて詳しく解説していきます。 DIYのメリット DIYの基本的な作業手順 DIYを始めるのに必要な道具 DIYを始めたい人におすすめのキット DIY=日曜大工ではない?基礎知識をおさらい DIYというと、「家具などを自分で作る」というイメージが強いですよね。 そのため、日曜大工とDIYが混同されるケースもよくあります。 しかし実際はこの2つは異なる考えです。 DIYは「Do It Yourself」の頭文字を取ったもので、下記のように理念を表す言葉です。   DIYとは、お金を払って他者(業者)にやらせるのではなく、自身で(つまり自分の身体を使って)家や道具を作ったり、何かを改造したり、修理したりする活動のことである。「自分でできることは自分でやろう」という理念のもとに行う諸活動である。 DIYという言葉・概念は、「(他人任せにせず)自身でやる」という考え方を、広く生活の基本態度にしようとする精神を指していることもある。これらは「DIY ethic(DIY倫理)」「DIY精神」とも言う。 引用:DIY – Wikipedia そのため、家具作りや補修だけでなく、本格的な掃除・塗装・壁や床の張り替え・その他生活や暮らし、または仕事に関する作業を専門家に依頼せずに自分で行う行為全般をDIYと呼びます。 DIYの歴史は古くまでさかのぼる DIYの歴史は古く、日本では生活に必要な物を自作することはむしろ普通のことでした。 特に、 農業 漁業 林業 狩猟 などに従事していた人々は、生活や仕事に必要な道具を自作して長く使用してきました。 手作りした道具は「民具」と呼ばれ、現在でも博物館などでみることができます。 その幅は広く、 家具 調理器具や食器 衣服 履物 出産/育児に使う物 生業に関するもの(農具/狩猟用具など) 冠婚葬祭や宗教に関するもの おもちゃや趣味の道具 などを自分たちで拵えることは一般的なことでした。 もちろん世界各国で、その土地の文化や生活習慣に合った道具などが自作されてきました。 今のDIYの理論が生まれたのは、1945年のイギリスの国民運動がきっかけです。 ナチスの空爆により、街が荒廃したロンドンを再建するための運動のスローガンが「Do it Yourself」でした。 この考えは、元々イギリスを始めとしたヨーロッパにあったものですが、DIYは住宅や家具の補修の域を越えた理念として欧米や世界中に広がって行きました。 日本にDIYの考えが入ってきたのは1970年ほど。DIY専門店が島根県にでき、1972年には埼玉県で日本初のホームセンターが誕生しました。 現在では趣味や実用性の面が大きいですが、時に大量生産・大量消費へのアンチテーゼ的な意味を持つ場合もあります。 初心者必見!DIYを始める3つのメリット DIY初心者の方は、「興味があるけど面倒くさそう」「始めるまでのハードルが高い」と感じているかもしれません。 DIYには以下でご紹介する3つのメリットがあります。 コストを抑えられる 家具・アクセサリー・日用品など、しっかりしたものを揃えたいですがそうした製品はお値段も立派ですよね。 とはいえ安いだけの物は壊れやすかったり、使いにくかったりと実用性に難がある場合も少なくありません。 製品価格には原価+諸経費+利益などが加算されているので、きちんとした製品は高く、安い製品は材料や手間など多くのコストが省かれています。 もちろん、技術の進歩や効率化によってコストダウンできている部分も大きく、必ずしも「安かろう悪かろう」とは言えません。 しかし、安さだけで製品を買って「失敗した・・・。」と思った経験は、誰しも1度や2度ならずあるのではないでしょうか? DIYは都度かかるコストは材料費のみなので、無駄なコストを押さえて欲しいものが作れます。 大がかりな工事だけでなく水道やトイレのつまりなどちょっとした作業も、業者に依頼すると結構お金がかかります。 それほど専門的な知識が必要ではない作業なら、DIYで行った方がお得ですし時短になるケースも多いです。 市販品にはない物が作れる DIYなら、素材・サイズ・デザイン・カラーリングを自分で決められます。 そのため、市販品で気に入るものがなかったという人でも、自分のこだわりを細部まで詰め込んだアイテムが作れます。 イメージが明確にあるのに、それに沿った製品がないと感じる方はDIYがおすすめです。 「ちょっと色だけ変えたい」という時にペンキで色を塗るのも、引き出しの取っ手だけ変えるのも立派なDIYです。 現在は動画サイトでチュートリアル動画もたくさん見られますし、DIYグッズもオンラインで買いやすいので、以前よりも格段に始めやすくなっています。 サイズや高さなどが自由に決められる 家の作りや内装はそれぞれ異なるので、適した家具のサイズや高さなども違います。 例えば「棚が欲しい」という時でも、 どこに置くか どんな用途で使うか 間取りや家の作りはどうか によってぴったりな製品の特徴は変わりますよね。 DIYなら「このスキマを有効活用しよう」「高い場所がデッドスペースになっているからシェルフを取り付けよう」といったように、部屋事情に合わせて細やかなニーズにも対応できます。 DIYのやり方を押さえよう!作業6STEP DIYの作業内容は作るものかによって異なりますが、基本的な手順はそれほど代わりがありません。 こちらでは、DIYの手順を詳しく解説していきます。 作る物とサイズを決める まずは、作るものとサイズを決めましょう。 隙間に置いたり、他の家具と組み合わせる場合はミリ単位で計測してください。 縦・横幅・奥行の3方向のサイズを決めて、ラフなイメージ図を描いておきます。 空間に余裕がある場合はある程度大まかにサイズを決めても良いでしょう。 ただ大きすぎるものは空間を圧迫しますし、引越しなどで運び出すのが難しいので、ニーズにあった適切なサイズに決めてください。 大体の構造も考えておくと、次の設計図作りがしやすくなるでしょう。 設計図を描く 次に設計図を作成していきます。 プロの場合は縮尺を設定して設計図を描きますが、DIYならサイズが分かっていれば大丈夫です。 作る物にもよりますが手書きの場合、 正面 横 上 の3方向からの設計書を作成しましょう。 必要なパーツや部品ごとのサイズが決めやすくなります。 手書きが面倒な場合は、図面作成用のソフトを使ってパソコンで設計図を作りましょう。 最近では設計図用のフリーソフトも多くあり、だれでも簡単に図面が作れます。 CGや立体で表示されるので、方向ごとに図面を描く必要はありません。 ※まれにフリーソフトに扮したスパムもあるので、気になるソフトがあったらまずそのソフトの名前で検索してみましょう。 材料を調達する 作成した設計図を元に、ホームセンターや木材店などで必要な材料を調達します。 DIYで何かを作る場合木材を使用することが多いですが、DIY初心者の方は種類と特徴を押さえておきましょう。 種類 特徴 無垢材 木を切り出したそのままの状態の木材 ナチュラルな風合いが魅力だが、乾燥や木の種類ごとの特性を考慮して加工する必要がある 集成材 木材の破片や小さい木材を接着剤で固めた人工木材 無垢材よりも扱いやすく、安定した強度なので初心者でも使いやすい 合板 薄いベニヤ板を奇数枚貼り合わせた木材 厚みの調整がしやすくサイズも豊富。安価で強度が高いのが特徴 工作材 工作向けの木材で、様々なサイズや形状が選べる 補助材として使われることが多く、カットしやすく小物のDIYにも最適 集成材は小物や雑貨、化粧板としてよく使われます。 ただ、構造状、重さには弱いので注意が必要です。 本棚やベンチなど、耐荷重が必要なものを作る場合は無垢材か合板がおすすめです。 カット・塗装をする 材料を買ったら、設計図に合わせてカットしていきます。 ホームセンターでは材料カットサービスがあるところも多いので、自分でカットするのが面倒な場合は依頼しましょう。 一般的に販売されている無垢材は、 KD材(人工乾燥材) AD材(天然乾燥材) グリーン材(未乾燥材) の3種類に分けられます。 KD材とAD材はそのまま使用しても問題ありませんが、グリーン材を購入した場合は十分に乾燥させてください。 uncle-b ONLINE STOREでは、木材(合板)を販売しております。 以下のページから、ご覧ください。 DIY材 塗装は作るものによって組立前にするか、組立後にするか分かれます。 シンプルな棚のように簡単な構造であれば組み立てたあとに塗装してもよいですし、大きめのテーブル・複雑な構造の家具やエクステリアなどは塗り残しやムラが出ないように塗装してから組み立てることが多いです。 塗装は1度塗りで終わらせようとすると乾きにくい上にムラになりやすいので、必ず重ね塗りをしましょう。 艶仕上げにしたい場合はニスやトップコートを使用します。 uncle-b ONLINE STOREでは自然塗料を販売しております。 以下のページから、ご覧ください。 自然塗料 組立作業をする 塗装が乾いたら組み立て作業に移りましょう。 この時、ドライバー等でいきなりネジを止めるのはNG!歪みの原因になります。 しっかりとメジャーや水平器で計測して、鉛筆などで目印を付けてから組み立てていくときれいに仕上がります。 本棚など物を乗せる部分に強度が必要な場合は、金物や細い角材を補強として使用するのがおすすめです。 画像引用元:【図解】どれにする?棚板を固定する方法 「【ビスを使わない!!】収納棚を“DIY“しよう~応用編~」では、ビス不要のDIYについてもご紹介しております。 仕上げ 組立作業が終わったら、全体を見て歪みなどがないか確認します。 大きな歪みなどがあったらビスを外して打ち直した方がいいですし、少し気になる程度ならゴムや厚めのシートなどをかませて高さ調整しても大丈夫です。 ビス打ちをした後は木の粉が出るので、きれいに空拭きしましょう。 直す部分や気になるところが無ければ作業は完了です。 DIYに必要な道具 DIYには、工具や接着剤などが必要です。 これからDIYをする場合、初心者はどんな道具を揃えておいた方がいいのかについて見ていきましょう。 インパクトドライバー 画像引用元:電動ドライバーの種類は2つ。インパクトドライバーとドリルドライバーの違いはなに? DIYをする上で、インパクトドライバーは必須アイテムです。 インパクトドライバーは、回転+打撃の2つのパワーで効率よくビス止め・ネジ締めができます。 先端のツールを付け替えればボルトなども締められます。 小さな加工や繊細な作業が必要な場合は、回転機能のみのドリルドライバーもおすすめです。 ネジ締めは手作業でもできなくはないのですが、時間と労力がかかりすぎるので時短の為にも電動のものをご用意ください。 DIYの家庭用のものなら、リーズナブルな価格で購入できますよ。 uncle-bの工具ページはこちら 電動丸鋸 電動丸鋸は、細い刃で木材をカット・加工するための道具です。 普通ののこぎりでもよいのですが、 細かい作業に向いていないこと 作業時間が長くなること 曲線が切れない などの理由でDIYには電動丸のこが使いやすいでしょう。 大きなサイズのものを作りたい!という方にはカット機能に特化したレシプロソー、セーバーソーなどの電動のこぎりもおすすめです。 uncle-b ONLINE STOREでは、ハンディタイプの丸のこも販売しております。 コードレス、AC接続など複数のタイプを取り扱っておりますので、用途に合ったものをお選びいただけます。 電動丸のこ ボンド 木工用ボンドは木材の接着やビス打ち前の仮止めに使います。 ネジを使わずボンドのみで接着する場合は、 接着面の汚れを落とす 力を入れて押し当てた時少しだけはみ出る程度の量を塗る ボンドが乾くまでクランプで固定する という3つのポイントを意識するとしっかりとくっつきます。 外に設置する物にボンドを使う場合は、屋外用の耐水性の高い製品を選びましょう。 uncle-bの接着剤ページはこちら 定規 定規は材料のカットや計測、目印を付ける時に使用します。 普通の30cm定規 メジャー 曲尺(L字の定規) などがあると、モノづくりをする時に便利です。 最近はデジタルで測定できるものもあるので、使い勝手や用途に合わせてお選びください。 水平器 水平器は、歪みが出ないように水平をとるための道具です。 傾いた仕上がりにならないよう、家具作りや基礎作業などあらゆる場面で使用します。 目立たない工具ですが、完成物の仕上がりを左右する非常に大切なグッズです。 手に入れやすいのは、液体が入っていて気泡の位置や傾きで水平をとるタイプの水平器です。 より精密に計測したい場合は、デジタル式かレーザー式がおすすめです。 初心者にありがちなDIYの注意点 DIY初心者にありがちな失敗や注意点をあらかじめ知っておくことで、モチベーションの低下が避けられます。 以前DIYに挑戦したけど続かなかった・・・という方もチェックしてみてください。 いきなり大物を作ろうとする よくありがちな失敗が、いきなり大きな家具や複雑な構造のものを作ろうとすることです。 最初から大物を作れる人はプロでも珍しいくらいなので、欲張らず最初はシンプルなものから始めましょう。 例えば市販の木製品を塗装する、少し加工する、パーツを付けるなど。 木材の扱い方や工具の扱い方を習得するつもりではじめると、段々とできることが増えるので達成感を覚えやすくモチベーションも持続しやすいのでおすすめです。 下処理が不十分 たとえば下穴開けや塗装前のやすり、なにかを設置する前段階の基礎部分がおざなりだと、そのまま完成時のクオリティも下がってしまいます。 もちろんひとつひとつの工程が大事なのですが、基礎となる下処理は特に気を付けて丁寧に行いましょう。 塗装前の表面がボコボコ・ざらざらしていないか ヤニ止め(シーラー)をしているか きちんと水平がとれているか 工具や道具の状態は良いか などをチェックしてから、塗装や組立などの作業に移りましょう。 歪みが出る 棚板や天板、完成物に歪みが出る場合、 水平がとれていない 目印を付けていない などが原因として考えられます。 水平器は偏りが出ないように、両側を測定します。 対象物に対して水平器のサイズが小さい時は、真っすぐの角材の上に乗せて水平を取る方法もおすすめです。(歪みのない木材を使用してください) 画像引用元:水平器(水準器)の使い方・種類・気泡の読み方を詳しく解説! - DIYレシピ情報サイト | tsukuroもっと by motto studio 目印は一々つけるのが面倒と感じるかもしれませんが、見た目や使用感に影響するので定規などを使って都度きちんとマークしましょう。 キャンプグッズをDIYする人も増加中 キャンプブームの広がりによって、キャンプ用品やグッズをDIYする人も増えてきています。 特に、オーガニックなキャンプがお好きな方からは、市販の製品よりも自分で作ったキャンプギアの方が他人と被らず愛着が湧くという意見も多く見られます。 DIYするのに人気のキャンプグッズは、 テーブル ランタンスタンド 鍋敷き 調理グッズの収納 などです。 uncle-b ONLINE STOREではキャンプに役立つグッズや、キャンプ用品のDIY・補修に使うグッズも取り揃えております。 uncle-bオリジナルグッズも販売しておりますので、こだわりのアウトドア空間を作りたい方はぜひオンラインストアもご覧ください。 まとめ DIYは作業内容やレベルの定義があるわけではなく、自分自身で補修・作成・設置しようとする理念そのものを指します。 DIY初心者やこれから始める人も、「難しそうだから・・・」と考えすぎずに、まずは簡単なものから始めてみましょう。 思いもしなかった自分の才能やセンスに出会えるかもしれません。 uncle-bでは、DIYに必要な電動工具や木材などを取り揃えております。 DIY初心者から上級者の方まで、グッズをお探しならオンラインストアをぜひチェックしてみてください。 uncle-b ONLINE STORE

2022.07.15