サンダーは種類によって使い方のポイントも違うことをご存知でしょうか?

というのも、サンダーは種類が違うと構造や動作が異なるため、作業時に気を付ける点もそれぞれ異なるのです。

短時間で研磨できるサンダーは、DIYでも木地調整や表面の仕上げ、風合いを出すための加工に、と様々な用途に使えます。

今回ご紹介するポイントが、用途や目的に合った製品選びに役立てば幸いです。

 

電動サンダーとは?木材のDIYには欠かせないアイテム

電動サンダーとは、サンドペーパーや研磨用のディスクを高速で動かす電動工具です。

木材や金属のやすり掛けや研磨、塗装剥がし、錆び取り、バリ取りなどに使われる工具で、効率よく作業ができます。

手作業よりも格段に短時間でサンディングができるので、DIYで木材を扱う方の必需品とも言えるほど便利なアイテムです。

特に棚や椅子などある程度の大きさの家具を作る場合、あるのとないのでは作業時間が大きく変わるほど。

 

サンダーの種類

サンダーは種類によって構造や形状が異なります。

DIYでよく使われるサンダーを5種類ご紹介していきます。

 

オービタルサンダー



オービタルサンダーは、振動の力を利用した偏心運動で研磨する電動サンダーです。

面が四角い物が多く、クランプ部分にサンドペーパーを挟んで使用します。

研磨力はそれほど高くないですが、スピードやパワーの調整がしやすいのでビギナーでも使いやすい電動サンダーだと言えるでしょう。

塗装前の木地調整・ケバ取りなどDIYに必要な作業は十分快適に行えます。

uncle-bでは様々なサイズのDIYに使いやすいミニサイズのオービタルサンダーを取り扱っております。

レベルに合わせて仕様の異なる2種類を販売しておりますので、ぜひ商品ページも合わせてご覧ください。

どちらも集塵用のダストバッグが付属しているので、木粉の影響を低減しながら作業が行えます。

【初~中級者レベル】



uncle-b ONLINE STORE / 【Hi KOKI】ミニサンダ(FSV12SG)


【PRO仕様】



uncle-b ONLINE STORE / 【Hi KOKI】ミニサンダ(SV12SG)

 

ランダムサンダー



ランダムサンダーとは、偏心運動に回転の力を加えた電動サンダーです。

複雑で大きい動きをするため他の電動サンダーと比べてやすり掛けのパワーも強力です。

サンドペーパーの目を変えることで、木材の研磨から金属の錆び落としまで色々な作業に対応できます。

研磨するパッド部分が丸いので、四角い面だと隅の作業がしにくいかもしれません。

 

ベルトサンダー



ベルトサンダーは、繋がった楕円形のサンディングペーパーを高速で回転させて研磨作業します。

ベルト部分が細いハンディタイプから、両手で使えるアップハンドルタイプ、据え置きタイプまで形状も様々。

電動サンダーの中で最もパワフルなので研磨だけでなく、分厚い塗膜を剥がしたり、材料の成形・加工など作業の選択肢も広がります。

 

ディスクサンダー



ディスクサンダーは、CDのような形状の研磨用ディスクを高速回転させて材料を研磨します。

ディスクグラインダーにサンディング用ディスクを装着して使用するのですが、ディスクを砥石やバフに変えれば研削や鏡面仕上げなどの作業も行えます。

使用時には安全面に十分に気を付ける必要があるので、DIYを初めて間もない方には取り扱いが難しいかもしれません。

 

デルタサンダー



デルサンダー、またはコーナーサンダーは研磨する面がアイロンのように三角形になっている電動サンダーを指します。

構造的にはオービタルサンダーの一種ですが、形状が特殊なので専用のサンドペーパーを用意する必要があります。

普通の電動サンダーでは届かない隅の部分や、大きめのサンダーを持って入れないような狭い箇所の作業にも使われます。DIYはもちろんのこと、プロの現場でも使われているアイテムです。

 

サンダーの基本的な使い方

電動サンダーの基本的な使い方について、順番を追ってご説明していきます。

作業時は大量の粉塵が出るので、保護メガネとマスクを着用しましょう。ディスクサンダー、ベルトサンダーなど強力なサンダーを使う場合は、作業用の皮手袋の着用をおすすめします。

また、木板や小さい木材などを研磨する際は作業中に動かないようしっかりと固定してください。

 

任意のサンドペーパーを装着する



まずは電動サンダーにサンドペーパーを装着します。

使用する電動サンダーの種類に合った形状、作業内容にあった番手(サンドペーパーの粗さ)を選びましょう。

電動サンダーは専用のサンドペーパーを装着しなければならないものも多いですが、オービタルサンダーは構造がシンプルなので市販の紙やすりも装着できます。

ただ、集塵用の穴を塞がないように、普通の紙やすりを使う時は穴をあけてご使用ください。

装着の仕方はサンダーの種類によって異なります。

DIY初心者の方は、着脱が簡単なクランプ式か、ワンタッチ装着が可能なものを選ぶと使いやすいです。

 

ダストバッグ/集塵用バッグを付ける



電動サンダーの多くは作業時に出る粉塵を吸い込む集塵用バッグ(ダストバッグ)がついており、装着してから本体の電源を入れます。

ダストバッグを装着する際には、以下の2点に注意してください。

ダストバッグの装着口や中が濡れていないか

前回使用時に出た粉塵が残っていないか

本体にダストバッグしっかりと差し込んで、動かないか確認したら準備完了です。

 

電源を入れて研磨する

研磨する材料もセットしたら、サンダーの電源を入れて研磨していきます。

作業内容にもよるのですが、電動サンダーを使う時はそれほど力を入れなくても大丈夫です。

無理に押さえつけてしまうと、仕上がりがガタガタになって傷んだり、サンダーがきちんと作動しなくなることがあります。

また、使用時のポイントはサンダーの種類によっても異なります。

 

オービタルサンダーは斜めに構える



オービタルサンダーを使用する時は、本体を斜めに構えて動かしましょう。

材料に対して平行、あるいは垂直に動かすと真ん中に粉塵が溜まりやすくなり、表面に研磨跡がついてしまうことがあります。

 

ランダムサンダーは軽い力で止めずに使う



ランダムサンダーは動きが複雑なので、本体の動きを邪魔しないように軽めの力でハンドルを押さえましょう。

上から強い力で押さえつけると表面が均一にならない恐れがあります。

 

ベルトサンダーは回転の力に逆らうように使う



手にもって使うタイプのベルトサンダーは、ベルトの回転の力の影響を受けやすいので回転方向と逆側に力を入れると作業がしやすいです。

とはいえ力加減は軽めで大丈夫。

ベルトサンダーはパワーが強いので、力を入れすぎるとその部分だけ余計に削れてしまいます。



 

まとめ

電動サンダーは、種類ごとに動きや出力の程度が大きく異なる電動工具です。

短時間で研磨・塗装剝がし・バリ取など様々な作業ができるので、現在DIYで紙やすりやハンドサンダーを使われている方は大幅に時短ができます。

安全面に気を付けつつ、今回ご紹介したポイントを押さえてDIYの作業の幅を広げていきましょう!