テーブル脚はホームセンターやネットなどで購入できるDIY用パーツです。

サイズや素材、デザインも様々で、天板に取り付けるだけで簡単にテーブルがDIYできます。

テーブル脚パーツは色々な製品が販売されているので、この記事の中で詳しくご紹介していきます。

テーブル脚の付け方も解説しているので、テーブルや机をDIYしたい方はぜひ最後までご覧ください。

 

テーブルをDIYする方法は大きく2通りある


DIYでテーブル脚を使う方法は、

テーブル脚も自作する

既存のテーブル脚を天板に付ける

の2通りがあります。

 

素材をカット・組み合わせて脚を作る


画像引用元:Attaching table legs with a dowel jig

材料をカットしてテーブル脚を自作する方法です。

DIYする場合は主に木材が材料として使用されます。

テーブル脚をDIYする方法はたくさんありますが、上図のように土台となるフレームをつくるのがオーソドックスです。

既製品を使用するよりも時間はかかりますが、テーブル脚を自分で作ることでより多様なデザインのテーブルを作ることができます。

 

テーブル用の脚パーツを天板に取り付ける


画像引用元:How to Attach Table Legs: A DIY Guide | Simplified Building

多くのメーカーから脚パーツが販売されており、天板に付けるだけで手軽にテーブルが作れます。

様々な素材やデザインのテーブル用脚パーツが販売されているので、好みの製品が見つけられるはず。

 

テーブル脚の素材

テーブル脚には、木製と金属製のものがあります。

それぞれの特徴についてご紹介します。

 

木材

木材でテーブル脚を作る方法は色々とありますが、DIYでは2×4などの角材が多く使われます。

天板とテーブル脚をすべて木材で揃えると統一感が出ますが、作業工程が増えるという難点もあります。

ソーホースやブラケットを使うと脚を折りたためたり、土台と天板を分離できるので、作業台やイベント用スペースなど、必要な時に出してそれ以外の時は収納できるテーブルを作りたい時におすすめです。

ソーホースを使った時のDIYの例




画像引用元:How to Build a DIY Sawhorse Table for $25 - Hawk Hill

折り畳み用ブラケットを使ったDIYの例


画像引用元:DIY Plans to Build a Folding Table | Designs by Studio C

好みの色で木製テーブルを作りたい場合、天板とテーブル脚の塗装作業は組立前に済ませておきましょう。

木製のテーブル脚も販売されています。ヴィンテージやシャビーシックなテイストがお好きな方におすすめです。

 

金属製


画像引用元:10 Different Types of Steel Coated Legs

金属製のテーブル脚はネジなどで留めるだけでよいので、材料のカットや加工といった工程が不要です。

手軽にテーブルをDIYしたいという方におすすめです。

木製のテーブル脚と比べて耐久性が高く、木の天板に金属製のテーブル脚を取り付けると、モダンで洗練された仕上がりになります。

 

テーブル脚の種類

テーブル脚は、色々なデザインの製品が販売されています。

2脚タイプと4脚タイプの定番デザインについてご紹介します。

 

2脚

2脚タイプのテーブル脚は、ユニークで印象的なデザインが多く販売されています。

人気の種類を見ていきましょう。

 

ロ型


画像引用元:10 Different Types of Steel Coated Legs

正方形のテーブル脚は、存在感のある仕上がりが特徴です。

 

L型


画像引用元:L-Shaped Console Table Legs, 1 Pair, #SS1830 – RustyDesign

アルファベットのLのようなテーブル脚です。

大きなテーブルにも使えるサイズの製品もありますが、サイドテーブルやコーヒーテーブルなど小さいサイズのテーブルに多く用いられます。

 

X型


画像引用元:10 Different Types of Steel Coated Legs

クロスしたデザインが特徴的なテーブル脚です。

海外インテリアのようなテイストが人気です。

 

Ⅱ型


画像引用元:Livingandhome Set of 2 Black Industrial Heavy Duty Metal Furniture Legs Table Legs H 71 cm | DIY at B&

ローマ数字のⅡのような形状のテーブル脚です。

組み合わせによってシックにもインダストリアルにも仕上がります。

 

4脚


4脚タイプのテーブル脚はシンプルなデザインが多く、色々なテイストに合わせられるものが多いです。

4脚タイプのテーブル脚でよく使われるものをご紹介します。

 

コーンタイプ

画像引用元:10 Different Types of Steel Coated Legs

細い漏斗状のコーンタイプのテーブル脚は、テーブル以外にも小さなサイドテーブルやチェスト、椅子の脚としても使われるベーシックなデザインです。

 

Y型


画像引用元:4x Metal table legs - Y shaped- YL8060

アルファベットのYのような形のテーブル脚は、個性的なインテリアが好きな方におすすめです。

 

角型


画像引用元:28"H Metal Square Table Leg | Offices To Go

角型のテーブル脚はフォーマルな雰囲気に仕上がりますので、仕事机や会議用の机などによく使われています。

 

ヘアピン型


画像引用元:10 Different Types of Steel Coated Legs

華奢なデザインが特徴のヘアピン型のテーブル脚は海外インテリアで近年人気のデザインです。

 

テーブル脚の取り付け方


画像引用元:8 Easy Ways To Attach Table Legs - TableLegs.com

テーブル脚の取り付け方について見ていきましょう。

様々な方法がありますが、ここでは木製の天板に既成のテーブル用脚パーツを取り付ける方法をご紹介します。

作業時は木粉が出るので、作業用ゴーグルとマスクを付けてください。

取付に必要な道具や材料の例は以下の通りです。

・天板

・テーブル脚

・ビスなど

・工具(電動ドライバー)

・さしがね

・マーキング用の鉛筆、マーカー、またはマスキングテープ

・養生用のブルーシートなど

・必要な場合はブラケットなど

テーブルに脚を取り付ける時におすすめなのが電動ドライバーです。

手動で作業することもできますが、電動ドライバーを使うと大幅に作業時間が短縮できますし、色々な作業に使えるのでDIYをするならひとつあるととても便利ですよ。

電動ドライバーには回転の力のみのドリルドライバーと、回転+打撃の力を利用するインパクトドライバーがあります。テーブル脚の取付ならどちらを使っても大丈夫です。

uncle-bではドリルドライバーとインパクトドライバーどちらも取り扱っており、それぞれ初~中級者向けとPRO仕様の2タイプからご自分が使いやすいタイプからお選びいただけます。

・ドリルドライバー

【初~中級者向け】


【Hi KOKI】14.4V コードレスドライバドリル (FDS14DGL/2LEGK)※バッテリー付

【PRO仕様】


【Hi KOKI】14.4V コードレスドライバドリル(DS14DBL2/NN)※本体のみ

・インパクトドライバー

【初~中級者向け】


【Hi KOKI】14.4V コードレスインパクトドライバ(FWH14DGL/2LEGK)※バッテリー付

【PRO仕様】


uncle-b ONLINE STORE / 【Hi KOKI】14.4V コードレスインパクトドライバ(WH14DDL2/2LYPK) ※バッテリー付

 

脚を付ける位置を決める

まずはテーブル脚を取り付ける位置を決めましょう。

天板を裏返して地面や作業台に置き、テーブル脚を仮置きして位置を調整します。

地面で取付作業をする際は、床が傷ついたり、木粉で片付けが大変になる恐れがあるので、養生用のシートを敷いておきましょう。

適した位置を決めたらさしがねなどを使ってそれぞれの脚の角度や位置を確認して、ズレが出ないようにしましょう。

鉛筆やマーキングテープを使って、脚を取り付ける場所や穴を開ける場所に墨付けをしてください。

 

下穴を開ける

木材にいきなりビスを打ち込んでしまうと割れる恐れがあるので、まずは電動ドライバーで天板に下穴を開けます。

ビスの高さに合わせてドリルビットにマスキングテープで印を付けておくと、天板を貫通するといったミスが防げます。


画像引用元:How To Use a Hand Drill

ドリルドライバーを使って穴あけする作業については、『電動ドリルで穴あけする時の手順と注意点を解説』でも詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。

 

ネジで固定する

下穴を開けたらテーブル脚を墨付けした場所に置き、ネジ留めをしてしっかりと固定します。

脚がグラグラ動かないことを確認したらひっくり返して作業は終了です。

 

まとめ

テーブル脚は既成の製品を使うと、少ない工程でテーブルDIYができます。

今回ご紹介したように、様々な形状のテーブル脚が販売されているので、好みのインテリアのテイストや用途に合ったものをお選びください。

DIYに慣れてきたらテーブル脚も自作して、こだわりが詰まった作品を作ってみるのも楽しいですよ。