最近は、流木をインテリアに活用する方が増えています。「自分もチャレンジしてみたい」と考えている方もいるでしょう。しかし、いざ始めようとすると、おしゃれな流木を採取する方法や、流木の扱い方がわからず困ってしまう方も少なくありません。
そこで今回は、流木インテリアに適した流木の選び方や、流木インテリアの制作例を紹介します。流木インテリアにチャレンジしようとしている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
流木インテリア制作例①1本の流木から作る
1本の流木で制作するインテリアは、簡単に作れるので初心者に向いています。制作予定のインテリアや、置く場所によって選ぶ流木の形や大きさなども違ってきます。まずは、流木1本で作れるインテリアを紹介します。
壁掛けオブジェ
流木1本で、壁掛けのオブジェを簡単に作ることができます。天井から壁沿いに1本の流木を吊るしてみたり、壁にそのまま貼り付けてオブジェとしたりするのが素敵です。オブジェとして完成した流木に、雑貨や小さめの植物を飾ると、さらにオリジナリティあふれるインテリアになります。
電球・キャンドルをつけて照明に
流木1本を少し加工すると、照明・キャンドルを作ることもできます。天井から吊り下げた1本の流木に電球で作られたライトのコードを巻きつけて作るだけです。簡単な作業で、おしゃれな仕上がりの照明になります。
また、1本の流木に穴を数カ所開けてキャンドルをはめ込めば、オリジナルのキャンドルライトにもなります。キャンドルを使って照明にする際は火の取り扱いには充分に注意して下さい。
ハンガーラック
ハンガーラックも、天井から流木を1本吊るしてできてしまいます。細めの流木を横にぶら下げて、そこにハンガーを引っ掛けるだけです。自然の形をそのまま取り入れることで、市販のハンガーラックとは違い様々な大きさの物が引っ掛けられます。
流木インテリア制作例②複数の流木を組み合わせる
流木を複数本組み合わせれば、制作できるインテリアの幅が広がります。様々な大きさの流木を組み合わせて、世界にひとつだけのインテリアを作ってみるのもおすすめです。
置くだけでオシャレなインテリアに
複数の流木を、配置や構図を工夫して置くだけで、おしゃれなインテリアとして機能します。流木は1本1本形や質感が違うので、それぞれの特徴を活かして複数本置いてみてはいかがでしょうか。ただ置くだけなのに、アクセントの効いた素敵なインテリアになります。
ガーランド
ガーランドとは英語で花輪や花冠といった意味合いで使われていた言葉ですが、現代では植物や果物を使って作る紐状のインテリアを指します。
多数の流木を紐に通してガーランドを作っていきましょう。自然の中で形成された流木それぞれの質感や形を生かせば、簡単におしゃれでアクセントが効いたオリジナルのガーランドができあがります。
ラダーラック
複数本の流木を紐を使い組み合わせて作るラダーラックもおすすめです。流木で作ったラダーラックは市販品と違い、温かみのある仕上がりとなりお部屋の雰囲気も優しく変わります。作り方もとても簡単なので、初心者の方にも向いています。
流木インテリア制作例③さらにおしゃれな制作例
続いては、更にひと手間加えたおしゃれな流木インテリアの制作例を紹介します。さほど難しい工程はないので、是非参考にてみてください。
観葉植物を置くフラワーベース
流木に元々空いていた穴や、自分で流木に穴を開けて、観葉植物などを置くフラワーベースを作ってみましょう。流木にちょうどよい穴がある場合は、そこに観葉植物を嵌め込むだけで可愛らしいインテリアが出来上がります。
さらに、ひと工夫加えておしゃれな瓶や缶などの入れ物に観葉植物を入れてから飾ると、また雰囲気も変わりおすすめです。穴を加工したり、自分で開けたりすれば、自分が飾りたいサイズの植物を自在に設置できます。
キャンドルライト
簡単に手に入るキャンドルライトと流木を使って作るインテリアです。とても温かみのあるインテリアですので是非作ってみて下さい。
作り方を簡単に説明すると、接着剤を使いキャンドルライトのまわりに流木をくっつけていきます。なお、キャンドルライトより長さのある流木を使ったほうが、おしゃれなキャンドルライトになります。
キャンドルライトのまわりに流木をつけたら麻紐などの紐で何度か巻きつけ、紐も接着し終えたら完成です。明かりをつけると、流木の隙間からこぼれる優しい光がとても素敵な空間を作ってくれるでしょう。
壁掛けフック
流木にフックを付けるとできてしまう壁掛けフックですが、仕上がりはとてもおしゃれです。流木の形状や流木に取り付けるフックの素材の組み合わせ次第で、様々なデザインの壁掛けフックを制作できます。色々と組み合わせて、試してみるといいでしょう。
流木の入手方法
実際に流木を入手するにはどうしたらよいのかを紹介していきます。意外に簡単に手に入るので、どこで手に入れればいいのか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
海岸や川岸で拾う
海岸や川岸で、実際に拾って手に入れるのが一つの方法です。海で浜歩きや、川岸を散歩した際に、流木を見かけた経験がある方も多いでしょう。流れ着いた流木の中から、自分の好みに合った流木やお部屋の雰囲気にピッタリな流木を見つけてみて下さい。1番自然に近い形のまま手に入れることができます。
通販・ハンドクラフト店で購入
通販サイトやハンドクラフトのお店で購入することもできます。近隣に海岸や川岸がない方が、手軽に入手する方法としておすすめです。拾った流木の場合は、下処理の手間がかかるのがネックです。通販やハンドクラフト店で購入すれば下処理は不要なので、初心者にはおすすめの入手方法と言えます。
既製品なら100均やホームセンターにも
1番お手軽な方法で、既製品を100円ショップやホームセンターで入手することもできます。インテリアとして加工された状態で売っているので、お店に行って好きなものを選び購入するだけです。品ぞろえが豊富なお店も多いので、お部屋に飾ったらどんな雰囲気になるのか考えながら、既製品を選ぶのも楽しいでしょう。
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流木インテリアを作るときの注意点
流木インテリアを作るときの注意点を、いくつか解説します。しっかり下処理をすることで失敗も少なくなるので、丁寧に準備しましょう。
加工しやすい形状の物を選ぶ
下処理をするにも、あまりに大きすぎる流木だったり、形が入り組んだ流木だととてもやりにくくなってしまいます。加工しやすい形状の流木を選びましょう。特に初心者の方は、加工しやすい流木の形状を選ぶことが大切です。
慣れてきたら、少しずつ個性的な形状の流木を使用したインテリア作りにチャレンジするのもよいでしょう。
汚れをしっかり落とす
流木は自然の物ですので、拾った時点では汚れや虫がついています。加工する前に、汚れをしっかりと落としていきましょう。清潔な水を使い、汚れや虫を洗い流した後に煮沸消毒をおこなって下さい。
アク抜きをする
自然の中で拾った流木の場合は、アク抜きが必要です。拾ってきた流木を大きな容器に入れ、そこにアク抜き剤を入れます。
アク抜き剤に流木を浸して、2、3日置きましょう。その後、綺麗な水をかけながら硬めのブラシやたわしなどを使ってアク抜き剤を取り除きます。アク抜きをしなければ、流木の不純物によりインテリアの劣化が早まるリスクがあります。また、寄生虫などの被害を受けるリスクもあるので、必ずアク抜きをしましょう。
手頃な流木をインテリアに変身させて、室内をおしゃれにしよう!
今回の記事では、流木インテリアの制作アイデアや流木の入手方法、注意点について紹介しました。ぜひ、海や川で手に入る流木でインテリアを作ってみて下さい。流木独特の自然な雰囲気が、室内をおしゃれな空間にしてくれます。
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