全ての記事一覧
1-30件(全 83 件)
キャンプ初心者必見!必要なアイテム&準備のチェックリスト
キャンプ人気は衰えることなく、キャンプ人口はどんどん増加しています。 キャンプには色々なスタイルがあり、自分流のこだわりを詰め込む人も多いので、初心者の方は何から始めればいいか分からないという人も多いはず。 そこで今回は、キャンプ初心者の人がキャンプを楽しむために揃えた方が良いアイテムや、必要な事前準備について詳しくご説明していきます。 目次 1.キャンプをする1日の流れ 1-1.チェックイン 1-2.準備 1-2-1.テント、テーブルセット、コンロなどの位置を決める 1-2-2.テントを設営する 1-2-3.バーベキューコンロ・テーブルセットを置く 1-2-4.火起こしをする 1-3.食事 1-4.自由時間 1-5.就寝 1-6.片付け・チェックアウト 2.キャンプ初心者が揃えた方がよいアイテム 2-1.テント一式 2-2.シュラフ(寝袋) 2-3.ランタン 2-4.焚火台・バーベキューグリル 2-5.テーブル&チェア 2-6.食器&カトラリー 2-7.食材・調理器具 2-8.炭・着火剤 2-9.防水・補修グッズ 3.初心者必見!キャンプの事前準備 3-1.キャンプの形態を決める 3-1-1.キャンプ場 3-1-2.オートキャンプ 3-1-3.ツーリングキャンプ 3-1-4.グランピング 3-1-5.野営 3-2.キャンプ場のルールをよく確認する 3-3.食事のメニューを決める 3-4.周辺の環境について調べる まとめ キャンプをする1日の流れ まずはキャンプをする時の一日の流れについて見ていきましょう。 チェックイン まずはキャンプ場の受付でチェックインをしましょう。 チェックインの時刻はお昼13時前後が多いですが、キャンプ場によっては9~10時からチェックインできるところもありますし、使用するプランによっても異なります。 うっかり違う日付で予約してしまうというミスも少なくないので、予約をする時に日時の間違いがないかよく確認してください。 バーベキューコンロやテントなどレンタルする場合は予約時にレンタルしたいアイテムと数量を伝えておきましょう。 夏休み・ゴールデンウイークなどの長期休みは混雑するので、時間に余裕を持って移動することをおすすめします。 この時、 ゴミの捨て方 禁止事項 消灯時間 チェックアウトの時間 などのルール説明がされます。 初めてキャンプ場を利用する方は、知らず知らずの内にルール違反をしてしまう可能性もあるので全員で説明を聞くとよいでしょう。 レンタルを利用する場合は、受付時に予約内容を確認した際に渡されます。使い方が分からなくても、スタッフの方に聞けば使用方法を教えてくれるので気軽に相談してみてください。 料金は先払いの所が多く、チェックインと同時に支払います。(延長したらその分の料金をチェックアウト時に払います。) 準備 受付が終わったらテント設営やべーべキューの準備などを行いましょう。 暗くなると作業がしにくいので、ついてすぐテーブルセッティングまで済ませます。 設営の流れの一例をご紹介します。 1.テント、テーブルセット、コンロなどの位置を決める 導線や風向きなどを考慮してテントやテーブルなどのレイアウトを決めましょう。 2.テントを設営する まずは一番手間のかかるテントを張りましょう。 テントの構造にもよりますが基本的には、 グランドシートを敷く インナーテントを建てる ペグを挿してテントを固定する フライシートを張る という手順で設営します。 初心者の方には、ワンタッチで組立られるワンタッチタイプのテントもおすすめです。 3.バーベキューコンロ・テーブルセットを置く 調理をするコンロと、食事をするためのテーブルとイスをセットしておきましょう。 テーブルにタープを付ける場合は、先にタープを張りましょう。 4.火起こしをする 設営が終わったら、バーベキューコンロや焚火台で炭火を起こしましょう。 炭は火が回るまで時間がかかるので、早めに用意しておくと調理作業がスムーズに進みます。 炭にも色々な種類がありますが、キャンプ初心者の方には火持ちがいいタイプの成形炭やヤシガラ炭がおすすめです。 一般的な木炭も人気がありますが、火付けが難しく、爆跳といって内部の湿気などが原因で炭が弾けてしまうリスクもあるので、まずは扱いやすい炭から始めましょう。 キャンプ初心者の方へのおすすめの炭や着火剤については、後程詳しくご紹介いたします。 テント設営や炭火の準備が終わったら食事の時間まで自由に過ごしましょう。 食事 バーベキューコンロを使って調理をするのも、キャンプの醍醐味です。 キャンプブームの影響もあって野外でも凝ったお料理をする人も増えていますが、最初は簡単なものからで大丈夫。 お肉や海鮮を炭火で焼いて食べるだけでもおいしいですし、鉄板やフライパンなどを使って焼きそばやチャーハンなどを作るのも人気です。 材料を持っていく時は、家で材料をカットし下味をつけてタッパーや保存袋に持っていくと包丁やまな板などを持って行かなくてもよいので手軽ですよ。 デイキャンプの場合は大体6時間前後のプランが多いので、食事後少しゆっくりしたら片付けをしてチェックアウトしましょう。 自由時間 食事が終わったら食器などを片づけて、各自自由時間を楽しみましょう。 キャンプ場の入浴施設を利用する場合は、消灯時間までに戻れるよう時間に気を付けてください。 コインシャワーだと現金の小銭が必要になるので、事前に両替しておくのが理想的です。 消灯時間までは思い思いに過ごして、自然を満喫してください。ただ、キャンプ場は他の方も利用しているので、お酒を飲んだり音楽をかける時は音量に注意してくださいね。 お子様と一緒にキャンプをする際は、特に夜間勝手に出歩かないようによく言い聞かせておきましょう。自由に遊んでいる時間も、決して目を離したままにしないでください。 就寝 キャンプ場にもよりますが、大体22時ごろを消灯時間としている所が多いです。 消灯時間までには焚火や炭火を消して、ランタンやライトもテント内のみで使用しましょう。 宿泊して翌朝も焚火をする場合炭を水で鎮火させると乾かすまで使えないので、火消し壺を持っていってゆっくりと消火させましょう。 一度使った炭を消し炭といいますが、消し炭は火が付きやすいので着火用として使えます。 片付け・チェックアウト 翌朝、朝ごはんを食べたら片付けを始めましょう。 炭火と焚火の処理 テントなどの片付け ゴミ捨て などが作業内容ですが、使用後の炭とゴミをキャンプ場に捨てる際はルールに則って処理してください。 炭を地中に埋める人もいますが、以下の理由から自己判断で処理せず適切な方法で廃棄しましょう。 炭(炭素)は埋めても自然分解されない 炭が多すぎると土に悪い影響が出ることも 完全に消火できていない場合は火傷や火事などのトラブルに繋がる カビの生えた炭を土中に埋めると周囲の自然環境に影響しかねない 炭素化した物質は自然分解されないという特性があります。はるか昔の木炭や石炭が形を保っていることからも、それが分かるはず。 炭は肥料にも使用されることがありますが、量が多すぎると炭に含まれるカリウムなどの成分のバランスが強くなり、土質にも悪影響を及ぼすことが考えられます。 また、炭は消火するまで時間がかかるので、十分な消火時間を取らないと一見消えたように見えたとしても内部は高温状態を保っています。後から来た人が炭を埋めた部分に触れて火傷してしまったり、山火事の原因になったという事例もあります。 高温になった炭でなくても、カビの生えた炭を埋めるなどの行為も危険です。キャンプ場の森や自然に影響する恐れがあるためです。 広いキャンプ場だと炭捨て場まで行くのが面倒かもしれませんが、多くの人が安心してキャンプを楽しめるようにマナーを守りましょう。 片付けが終わったら再度管理棟や受付に行ってチェックアウトをします。 レンタルしたものがあれば、この時に返しましょう。 キャンプ初心者が揃えた方がよいアイテム キャンプ初心者の方、これからキャンプを楽しみたい方が揃えるべきアイテムと、それぞれの特徴や用途についてご紹介します。 テント一式 泊まりでキャンプをするなら必須とも言えるテント。 テント本体 グランドシート(地面に敷く用のシート) インナーシート/マット(テントの中に敷く用) この3点は揃えておきましょう。 テントは色々なタイプの製品が出ていますが、初心者の方にはベーシックなドーム型のテントがおすすめです。 価格はピンキリですが、2人用だと数千円~2万円前後くらいのものが多いです。 4~5人で使う場合はルームタイプやロッジタイプなど大型のテントを用意するか、テントを複数用意するのが一般的ですが、最初はレンタルして使い心地などを確かめてもよいでしょう。 グランドシートはテントが汚れるのを防ぐだけでなく、地面からの冷気をシャットダウンしたり、テント内部への浸水も防げます。 インナーシートやマットは寝心地を左右するので、厚めでクッション性が高いものを選びましょう。 秋冬の寒い時期は、インナーシートと厚手のシャギーラグを組み合わせる方もいます。 シュラフ(寝袋) シュラフ(寝袋)もテント泊には欠かせないアイテムです。 中綿は化繊(ポリエステル)とダウン(羽毛)の2種類が主流です。 ダウンは空気の遮断率が高くふかふかとしています。コンパクトに畳めるため持ち運びや収納もしやすい一方で、水に弱く洗濯にも注意が必要です。 化繊はダウンよりも2倍近くの重さがありますが、安価で水にも強く手入れがしやすいのがメリットの素材です。 初心者の方は、素材よりも快適使用温度を注目した方がよいかもしれません。 快適使用温度とはそのシュラフで快適に過ごせる気温の目安です。 シュラフには使用限界温度といってなんとか使える気温の目安も明記されていますが、春先や冬など夜間の気温が下がる季節に使用限界温度に合わせると大変危険です。 春・夏・秋に対応した3シーズン用シュラフは、快適使用温度5~10℃ほどの製品がおすすめです。 冬用シュラフの場合は5℃~-5℃くらいの快適使用温度の製品が良いですが、初心者の方がいきなり真冬にテント泊を始めるのは難易度が高いかもしれません。 ランタン ランタンは夜間に周囲を照らしたり、トイレや入浴施設に行くときの明かりとして使います。 ガソリン、ガス、灯油を使うランタンもありますが、一般的なキャンプ場などで使うならLEDランタンが使いやすいでしょう。 火を使わないのでお子さんでも安心してご利用いただけます。 GENTOS社のランタンEX-036D/EX-334Dをお使いの方におすすめしたいのが、uncle-bオリジナルの木製ランタンシェードです。 デザインは古典的な青海波を思わせる『NAMI(波)』と、『HANA(花)』の2種類。 いつものLEDランタンの明かりが、ぬくもりあるカントリーな雰囲気に様変わりします。 ▽対応機種 EX-334D EX-134D EX-1977IS ・NAMI(波) ・HANA(花) uncle-b ONLINE STORE / GENTOS社 EX-036D/EX-334D専用 オリジナル木製ランタンシェード 焚火台・バーベキューグリル バーベキューグリルや焚火台は、調理をしたり暖を取るための火を起こすために使います。 キャンプ場やコテージによっては、レンタルできたり、バーベキュー用のグリルやコンロが備え付けられているところも多いです。予約時に設備についてもよく確認しましょう。 グリルのタイプについては、こちらでも詳しくご説明しております。 合わせてご覧ください。 バーベキュー初心者必須の道具&炭火を扱うコツを詳しくご紹介 焚火台は薪などをくべて焚火を楽しむためのものですが、シンプルなものであれば2~3,000円で購入できますし、ロータイプのコンロとして調理ができる製品もあります。 テーブル&チェア テーブルとチェアはバーベキューグリルと同様に、貸出や備え付けのところも多いです。 レンタルをしてもいいですがテーブルは調理や片付け時の作業台としても使えるので、ひとつ持っていると便利です。 椅子は、テーブルとセットで使うもの、焚火台の傍におくようなロータイプなど色々とありますが、折りたたみやすく軽量なものがおすすめです。 自宅のベランダやお庭などで使っても手軽にキャンプ気分が味わえますよ。 食器&カトラリー キャンプ用の食器やカトラリーは、軽くて丈夫なものを選びましょう。 お皿 お椀 コップ スプーン フォーク これくらいあればよいでしょう。 給食のトレイのように区切ってあるタイプのお皿だと、何枚も食器を持っていかなくてもいいですし味も混じりません。 最近では100円ショップでもアウトドア用のカトラリーや食器が手に入るようになりましたので、最初は安いものから使って、徐々に自分の好みのものを集めるというのも楽しいでしょう。 食材・調理器具 先ほども軽く触れましたが食材や調理器具は、初心者の方は最低限でも全く問題ありません。 コンロ用の網 小さいお鍋 長いトング バーベキュー用の串(バーベキューをする場合) 菜箸(直火で使うならステンレスなど金属のもの) キッチン用はさみ などがあれば、バーベキューには十分です。 もうちょっと凝ったお料理をしたい方は、スキレットやホットサンドメーカー、無水鍋などがあるとメニューのバリエーションも豊かになります。 炭・着火剤 炭と着火剤は、バーベキュー等の野外調理や焚火などに使われます。 使用量の目安は大体1人あたり1時間1キロ程度だとされています。キャンプ場に宿泊する場合は多めに持っていきましょう。 キャンプで使用する炭は、火持ちがよく扱いやすいものがおすすめです。 ecoTANのCoconuts Charcoalは、ココナッツのヤシガラ(果肉などを取った後の殻)を使用し、着火剤や接着剤などの化学薬品不使用の環境に優しいエコな炭です。 くわしくはこちらの動画をどうぞ! https://www.youtube.com/watch?v=NL6BtBjk55E&t=7s ヤシガラ炭や成形炭は製品によって燃焼性や火持ちの良さにバラつきがありますが、ecoTANのCoconuts Charcoalは一般的な木材よりも長く高温状態が続きます。(※自社調べ) サイズ展開も豊富なので、使用時間や目的にあった内容量をお選びいただけます。 uncle-b ONLINE STORE / Coconuts Charcoal(天然由来100%/ヤシ殻成型炭) ecoTANのCoconuts Charcoalはガストーチなど火力の強いアイテムを使えば直接着火できますが、着火剤をご用意する場合は ecoTAN FAT STICKSTARTERをおすすめします。 こちらも松の木の端材という、本来廃棄する部分を材料として使っています。 松の木は油分が多く古くから松明(たいまつ)として、火をつけて明かりとして使われてきました。 そのためアルコールや石油由来の薬品等不使用でも火付きがよく、着火剤として使いやすいのです。 uncle-b ONLINE STORE / FAT STICK FIRE STARTER(天然由来100%/パイン材着火剤) 防水・補修グッズ キャンプでは急な天候の変化に備えて、防水グッズも常備しておきましょう。 大型のブルーシート 防水スプレー スマホやスピーカーの防水ケース 防水のLEDライトやLEDランタン 小物を収納できる防水マルチケース 雨具(傘や合羽、ポンチョなど) 持ち運びできる防水素材の大きめのバッグ 屋外で使うことが前提のキャンプ用品は、大半の製品で元々防水機能が備わっています。 しかし、防水規格のレベルは製品ごとに異なるので、こだわる方は防水性能が高いものを選ぶ方も多いです。 防水スプレーは防水機能単体のものでもよいですが、抗菌・防臭などを兼ねそなえた製品が使いやすくておすすめです。 bwdのフィールドスプレーは、 防水 防ダニ 防菌 抗カビ 防臭 この5つの機能がひとつになった高性能な逸品です。 テントや寝袋を使い終わった後にスプレーしてからしまえば、大事なキャンプグッズを水分だけでなくダニや虫害からも守ってくれます。 uncle-b ONLINE STORE / 【bwd】フィールドスプレー また、不測の自体に備えてテントやタープ用の補修グッズも車に積んでおくと便利です。 テント用など布製品の補修用テープはアイロンで接着させるタイプも多いですが、bwdのテント補修テープはアイロンなどを使わずに使用できます。 特殊なフィルムを使っており、耐候性・耐水性ともに優れているため劣化しにくいテープです。 変色しにくく時間が経つほどに粘着力が増すのではがれにくく、マットタイプなのでテープを貼った部分が悪目立ちしません。 uncle-b ONLINE STORE / 【bwd】テント補修テープ 初心者必見!キャンプの事前準備 キャンプの流れや、必要なアイテムを押えたところでどんな準備が必要なのかを知り、キャンプ当日に備えましょう。 キャンプの形態を決める 最初にどんなスタイルでキャンプをするのか決めましょう。 キャンプスタイルの種類は主に、 キャンプ場利用 オートキャンプ ツーリングキャンプ グランピング 野営 に分けられます。 キャンプ場 広いスペースやキャンプに必要な設備が確保されたキャンプ専用の施設です。 キャンプに必要な道具をレンタルできたり、ゴミ捨て場などの設備も整っているので初心者の方やご家族と一緒にキャンプする時にも便利で人気があります。 キャンプ場は利用者ごとに区画が決められたところ、自由に場所を決められるフリーサイトがあります。 また、キャンプ場によって車両の扱いは下記のように異なりますので、予約前にルールをよくご確認ください。 車両乗り入れ禁止 普通自動車のみ乗り入れ可 キャンピングカーやトレーラーなどの大型車両も乗り入れ可 車両乗り入れ可能なキャンプ場(オートサイト)でも、大型車両は禁止されているところも多いので公式サイトで確認するか、電話やメールなどで直接問い合わせてみましょう。 近年のキャンプブームで予約が取りにくいキャンプ場も多くなっているので、予定が決まったらなるべく早く予約を入れるのがおすすめです。 オートキャンプ オートキャンプは、車を使うキャンプのことです。 自分で場所を選んでキャンピングカーやトレーラーなど大型の車の中で寝泊りしたり、車にタープを張ってキャンプする方法などがあります。 キャンプ場を利用しないオートキャンプは、野営と同じくどの場所でも勝手にキャンプや車中泊をしていいということではありません。自然公園や河川敷、許可を得た私有地などキャンプ利用できるエリアでのみ利用してください。 キャンピングカーを使いたい場合は、使用したい場所がキャンピングカー乗り入れ可能か事前にご確認ください。 ツーリングキャンプ バイクでツーリングして、そのままキャンプをするスタイルをツーリングキャンプ、キャンプツーリングと呼びます。 キャンツーと略されることもあり、バイク乗りやキャンプ愛好家から支持されています。 バイクが移動手段なので荷物をコンパクトにしなければならず、中~上級者向けのキャンプスタイルと言えるかもしれません。 グランピング グランピングは設備が整ったキャンプの解放感とラグジュアリーさを兼ね備えたな宿泊施設です。 大型のテントやコテージの中は寝具や家具などが配置されており、調理スペースや入浴施設なども整っているのが大きな特徴です。 宿泊料金は高めですが、冷暖房完備だったり、食事も料金に含まれていたりするので「キャンプをしたことがない」「継続できるか分からないからいきなり道具を揃えるのはハードルが高い」と感じる方におすすめです。 野営 野営とは、キャンプ場のように整備されていない場所で行うキャンプのことです。 人が余りいない共有地や河川敷、許可を取った山林などの私有地などで行うため、喧噪から離れて静かに自然を存分に楽しめます。 ただ、道具は全て自前なのはもちろんのこと、なにかトラブルが起きた時の責任も取らなければならないので、よほど旅慣れてる人でないとリスキーかもしれません。 自然公園や私有地で無許可で野営キャンプはできません。国や自治体が所有者の土地を使用したい場合も、予め許可をとってから行いましょう。 キャンプ場のルールをよく確認する 行きたいキャンプ場が決まって予約を入れたら、キャンプ場の公式サイトでルールをよく確認しましょう。 特に重要なのが、 チェックイン、チェックアウトの時間 消灯時間 ゴミの捨て方 炭捨て場があるか 入浴施設があるか レンタル品はあるか という点です。 道具の調達が必要になりますので、予約時に忘れずにチェックしたいポイントです。 食事のメニューを決める 調達する食材や、必要な調理器具を明確にするために食事のメニューもあらかじめ決めておきましょう。 たとえばバーベキューだったら、お肉、魚介、野菜が必要ですし、網やバーベキュー串、バーベキュー用のトングなどが必要です。 お料理が苦手という方は、レトルト食品や缶詰、インスタントラーメンなど手軽に作れるものも活用しましょう。開放的な野外で食べると、それだけでいつもよりもずっとおいしく感じるはず。 周辺の環境について調べる キャンプ場の立地だけでなく、周辺の環境についても調べておきましょう。 コンビニやスーパーが周辺にあれば、買い出ししてからキャンプ場にいけますし、途中で飲み物などが足りなくなったら途中外出して買い物に出かけられます。 キャンプ場によってはかなり自然豊かで、近くにお店がないところもあるので最初に調べておくとよいでしょう。 まとめ キャンプ初心者の方や、未経験の方は準備するものがたくさんあることでキャンプに対するハードルが高く感じるかもしれません。 しかし、今回ご紹介したように、設備の整った初心者向けのキャンプ施設もありますし、レンタルできる道具もたくさんあります。 お料理も最初から頑張る必要はなく、美しい自然や開放的な空気の中でキャンプを楽しむのが一番!その上でこだわりの道具やアイテムをお探しの際は、環境に優しい製品が揃ったuncle-bをぜひご活用くださいませ。
2022.12.15
バーベキューに必要なもの&便利なアイテムをリストアップ
バーベキューをする時はどうしても荷物が多くなってしまい、現地についてから忘れ物に気づいたりもしますよね。 調理やアウトドア空間を楽しむためにも、事前に必要なものをリストアップして準備洩れのないようにしましょう。 今回はバーベキューをする時に必要なものを、基本アイテムとあると便利な応用アイテムに分けてご紹介します。 それぞれの用途についても解説いたしますので、バーベキュー前の準備にぜひお役立てください。 目次 1.バーベキューに必要なもの:基本アイテム 1-1.バーベキューグリル・鉄板・網 1-2.着火剤・炭・ガストーチ 1-3.軍手・トング・火吹き棒 1-4.調理道具(まな板・包丁・キッチン用ハサミ・ポリ袋)や食器 1-5.クーラーボックスとドリンク 1-6.片付け道具 2.バーベキューにあると便利なグッズ 2-1.レジャーシート 2-2.キッチンペーパー 2-3.虫よけ類・日焼け止めなど 2-4.筆記用具 2-5.小さいテーブル 2-6.お子様用の食器や着替え類 まとめ バーベキューに必要なもの:基本アイテム まずは、バーベキューに最低限必要な基本アイテムから見ていきましょう。 バーベキューグリル・鉄板・網 バーベキューグリル(コンロ)、鉄板や網はバーベキューの主役といってもいい程の必須アイテムです。 キャンプ場やリゾート地なら貸し出してくれますが会場によって内容が異なるので、 どのタイプのグリルがレンタルできるのか 網や鉄板などもセットで借りられるのか レンタル料金はいくらぐらいか を事前によく確認しておきましょう。 持参する場合は、足りないパーツがなくて組み立てられないということがないように、出発前に必要な部品が全て揃っているかチェックしてくださいね。 鉄板があると麺料理や粉もの、炒め物など、作れる料理の料理の幅も広がります。 こだわりがある人はスキレットや、ダッチオーブンなどの調理器具を持っていくようです。 着火剤・炭・ガストーチ バーベキューの醍醐味といえば炭火ですよね。 炭には色々な種類がありますが、おすすめなのがecoTANのCoconuts Charcoalです。 こちらはヤシガラを原料にした成形炭で、本来廃棄する部分を使用した環境に優しい炭です。 エコなだけではなく実用性も高い製品で、燃焼時間は一般的な木炭の約2倍(自社調べ)長持ちするため、バーベキューだけでなくアウトドア時の暖房や熱源としてもおすすめです。 成形炭は着火剤を使用しているものも多いですが、ecoTANのCoconuts Charcoalは化学物質は一切使用していません。 小さなお子様がいるご家庭でも安心してご使用いただけます。 https://www.youtube.com/watch?v=NL6BtBjk55E&t=7s uncle-b ONLINE STORE / Coconuts Charcoal(天然由来100%/ヤシ殻成型炭) 炭の種類や特徴については 『炭の種類で火力や燃焼時間は変わる!特徴・使用感を詳しく比較』の中で詳しく解説しております。 ぜひこちらも合わせてご覧ください。 エコ派の方には、着火剤も天然由来100%のものをおすすめします。 FAT STICK FIRE STARTERは、樹脂を多く含んで防水性も高い松の端材を使った着火剤です。 細く切ったり、表面を薄く削いでフェザースティックにすればより火付きがよくなるので、バーベキューや焚火などの焚きつけなどに最適です。 uncle-b ONLINE STORE / FAT STICK FIRE STARTER(天然由来100%/パイン材着火剤) 火付けには火力の強いガストーチ(バーナー)が便利です。ガストーチは食材を炙ったり、焦げ目をつけたりと調理にも使えるのでひとつあると使い勝手が良いですよ。 こちらの動画で炭への着火方法について詳しくご紹介しております。 https://www.youtube.com/watch?v=KcVRT3N-nmo 軍手・トング・火吹き棒 炭火は火力が安定するまで調整し続けなければいけません。 火力を上げるためにうちわやハンディファンを使うこともありますが、効率よく火起こしをするなら火吹き棒がおすすめです。 火吹き棒があると空気が分散されず、狙った部分に酸素を送れます。 軍手は火起こしから調理中、後片付けの時までずっと使います。 普通に売られている軍手でもよいですが、バーベキュー用の手袋や耐熱グローブだと火の粉が飛んできても安全です。 トングは炭用の長い炭ばさみと、調理用をそれぞれ用意しましょう。 調理道具(まな板・包丁・キッチン用ハサミ・ポリ袋)や食器 バーベキューの材料を切ったり、その場で料理を作る時は調理器具も必要です。 作業台が広いキャンプ場なら、自宅と同じように材料のカットや下ごしらえができます。 わざわざ包丁やまな板を持って行って洗うのは面倒な場合は、厚手の保存袋とキッチン用ハサミで代用しても◎ 食器やカトラリーも忘れずに持っていきましょう。 仕切りがあるタイプのプレートなら何枚も食器を持って行かなくてもいいですし、洗い物の数も抑えられます。 クーラーボックスとドリンク クーラーボックスはドリンクやお酒を冷たいままキープしたり、食材の鮮度をキープするために使います。 キャンプ場によっては近くにコンビニが無かったり、自販機の値段が高かったりするので、飲み物は余裕を持って用意しておきましょう。 食材ごとにクーラーボックスを分けると、無駄な開閉をしないので庫内の温度上昇が防げます。 保冷剤のみで生鮮食品を持ち運ぶのは不安という方には、充電式のものや車のシガーソケットに繋げて冷蔵するタイプのクーラーボックスもおすすめです。 片付け道具 バーベキューが終わった時の後片付けに使う道具も用意しておきましょう。 使う道具によって必要な片付けアイテムも変わってきますが、 ゴミ袋(大小サイズがあった方が便利) ウェットティッシュか掃除用シート 洗剤 たわし などは最低限あるとよいでしょう。 わざわざ洗剤のボトルを持っていくのが面倒、自然の中で洗剤を使うのは環境への負荷が気になる、という方には、Ayudaの「クリーニングタブレット」がおすすめです。 美しい自然に囲まれたグアム島で設立されたEco-Friendly Options Guam社開発の、環境に優しい成分で作られたタブレット型洗剤です。 ボトルやスプレー容器に本品ひとつと500mlのお水かぬるま湯をいれて、タブレットを完全に溶かしてから洗剤として使用します。 個包装なので必要な分だけ持っていけますし、飲み終わった後のペットボトルを使えばかさばらず荷物になりません。 用途ごとに種類がありますが、バーベキューやキャンプにはキッチンクリーナータイプと様々な用途に使えるマルチクリーナータイプがおすすめです。 uncle-b ONLINE STORE / 【Ayuda】クリーニングタブレット(キッチンクリーナー) uncle-b ONLINE STORE / 【Ayuda】クリーニングタブレット(マルチクリーナー) バーベキュー用品を洗う時に役立つのがたわしですが、mana.ORGANIC LIVINGのラウンドブラシのようにハンドルがついているタイプだと洗い物がしやすいので大変おすすめです。 このキッチンブラシはココナッツ繊維と竹で作られているので、繊維が流れてしまっても自然分解が可能で環境への負荷を軽減できます。 お鍋や調理器具はもちろん、グラスなど奥行があって洗いにくい食器の隅々まで洗うことができます。 uncle-b ONLINE STORE / 【mana.ORGANIC LIVING】ラウンドブラシ バーベキューにあると便利なグッズ ここからは、必須ではないもののバーベキューにあると便利なグッズについてご紹介します。 レジャーシート 大きめのレジャーシートがあれば、 荷物置き 休憩場所 目隠し 雨除け 日よけ など多くの用途で使えます。 畳めばそれほど場所を取らないので、用意しておくと意外と重宝しますよ。 キッチンペーパー 丈夫で破れにくく、水分も油分もよく吸うキッチンペーパーはバーベキューやキャンプでとても役立ちます。 調理する時や溢したものを拭く時などはもちろんのこと、手を拭くハンドタオル、食品などを置く食器替わり、拭き掃除の雑巾替わりなどとにかく色々と使えます。 アウトドア用のキッチンペーパーホルダーも売っていますし、ボックスタイプの物ならそのままテーブルに置いて使えるので大変便利です。 虫よけ類・日焼け止めなど 春・夏・秋はバーベキューのハイシーズンですが、日光や虫が気になる方も多いでしょう。 虫よけ・日焼け止めなども、手荷物の中に入れておけば気になった時に塗りなおせます。 ご家族でキャンプする場合は、絆創膏や消毒液などもセットで用意しておくと何かあった時でも安心です。 筆記用具 油性マジックや太めのペンがあると、紙コップに名前がかけるので取り違えなどが防げます。 調味調やオイルを紙コップに移して使う時も、内容物をペンで書いておけば間違えませんし調理もしやすくなります。 油性マジックならプラスチック製の保存袋にも記入できるので、下ごしらえや余った食材の整理にも使えます。 小さいテーブル バーベキューでは大きなテーブルと椅子を使いますが、それとは別に小さなテーブルもあると便利です。 uncle-b ONLINE STORE / 【uncle-b】木製ソロテーブル コーヒーテーブル替わりに ランタンやランプ置き場として 作業台として 調理中の細々としたものを置くために 小さいお子様用として テント内でのテーブルとして 地面に置きたくない荷物の保管場所として もちろんソロキャンプ用に使うのも良いですが、コンパクトなミニテーブルがひとつあると上記のように様々な使い方ができます。 お子様用の食器や着替え類 小さなお子様がいらっしゃる場合は、大人用のコップやカトラリーが使いにくいかもしれません。 お子様でも使いやすい小さいサイズの食器やコップ(または水筒)を用意してあげましょう。 また、着替えも持っていきましょう。 河原で遊んだり、汗をかいたり、汚したりするので、上下とも替えの服は忘れずに。 春や秋など昼夜の気温差が激しい季節にバーベキューする場合は、上着もあるとよいでしょう。 余裕があれば替えのスニーカーも持っていくとより安心です。 まとめ バーベキューは事前に用意するものが多いので、忘れないようにリストアップしながら余裕を持って準備しましょう。 複数人で道具や材料を持ち寄る場合は、役割分担をしっかり決めるとスムーズですよ。 今回は、基本的なアイテムを中心にご紹介いたしました。お好みやスタイルに合わせて、内容をカスタマイズしてバーベキューを楽しみましょう!
2022.11.24
バーベキュー初心者必須の道具&炭火を扱うコツを詳しくご紹介
『バーベキュー初心者必須の道具&炭火を扱うコツを詳しくご紹介』 バーベキューを楽しむためには、道具や技術が必要でハードルが高い・・・。 そう感じる方もいるかもしれません。 しかし、バーベキューは初心者でもコツや最低限必要なポイントを押えれば自由に楽しむことができます。 今回はバーベキュー初心者の方に向けて、 必須アイテム 炭の火起こしと位置取り 後片付けのポイント について詳しくご紹介していきます。 目次 1.バーベキュー初心者が揃えておくべき必須のアイテム 1-1.グリルと網 1-2.炭 1-3.着火剤 1-4.金属のバケツか火消し壺 1-5.トングと手袋と火吹き棒/グリル用アルミホイル 2.初心者必見!炭火の起こし方のコツ 2-1.着火剤を中心に炭を組む 2-2.着火剤か炭に火をつける 2-3.炭に火が移ったら空気を送りながら火を広げる 3.バーベキューでは炭火のポジションが大事 3-1.センターウォール 3-2.アイランド 3-3.サイドウォール 3-4.ラウンドウォール 3-5.フルフラット 4.バーベキューの片付け方は? 4-1.炭火は時間をかけて消す 4-2.グリルにホイルを敷いておき網の汚れは炭化させる 4-3.グリルなどはしっかりと洗う まとめ バーベキュー初心者が揃えておくべき必須のアイテム バーベキュー初心者の方が揃えておくべき必須アイテムとおすすめ製品について見ていきましょう。 グリルと網 バーベキュー用のグリルは、様々なタイプが販売されています。 ・スタンドタイプ グリルに脚がついていて、立って調理するタイプです。 バーベキューグリルとしてはもっとも一般的なタイプで、複数人でバーベキューをする時におすすめです。 ・ガーデン(大型)タイプ 海外などでよく使われる大型のガーデンタイプのグリルは、大人数でのバーベキューにも対応できます。 面積が広いので、エリアを分けてさまざまな調理を楽しめます。 ただ、大きい分炭や燃料も大量に必要となる上に、持ち運びが難しいので使用場所が限られるという難点も。 ・ロータイプ ロータイプのバーベキューグリルは座りながら調理ができるので、少人数でゆっくりと過ごしたいシーンにもおすすめです。 網を外して暖を取るための焚火台のようにも使えます。 ひとりキャンプの流行によって、持ち運びやすいロータイプのバーベキューグリルの人気も高まっています。 ・卓上タイプ テーブルの上に乗せて使うタイプのグリルで、焼き肉屋さんのように手軽にバーベキューが楽しめます。 キャンプ場はもちろん、ご自宅の庭などでバーベキューをする時にも使いやすいタイプです。 グリル本体が熱くなるので、お子様が触れないよう注意してください。 ・多機能タイプ グリルだけでなく、オーブンやピザ窯のように使える多機能なバーベキューグリルも増えてきています。 ダッチオーブンを使ってパンや煮込み料理を作ったり、野外で本格的なピザを楽しんだりとキャンプでのお料理の幅がグッと広がります。 お料理が好きな方や、キャンプ上級者の方におすすめなタイプです。 網はバーベキューグリルのタイプとサイズに合わせたものを選びましょう。 キャンプ場でレンタルせず持参する場合は、替えの網や鉄板なども持っていくと様々なシチュエーションに対応できます。 炭 バーベキューに欠かせない炭は、燃焼時間がよく火力が強いものを選ぶことをおすすめします。 ecoTANのCoconuts Charcoalはココナッツの殻部分を原料にしたエコな炭です。 炭としての性能も高く十分な火力がある上に、一般的な木炭よりも燃焼時間が長く、成形炭なので爆跳のリスクもなく安全に使えます。 市販の成形炭には着火剤や接着剤などの化学物質を使用しているものも多いですが、ecoTANのCoconuts Charcoalは天然由来の成分のみを使用しているので燃焼時に有害物質が排出されず、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心してご使用いただけます。 Coconuts Charcoalについての詳細は、こちらの動画をご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=NL6BtBjk55E&t=7s uncle-b ONLINE STORE / Coconuts Charcoal(天然由来100%/ヤシ殻成型炭) 着火剤 着火剤はすぐに火がつかない炭の燃焼をサポートするアイテムです。 有機溶剤やアルコールなどを使った着火剤も一般的ですが、食材に使用するならやはり安全なものを選びたいですよね。 そこでおすすめなのが、松の木を使った天然の着火剤『ecoTAN FAT STICKSTARTER』です! 樹脂を多く含む松は、古くから燃料として使われてきました。 こちらは通常なら廃棄されてしまう端材を使用した環境に優しい製品で、もちろん化学物質は使用しておりません。 細く裂いたり、表面をナイフ等で薄く削ってフェザースティックにすると、より着火しやすくなります。 uncle-b ONLINE STORE / FAT STICK FIRE STARTER(天然由来100%/パイン材着火剤) 金属のバケツか火消し壺 炭火は水を欠けてもすぐ消えないので、時間をかけてゆっくりと消火しなければなりません。 時間がある時は燃え切るまで放置するのも手ですが、時間が限られている場合はバケツや火消し壺を使いましょう。 炭は非常に高温になるのでバケツは必ずプラスチックではなく、金属のものを選んでください。 炭火の消し方は、記事終盤で詳しくご紹介します。 トングと手袋と火吹き棒/グリル用アルミホイル 火力を上げたり、調整するための道具も用意しておくことをおすすめします。 トングは、 調理用のもの 炭用のもの それぞれ用途が異なるので、併用せずに2種類準備しましょう。 調理用のトングは食材を掴みやすいように持ち手が短いので、高温の炭を扱うには不向きですし火傷やケガをする危険性があります。 炭を移動させたり入れ替える時には持ち手の長い炭用のトングか、専用の炭ばさみや火ばさみを使用しましょう。 トングや炭ばさみは持ち手が熱くなりやすいので、網の上や火の近くに放置せず軍手や耐火グローブを装着して使用ください。 バーベキュー用の厚手のアルミホイルやアルミシートをグリルに敷いておくと、焦げ付かずに後片付けも簡単です。 普通の薄いアルミホイルだと高温で溶けてしまうこともあるので、必ずバーベキュー用と表記されているものを選びましょう。 火力を上げたい時は、火吹き棒を使ってピンポイントに空気を送ると効率がよいです。 初心者必見!炭火の起こし方のコツ 炭火を起こすのは初心者にはハードルが高いと感じるかもしれませんが、要点を押さえればそれほど難しくはありません。 火起こしをする上で大切な2つのポイントについて、詳しく解説いたしますね。 着火剤を中心に炭を組む まずは着火剤を下に置き、周りに炭を立てかけて上にも炭を置いてかまどのような形に組みます。 着火剤が塗布された炭や火付きのよい成形炭を利用する場合は、着火剤がなくても大丈夫です。 炭を組む時は空気が通るようにある程度の隙間を作りましょう。 ぴったりとくっつけてしまうと、酸素が行き渡らずに火が起こりにくくなってしまいます。 後から足すので、最初に組む炭は少量で大丈夫です。 着火剤か炭に火をつける 炭を組んだら、ライターやガストーチなどで着火剤に火をつけて炭に着火するまでそのままの状態でしばらく待ってください。 早く火を回したいからといって、火がつく前に炭を動かすと温度が下がってしまい逆効果になってしまいます。 火が回るまで炭は動かさず、ふいごや火吹き棒で空気を送りましょう。 ecoTANのCoconuts Charcoalは着火剤を使ってもいいですが、火力の強いガストーチを使えば炭単体でも着火できます。 具体的な方法についてはこちらのムービーからご覧いただけます。 https://www.youtube.com/watch?v=KcVRT3N-nmo 炭に火が移ったら空気を送りながら火を広げる 炭全体に火が回って赤くなったら、さらに火を大きくするために炭を追加します。 最初に組んだ炭の周りを囲むように新しい炭を置いていくのですが、この時も空気が通りやすいように隙間を作りながら足していってください。 追加した炭に火が回るまで、再度ふいごや火吹き棒を使っていきます。 炭火が出来てバーベキューを初めてから炭を追加する際は、火がついた炭の下に新しい炭を足します。 上に置いてしまうと新しい炭に火が回るまで表面温度が低くなり、食材が焼けなくなってしまいます。 調理を中断しなくてもいいように炭を足す時は下に置きましょう。 お肉などを焼いていると脂が落ちて炎が上がることがありますが、その場合は食材を炭のない場所に移動してください。 バーベキューでは炭火のポジションが大事 炭火が安定したら、食材や調理方法にあわせて置き方を工夫して火を通しましょう。 バーベキューでよく使われる炭のポジションと、それぞれの特徴についてご紹介していきます。 センターウォール グリル・コンロの中央部分に炭を配置する方法です。 こんもりと積むのではなく、真ん中の直線ラインに均等に置きます。 火が通りやすい食材は端に、火が通りにくい食材は中央で、と火力を使い分けられます。 アイランド 真ん中に炭をこんもりと置くレイアウトです。 最初は強火で表面を焼き固めてから遠火でゆっくりと火を通す、というように材料を置く位置によって火力切替がしやすいので、分厚いお肉や大きい野菜をグリルする時におすすめの配置です。 サイドウォール グリルの両端に炭を配置するのがサイドウォールです。 真ん中に食材を置けば両サイドからじっくりと火を通せるので、人参やさつまいもなど火が通りにくい根菜の調理にも向いています。 また、油が落ちて火が上りやすい豚バラやカルビ、ホルモンなども真ん中に置けば焦げずにしっかりと火を通せます。 両サイドではなく片側に広めに寄せて、逆サイドを空けると位置によって強火・中火・弱火が使い分けられます。 ラウンドウォール グリルの真ん中に炭を円形に置くと、サイドウォールよりも近火になります。 じっくりと火は通したいけど遠火だと火力が弱い場合や、大きめのグリルを使う時にぴったりの配置方法です。 フルフラット グリル・コンロ全体に赤くなった炭をまんべんなく配置する方法です。 グリルやコンロ全体で均一な火力が出るので、大きい食材を焼いたり、グリル全面を使ってたくさんの食材を焼く時などに便利なレイアウトです。 初心者の方には火力を均一に調整するのが難しいかもしれません。 そういった場合は火と網の距離で火力調整できるように、網の高さを変えられるグリルがおすすめです。 フルフラットは、高い火力で一気に焼く方法なので焼けにくい食材と火が通り安い食材を一緒に焼くと、仕上がりがばらつくことがあります。 硬い食材や焼けにくいものは小さめに切るか、下茹でなどをしておきましょう。 上記の炭の配置方法はあくまでも目安ですので、グリルの形状やサイズ、扱う食材に合わせて自分流にカスタマイズしていきましょう。 バーベキューの片付け方は? バーベキューが終わったら最後に片付けます。 使用後の炭火の取扱は注意が必要なので、大事なポイントを知りつつ効率よく片付けていきましょう。 炭火は時間をかけて消す 一見消えたように見えても、一度火が回った炭はしばらく高温状態を保っています。 適切に処置しないまま炭捨て場などに置くと火事などのトラブルが起こる可能性があります。 面倒ですがきちんと手順を踏んで消火しましょう。 ・火消し壺を使う場合 火消し壺は酸素を遮断して鎮火する仕組みの道具です。 使い終わった炭を火消し壺に入れて蓋をしてしばらく放置します。 この方法は簡単ですが完全に火が消えるまで時間がかかるので、片付けの最初に行いましょう。 火消し壺は用途が限られますが、消火後の炭をそのまま持ち帰れるのでよくバーベキューをする方にはおすすめです。 ・金属バケツを使う場合 金属バケツに水をいれて、炭を少しずつ入れて消火します。 この時、一度に大量の炭を入れると水温が一気に上がって水蒸気が発生してしまいます。 火傷やケガをする恐れがあるので、ひとつずつ静かに入れましょう。 同じ理由でグリルにそのまま水をかけるなどの行為も絶対にNGです。 特に普通の木炭に水をかけると、炭が弾けて破片が周囲に飛び散ってしまいます。 大きなバーベキューグリルを使う場合は炭の使用量も多くなるので、消火用のバケツも複数用意すると時短になります。 グリルにホイルを敷いておき網の汚れは炭化させる グリルの掃除をしやすくするために、炭火を起こす前にグリルのバーベキュー用のアルミホイルを敷いておきましょう。 バーベキュー用のアルミホイルは普通のものより何倍も厚手なので、炭火の高温にも耐えられます。 ホイルを敷く時のコツは、 2重にする 給気口部分は穴をあける の2点です。 1枚でもよいのですが、2重3重にホイルを敷いておくとグリルに焼き付かず片付けが楽になります。 ホイルを使用することでグリルも綺麗な状態を保てるので、これからバーベキューやキャンプを始めるという方におすすめです。 炭を処理した後しばらく置いて温度が下がったホイルは、掃除用具としても使えます。 適当な大きさにカットしたホイルをくしゃくしゃに丸めると金たわしの代わりとして、網などの汚れも落とせますよ。(塗装やコーティングされた網には使わないで下さい。) もちろん普通のアルミホイルのように食材を包んで焼いたり、お皿代わりに使うこともできます。 色々な食材を焼いた網は、脂や食品の破片がこびりついているはず。 そのままだと落としにくいので、炭を処理する前にそのまま空焼きして汚れを炭化させましょう。 炭火の火力が弱い場合は、 ガストーチで焼き切る 網の上にアルミホイルを被せてしばらく置く という方法がおすすめです。 1人~少人数用の小さい網ならガストーチでも汚れを炭化できますが、大人数用の大きいサイズの網だと手間がかかるかもしれません。 アルミホイルを置いて放置するのは、アルミの熱反射率の高さを活かした方法です。 炭火をそのままにしておいてアルミホイルを網の上に被せてしばらく置くと、炭火の熱とアルミの熱反射により網が加熱され効率的に炭化できます。 浮いたり風で飛ばされないように大きめの石を置いてください。 使い終わったホイルは前述の通りたわし代わりに使っても良いですし、消火し終わった炭を持って帰る時の包装としても使えます。 グリルなどはしっかりと洗う バーベキューや調理に使ったグリル・網・トングなどの道具はしっかりと洗ってから持ち帰りましょう。 金属製の道具を調味料の塩分がついた状態で放置すると傷んでしまうので、使用後はそのまま持ち帰らずきちんと洗って水分を拭いてください。 できれば家に持ち帰った後ももう一度洗って、細かい部分に残った汚れもしっかり取り除きましょう。 どうしても落ちない汚れには、過炭酸ソーダ(過炭酸ナトリウム)を使った漬け置き洗いも有効です。 50℃くらいのお湯に過炭酸ソーダ(過炭酸ナトリウム)を溶かして、網を1時間程度漬け込むと汚れが浮いてスポンジでも落としやすくなります。 Ayudaのクリーニングタブレット(酸素系漂白剤)は、過炭酸ソーダ(過炭酸ナトリウム)と重曹・クエン酸を組み合わせた汚れ落ちが良い住宅用洗剤です。 1回分ずつ個包装されているので使いやすく、焼き網のようなキッチン用品以外にも洗濯物や水回りの掃除にも使えます。 ※酸素系漂白剤は、使用上の注意をよく読んでいただいてからご使用ください。 uncle-b ONLINE STORE / 【Ayuda】クリーニングタブレット(酸素系漂白剤) まとめ バーベキュー初心者でも、準備・火起こし・片付けのポイントさえ押さえれば本格的なバーベキューが楽しめます。 今回は準備から片付けまで網羅してご紹介したため、手順が多いと感じるかもしれませんが、事前準備をしっかりして作業分担を決めればそれほど難易度は高くありません。 これからバーベキューをはじめるという方は、安全に気をつけながら開放的な空気の中でのバーベキューを満喫してください。
2022.11.24
炭の種類で火力や燃焼時間は変わる!特徴・使用感を詳しく比較
炭は、原料の種類や精製方法によって火の付きやすさ、燃焼時間などが異なります。 どの炭がいいかは用途によって変わるので、炭の種類ごとの特徴を押さえて適した環境で活用しましょう。 今回は、一般的によく使われている炭の種類とそれぞれの特徴について詳しく解説し、比較していきます。 環境にやさしく使いやすい製品についてもご紹介しておりますので、キャンプやお料理に使う炭をお探しの方はぜひご覧ください。 目次 1.キャンプやバーベキューでよく使われる炭の種類と特徴 1-1.白炭/備長炭  1-1-1.メリット  1-1-2.デメリット 1-2.黒炭  1-2-1.メリット  1-2-2.デメリット 1-3.オガ炭  1-3-1.メリット  1-3-2.デメリット 1-4.ヤシガラ炭  1-4-1.メリット  1-4-2.デメリット 2.多くの種類から炭を選ぶ3つのポイント 2-1.着火しやすさ 2-2.火力 2-3.燃焼時間 3.ecoTANはエコで効果力&燃焼時間が長く調理にもおすすめ まとめ キャンプやバーベキューでよく使われる炭の種類と特徴 炭はキャンプやバーベキューなどで欠かせない必須アイテムですが、種類によって特徴は大きく異なります。 一般的によく使われる炭の種類と、それぞれの特徴・メリット・デメリットを見ていきましょう。 白炭/備長炭 白炭は、カシやナラなどの硬い木材を1,000~1200℃以上の高温で仕上げた木炭です。 備長炭はカシを原料にした硬い白炭の一種です。 炭焼きが終わったら消粉(水を含んだ土と灰)や素灰を一気にかけて急速に温度を下げるのですが、この作業によりきめ細かな炭に仕上がります。 消粉によって表面が白く仕上がるため、白炭と呼ばれます。 メリット たたくと金属のように乾いた音が出るほど硬い炭なので、型崩れしにくく火の持ちがよいという特徴があります。 火力は黒炭ほどはありませんが、遠赤外線効果で中までふっくらと焼きあがるためウナギや焼き魚などの長く調理する料理に適しています。 また、煙の量も少なく味への影響も少ないため、素材や調味料の味わいを邪魔しません。 着火後の燃焼時間が長いので、キャンプなど屋外で長時間過ごす時にもよいでしょう。 特に白炭は湿気の呼び戻しが少ないという特性から、浄水・除湿・消臭といった用途で用いられることも。 硬く焼きしめられていて崩れにくいことから、炊飯や揚げ物油に直接入れられます。余計な水分や臭いが消えておいしく仕上がります。 デメリット 白炭のデメリットは、硬い分火付きが悪いことが挙げられます。 そのため、着火材や薪と合わせて使うのが一般的です。 また、白炭は硬く密度が高いので爆跳(炭の内部に残る湿気やガスが膨張して爆発すること)に注意しなければなりません。 弾けた高温の炭片が飛んできてケガのリスクがあります。 白炭は湿気が爆跳の原因となることが多いので、 購入後時間が経ったもの 海上輸送された輸入品 の扱いには注意が必要です。 急激に熱を加えるのではなく、徐々にゆっくりと加熱して白炭内部の湿気を蒸発させましょう。 黒炭 黒炭とは、ナラ・カシ・クヌギ・マツなどの木材を低めの温度(400~800℃)でじっくり焼かれたあと時間をかけて消火した炭のことです。 近年では1,000℃に近い高温で炭焼きされた黒炭も存在しています。 メリット 黒炭は英語でSoft Charcoalと呼ばれるだけあって比較的柔らかく、白炭よりも着火しやすく火力が強いのが特徴。 バーベキューはもちろんのこと、焼肉や炉端焼きなど高温で表面を焼く調理で重宝されています。 樹脂を多く含んだマツ・クリ・雑木炭などは、より火力が強く高温になるので鍛造や小規模な陶芸に用いられることも。 価格もリーズナブルなので、備長炭などと比べると手に入れやすい木炭です。 時間をかけてガスを飛ばしているため爆跳が少ないので、初心者でも使いやすい木炭と言えます。 また、黒炭は孔(木材が本来持っている非常に小さい管状の穴)が多く、匂いや湿気を吸収しやすいため、アルカリ性の匂いの脱臭・除湿材として使われることもあります。 デメリット デメリットとしては、以下の2点が挙げられます。 燃焼時間が短い 煙が出やすく匂いが付きやすい 黒炭は火持ちがそれほどよくないので、キャンプなどで長時間使うには他の木炭よりも量が必要です。 また、煙の量も多く、洋服や髪に匂いがつくのが気になる方もいるかもしれません。 オガ炭 オガ炭とはおがくずを圧縮して固めた成形薪オガライトが原料の木炭です。 木材を作る時に出るおがくすを再利用するために1920年代にオガライトの原型が開発されました。 現在ではおがくずだけでなく、間伐材を使用することもあります。 硬いタイプは着火しにくく火持ちがよく、柔らかいタイプは火付きが良いですが硬いタイプよりは燃焼時間は短めです。 メリット オガ炭は木の粉を加熱・圧縮したものを原料にしており、一般的な木材と比べて爆跳が少ないというメリットがあります。 どの木材のおがくす(または間伐材)を使うかによって品質は変わるものの、 グレードごとのクオリティが安定している 比較的安価 爆跳がほぼない 灰が少なく片付けが楽 といった特徴を持つため、バーべキューやキャンプはもちろんのこと、飲食店でも広く使われています。 デメリット オガ炭は安定して使いやすい木炭ですが、 硬いタイプ(オガ備長炭)は着火しにくい 人工的な形のため炭火焼としての風情に欠ける 食材の焼き上がりは備長炭に劣る といったデメリットもあります。 使いやすさを重視する時は柔らかいタイプのオガ炭、火を長持ちさせたい時は硬いタイプのオガ炭と、用途に合わせて使い分ける必要があります。 また、着火剤が塗布されているタイプのオガ炭は、着火時の臭いが気になることもあります。 ヤシガラ炭 ヤシガラ炭はココナッツの殻を高温で焼いて炭化させたものを砕いて、成形したものを指します。 形状は丸いハチの巣のようなものから、オガ炭のように細長いものまで様々です。 メリット ヤシガラ炭のメリットとして、以下の4つが挙げられます。 殻部分は繊維が多く水分が少ないため品質が安定している 一般的な木炭よりも火持ちが良い 廃棄する部位を使っているのでエコ 比較的安価 爆跳せず煙も少ない ヤシガラ炭は、ココナッツミルク・オイル・ジュースなど果実の中身を取った後の殻が原料に使われています。 廃棄する材料を使っているため環境に優しく、ココナッツは年に複数回収穫できるので安価で安定した供給が可能です。 製品やサイズにもよりますが黒炭などの一般的な木炭よりも燃焼時間が長いものも多く、キャンプでの使用にも適しています。 着火剤が塗布されたものは火付きが良いので、初心者でも扱いやすい成形炭と言えます。 デメリット ヤシガラ炭はココナッツの殻をベースにしていますが、着火時に原料由来の臭いを感じることもあります。 原料の状態・保管状況・製品の添加物によって異なりますが、多くの場合着火後しばらくすると気にならなくなります。 また、成形の段階で澱粉や着火剤をブレンドする製品もあります。 製品によってブレンド内容が異なりますが化学物質を使用しているケースも多いので、気になる場合はナチュラルな成分のものを選びましょう。 多くの種類から炭を選ぶ3つのポイント 既にご紹介したように、一般的によく使われるものだけでも炭には多くの種類があり、しかもそれぞれにメリットとデメリットが存在します。 普段あまり炭を使わない人にとっては、どれを選べばいいか分かりにくいかもしれません。 炭選びの基準に役立つ3つのポイントを以下からご紹介していきます。 着火しやすさ 炭の種類によって着火のしやすさは大きく変わります。 火付きを良くするために着火剤を使ったり、炭に着火剤があらかじめ塗布されている製品も多いですが、着火剤の種類によっては食材の味や臭いに影響することもあります。 また、小さなお子様や健康意識の高い方は、メタノールやゼリー状の着火剤などの化学物質を燃やすのに抵抗があるかもしれません。 安心して使用したい方には、天然素材の着火剤がおすすめです。 uncle-bで取り扱っている「ecoTAN FAT STICKSTARTER」は、松の端材を利用した天然素材100%の着火剤です。 『 ecoTAN COCONUTS CHARCOAL 』商品紹介 松の木は樹脂を多く含んでいるので火付きがよく、火力も強いので昔から自然の着火剤として使われてきました。 フェザースティック(木肌をナイフなどで薄く削って羽状にする)にすれば、より焚きつけしやすくなります。 FAT STICK FIRE STARTER(天然由来100%/パイン材着火剤) 火力 既にご紹介したように、炭は種類や製法によって火力が異なります。 黒炭や、ソフトタイプのオガ炭、ヤシガラ炭は柔らかく勢いよく燃えるため火力が強く、バーベキューや焼肉など表面をこんがり焼く調理に向いていまvす。 白炭(備長炭)やハードタイプのオガ炭は、の硬さから燃える速度がゆっくりで、黒炭と比べると火力の勢いは緩やかです。 うちわなどで火力調整もしやすいので、じっくり火を通したい料理の熱源としておすすめです。 燃焼時間 使用環境によって燃焼時間は変わりますが、一般的に柔らかいタイプの炭は一気に燃えるため火持ちはやや短め。 ハードタイプの炭はゆっくりと燃焼するので火持ちがよい傾向にあります。 短時間の調理や、暖かい時期のキャンプ・バーベキューなどに使う場合は黒炭等の柔らかいタイプ、じっくり調理したり熱源として利用する際はハードタイプで燃焼時間が長い炭、と使い分けると良いでしょう。 ecoTANはエコで効果力&燃焼時間が長く調理にもおすすめ 参照:what is ecotan | ECOTAN 自然にもっと優しく、もっと大切に uncle-bで取り扱っているecoTANのCoconuts Charcoalは、地球と環境に優しい次世代型の燃料です。 成形には食品にも使用されている澱粉を使用しており、燃焼時に有害物質が排出されたり、独特な臭いもありません。 天然由来の素材のみを使用し、着火剤・接着剤などの化学物質不使用なので小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめです。 一般的な木炭と比べて燃焼時間も約2倍と、コストパフォーマンスにも優れています。 参照:what is ecotan | ECOTAN 自然にもっと優しく、もっと大切に サイズは、 1kg(498円) 3kg(1,078円) 5Kg(1,738円) 15kg(4,378円) の3種類からお選びいただけます。 Coconuts Charcoal(天然由来100%/ヤシ殻成型炭) まとめ 炭は種類によって、特性や適した用途が違うことがお分かりいただけたと思います。 それぞれの特徴が分かればその時々の目的に応じた炭を選びやすくなるはず。 ただ、木材をそのまま使った木炭は構造上爆跳のリスクがあるので、炭の扱いに慣れていない方や、安全性を重視したい方は爆ぜづらいオガ炭やヤシガラ炭がおすすめ。 今回ご紹介したecoTANのCoconuts Charcoalは、サイズごとの単品以外にも送料無料のお得な3個パックもご用意しております。 uncle-bのオンラインストアも合わせてご覧ください。 ▼uncle-b ONLINE STORE
2022.09.26
キャンプ・バーベキュー用炭の種類・選び方・活用方法を完全解説
炭はキャンプやバーベキューに欠かせないアイテムです。 特に秋冬は、調理だけでなく暖を取るためにも使われます。 キャンプ用の炭は、木材の種類や形状などによって使用感も様々。 これからキャンプを始める方に向けて、キャンプやバーベキューにおすすめの炭の種類・選ぶポイント・使い方について詳しくご紹介していきます。 目次 1.キャンプ・バーベキューによく使われる炭の種類3選 1-1.エコなココナッツチャコール 1-2.リーズナブルな黒炭 1-3.燃焼時間が長い備長炭 2.キャンプに使う炭の選び方 2-1.アウトドアで使うなら燃焼時間が長い炭がおすすめ 2-2.庭や屋上などで使う場合は煙や臭いが少ないタイプを 2-3.お子様やペットがいる場合は爆ぜにくく化学製品不使用のものがおすすめ 3.キャンプの炭活用方法5ステップ 3-1.参加人数に対して十分な量の炭を用意する 3-2.グリルなどをセットする 3-3.着火剤等で火種を作って炭を組む 3-4.炭を追加する時は新しいものを下に入れる 3-5.使った後は火消し壺などを使ってしっかりと火を消して処理しよう まとめ キャンプ・バーベキューによく使われる炭の種類3選 炭には色々な種類がありますが、キャンプやバーベキューでよく使われている3種類の炭の特徴をご説明します。 エコなココナッツチャコール ココナッツチャコール(ヤシガラ炭)は、ココナッツの殻を高温で焼いて炭化させたものに接着剤などを混ぜて圧縮・加熱して作る成形炭です。 果肉等を採取した後の廃棄パーツを使用するのでエコで環境に優しいのが特徴です。 炭が弾けて破片が飛び散る爆跳が起きにくい 煙が少なめ 火持ちが良い ココナッツチャコールはこのような特性があり、使い勝手がいいことからキャンプやバーベキューでもよく利用されています。 製品によっては着火剤をブレンドしたものもありますが、オイル系のものだと燃焼時に独特の臭いがしたり、メタノール系の着火剤は燃焼時に気化したものを吸い込むと体によくないのでココナッツチャコールを使う場合は添加物の成分をよくご確認ください。 uncle-bで販売しているecoTANのCoconuts Charcoalは、科学物質を一切添加しておりません。 成形にも食品に使われる澱粉を使用しており、有害物質が食材に影響することがない上に木炭のように爆ぜないのでお子様やペットがいらっしゃるご家庭におすすめです。 https://www.youtube.com/watch?v=NL6BtBjk55E Coconuts Charcoal(天然由来100%/ヤシ殻成型炭) リーズナブルな黒炭 黒炭はナラ・クヌギ・カシ・ユーカリ・マングローブなどの木材を土窯で低温で焼きしめた後に空気を遮断してゆっくり冷却した木炭です。 英語でSoft Charcoalと呼ばれることからも分かるように木炭の中では柔らかく、勢いよく燃えるため着火しやすく火力も強めです。 次にご紹介する備長炭と比較するとリーズナブルで入手しやすいのですが、保管したままにすると湿気が溜まって爆跳することがあります。 また、海外産の黒炭は燻るものも多く、食べながら調理するバーベキューや焼肉では煙が気になるかもしれません。 燃焼時間が長い備長炭 備長炭(白炭)は、高温で木材を炭焼きして素灰や消し粉を被せて急速に消火する「窯外消火法」という製法で作られます。 密度が高く硬い仕上がりになり着火に時間がかかりますが、火持ちがよく煙や臭いが少ないのでじっくりと加熱する料理に向いています。 その火持ちの良さからバーベキューグリルに設置するのはもちろんのこと、焚火台に利用する人も多いです。 ただ、備長炭はとても硬いので爆跳するとケガや火傷を負う可能性があります。 炭の扱いに慣れている人でないと使いこなすのは難しいでしょう。 キャンプに使う炭の選び方 キャンプに向いている炭の特徴を3つご紹介します。 用途にあった炭選びの基準としてお役立てください。 アウトドアで使うなら燃焼時間が長い炭がおすすめ キャンプのように野外で長時間使うなら燃焼時間が長く、火持ちの良い炭を選ぶのがおすすめです。 火持ちが悪い炭だと大量に持っていかなければならないので、何かと荷物が多くなりがちなアウトドアには不向きです。 庭や屋上などで使う場合は煙や臭いが少ないタイプを ご自宅のお庭や屋上でバーベキューをする時は、臭いや煙が出ない炭を選びましょう。 最近では、炭だけでなくグリルも小煙タイプの製品があるので組み合わせることでより煙の発生を抑えることができます。 煙の量が多いと近隣に迷惑がかかることもありますし、なにより家に臭いが残ってしまいます。 炭選びはこだわりだけでなく、スマートかつ安全に楽しむためにも役立ちます。 お子様やペットがいる場合は爆ぜにくく化学製品不使用のものがおすすめ 火付きをよくするために着火剤が塗ってある炭も多く販売されていますが、化学物質を使った着火剤だと燃焼時に有害な物質が発生する恐れがあります。 着火剤が燃え切ってしまえばそれほど問題はないのですが、固形タイプの着火剤など長く持つものもあるので小さなお子様やペットがいるご家庭は誤って気化した物質を吸引しないように、化学物質不使用の炭や着火剤をお選びください。 アレルギーや体質的な面で不安がある方は、かかりつけ医にご相談ください。 また、安全にキャンプやバーベキューを楽しむには炭の爆ぜやすさにも注意しなくてはなりません。 炭の爆跳は発生すると連続するので、破片が次々と飛んでしまいます。 適切に管理されたものであれば爆跳のリスクは少ないですが、小さなお子様やペットと一緒に使う場合はヤシガラ炭などの成形炭がおすすめです。 キャンプの炭活用方法5ステップ キャンプで炭を使う際の活用方法を、火起こしから消火までの手順ごとに解説していきます。 注意点やおすすめ製品についてご紹介しておりますので、これからキャンプやバーベキューを始めるという方のご参考になれば幸いです。 参加人数に対して十分な量の炭を用意する 途中で炭が不足しないように、あらかじめどのくらい持っていけばいいかを計算して準備しておきましょう。 炭の必要量は炭の量や種類、用途によって変わりますが、普通のキャンプの場合は1人当たり1~1.5Kg、バーベキュー1時間あたり1Kg程度が目安です。 キャンプなどで長時間使ったり、複数の用途に使ったりする場合はより多くの炭が必要ですので余裕を持って用意するのがおすすめです。 その他にも、 耐火グローブ バーナーやライター トング うちわ なども忘れずに。 軍手を使う人も多いですが、火の粉がつくとその部分が燃えて穴が空いたりするので、火や高温に強い耐火グローブを使うと安全です。 グリルなどをセットする バーベキューグリルをセットする時、炭を置く前にバーベキュー用のアルミホイルを敷きましょう。 専用のアルミホイルは分厚いので高温になっても炭がグリルに焦げ付きません。 片付けが楽になりますし、グリルもきれいに保てます。 バーベキューグリルの通気穴を塞がないように注意して、2~3重にホイルを敷きます。 家庭用のアルミホイルは薄いので必ずバーベキューやキャンプ用と表記されているものをお使いください。 着火剤等で火種を作って炭を組む 炭はそのまま火を付けても中々燃えないので、着火剤を使って火種を作ります。 着火剤は大きく、 固形タイプ ジェルタイプ 天然素材を使ったもの に分けられます。 固形・ジェルタイプの着火剤は、蝋(パラフィン)・メタノール・灯油などが多く使われています。 炭等を介さず着火剤の火が直接食材に触れると科学物質が食材に付着する恐れがあるため避けましょう。 調理に使用する場合、小さなお子様と一緒にバーベキューをする場合は、化学物質不使用の天然素材でできた着火剤がおすすめです。 uncle-bのFAT STICK FIRE STARTERは、樹脂が多く火付きのよい松の木を原料に使用した天然の着火剤です。 ナイフで表面を薄く削ぐように削り重ねるとより着火しやすくなります。 FAT STICK FIRE STARTER(天然由来100%/パイン材着火剤) 着火できたら高さが出るように炭を組みます。 炭の組み方としてよく用いられるのが、 立てて並べる 交互に積み重ねる井桁型(火の回りが良いが燃焼時間は少ない) 八の字かまど式(着火剤の回りに細かい炭を置いて外側に大きい炭を置く) です。 炭に火が回り出したら適宜ならしたり炭を追加したりして、らうちわ等を使って空気を送り、火を強くします。 炭が白くなってきたら網を乗せて調理を始めてOK! https://youtu.be/KcVRT3N-nmo 炭を追加する時は新しいものを下に入れる 炭は燃えるまで時間がかかるので、火力が弱くなる前に炭をつぎ足しましょう。 追加する時は新しい炭を下に置くと表面の温度が下がらないので、調理にも影響しません。 慣れない内は早めにつぎ足すよう意識しましょう。 大きい炭は燃えにくいので、後からつぎ足す時は燃えている部分に触れるように置きます。 使った後は火消し壺などを使ってしっかりと火を消して処理しよう 炭は2度目も使えるので不要に燃やし続けず、使い終わったら適切な方法で消火しましょう。 炭の消火方法としては、密閉容器に入れるか水に入れるの2パターンが一般的です。 密閉容器は熱くなりすぎない炭火用の火消し壺がおすすめです。 金属製で熱に強い蓋付きの空き缶でもよいですが、缶が高温になるので小さなお子様やペットが不用意に触れると火傷する恐れがあります。 水で消火する場合は、金属製のバケツにたっぷり水を張って炭を入れます。 バーベキューグリルやキャンプ台にそのまま水をかけるのは危険なので絶対に行わないでください。 グリルは非常に高温状態なので一気に蒸気が出て負傷する可能性があります。 10分ほど水の中で放置して温度が下がっていそうだったら、ひとつ取り出してトングなどで半分に割って中身を確認しましょう。 濡れた炭は天日干しで乾燥させれば再利用できます。 キャンプ場などでそのまま廃棄する場合は、炭専用の廃棄スペースに捨ててください。 一般ごみと一緒に出したり、埋めたりすることは禁止されています。 まとめ キャンプやバーベキューでは一度にたくさん炭を使用するので、無駄がないように目的に合ったものを選びましょう。 同じ種類の炭でも製造方法や添加物の有無などによって使用感も変わるので、製品選びの際によく確認することが大事です。 今回ご紹介したCoconuts Charcoalはオンラインストア限定の特製ボックス入り(1kg) もあります。 その他にもキャンプやアウトドアに役立つグッズも販売しておりますので、オンラインストアをぜひご確認ください。 ▼uncle-b ONLINE STORE
2022.09.26