一人暮らしをしている方で、お部屋にインテリアグリーンを設置する方は多くいます。

お部屋のサイズにあったコンパクトな種類を選べば、場所も取りませんし、リラックスできる空間が手に入ります。

レイアウトの工夫により、おしゃれな内装をデザインすることが可能です。

今回の記事では一人暮らしでインテリアグリーンを育てるうえでの、種類やレイアウト、お手入れの要点をまとめました。

この記事を参考にして、さっそくお部屋にインテリアグリーンを配置してみましょう。

 

一人暮らしでも育てやすいインテリアグリーン



一人暮らしの人でも育てやすく、おしゃれなインテリアにもなる観葉植物として、次の4種類を紹介します。

  • エバーフレッシュ|昼夜で表情が異なる
  • フィカス属|お手入れが楽
  • シラフカズラ&ポトス|小さくてかわいらしい見た目
  • 多肉植物|丈夫で育てやすい

一人暮らしでは、家を空ける時間帯が多くなることから、丈夫で育てやすい植物が適しています。

見た目がかわいらしく、楽しく育てられるインテリアグリーンを選ぶのも一案です。

 

エバーフレッシュ|昼夜で表情が異なる

エバーフレッシュは、細めの葉が風に揺れて、軽やかな印象のインテリアグリーンです。

日中は葉を広げて光合成を行い、夜になると葉を閉じるという特徴があります。

これは「就眠運動」と呼ばれるもので、植物の睡眠にあたるものです。

時間の経過に応じて変化するその姿が愛らしく、人気のインテリアグリーンの一つです。

高さは1メートル前後のものから、卓上サイズの小型まで豊富にあり、空間に合わせて選べます。

日光を好む植物なので、日当たりのよい場所に置くとよいでしょう。

日光に当たる時間が短すぎると枯れてしまうリスクが高くなります。

一方で、直射日光が強すぎると葉焼けをおこしてしまうため、注意しましょう。

 

フィカス属|お手入れが楽

クワ科フィカス属はゴムの木やベンジャミン、ウンベラータなど、種類が豊富で内装にもなじみやすいインテリアグリーンの代表格です。

乾燥や環境変化に強く、日陰にもある程度適応できるため、初心者におすすめといえます。

なかでも「フィカス・ウンベラータ」は、大きくてハート形の葉が特徴です。

愛らしい葉の形状と、明るいグリーンが、お部屋に温かみをもたらします。

成長スピードが遅いので、剪定を頻繁にする必要がなく、忙しい方も手間がかかりません。

 

シラフカズラ&ポトス|小さくてかわいらしい見た目

「シラフカズラ」や「ポトス」は、つるを伸ばして成長する植物で、棚の上に置いたり、ハンギングプランターで吊るしたりして、さまざまな飾り方が楽しめます。

特にポトスは、育てやすく耐陰性があるため、日当たりが良くない場所でも元気に育ちます。

高温多湿にも強く、丈夫なのが特徴です。

水やりは、土が乾ききってからあげれば大丈夫です。

ただし、夏場はよく育つため水を多めにあげましょう。

やりも少なめで忙しい一人暮らしにもぴったり。

手軽に緑を増やしたい場合は、ポトスを選んでみてはいかがでしょうか。

 

多肉植物|丈夫で育てやすい

ぷっくりとした葉が特徴の多肉植物は、水やりの頻度が少なくても元気に育つため、初心者に人気があります。

多肉植物は品種が豊富で、色や形、大きさもさまざまです。

異なる種類の多肉植物を複数組み合わせて配置する方も少なくありません。

特にエケベリアやハオルチア、セダムなどは育てやすく、寄せ植えにしてミニチュアガーデンを作るのもおすすめです。

小型の鉢をいくつか並べるだけで、インテリアに彩りを加えることができます。

 

一人暮らしのインテリアグリーンのレイアウトのポイント



狭い部屋でもインテリアグリーンをうまく取り入れれば、圧迫感なくおしゃれな空間を演出することができます。

一人暮らしでインテリアグリーンを取り入れた内装を検討するときは、次の点を意識しましょう。

  • デットスペースや角を活用する
  • 壁や天井からつるす
  • 棚や家具のうえを活用
  • 窓台に置く

ここからは、一人暮らしの部屋に最適なレイアウトのポイントを紹介します。

 

デッドスペースや角を活用する

部屋の四隅や家具と壁の隙間など、普段あまり活用していないデッドスペースは、観葉植物を置く絶好の場所です。

高さのある植物を大きめの鉢に入れて角に配置すると、部屋全体に立体感が生まれます。

鉢カバーやプランタースタンドを活用して高低差を演出するのも一案です。

フィカス・ウンベラータなど、存在感のある植物を置くと一気におしゃれな部屋にグレードアップします。

 

壁や天井からつるす

部屋が狭く、スペースが限られているなら、「空中」を利用しましょう。

天井や壁にハンギングプランターを吊るせば、空間を有効活用できるだけでなく、視線が上に誘導されて部屋が広く見えます。

ポトスやアイビーなど、つる性の植物を使えば、自然な垂れ下がりがアクセントになり、ナチュラルな雰囲気が演出されます。

壁に穴をあけられないという方は、突っ張り棒やカーテンレールを活用すれば、賃貸住宅でもつる性の植物を飾れます。

 

棚や家具のうえを活用

本棚やキャビネット、テレビ台など、家具の上は意外と見逃しがちなスペースです。

小さめの鉢植えや多肉植物をこれらのスペースに配置することで、インテリアの良いアクセントになります。

複数の植物をうまく配置すると、統一感が生まれ、カフェのような空間が完成します。

 

窓台に置く

日当たりのよい窓際は、植物を育てるうえで理想的な場所です。

多肉植物やハーブ類は、光を好むため、窓台に並べて育てましょう。

窓から見える景色に緑が加わると、部屋の外から見てもおしゃれに見えるようになります。

季節に合わせた植物を選んで、見た目を変化させるのも楽しみ方のひとつです。

 

一人暮らしのインテリアグリーンのお手入れのポイント



植物は生き物なので、きちんとお手入れをしないと元気がなくなってしまいます。

お手入れのポイントとして、次の点を意識しましょう。

  • 日当たりに気を配る
  • こまめに適量の水やりをする
  • 葉水をかける
  • 温度・湿度に気を配る

以上を意識することで、一人暮らしでも植物を元気な状態で長持ちさせられます。

 

日当たりに気を配る

植物によって必要な光量は異なります。

フィカス属やポトスのように耐陰性がある植物は、窓から少し離れた日当たりのよくない場所でも育てられます。

一方で、エバーフレッシュや多肉植物などは明るい場所が適しています。

一方で、直射日光は葉焼けの原因になるため、レースカーテン越しのやわらかい光を当てましょう。

季節によって日差しの強さが変わるので、植物の様子を見ながら置き場所を変えるのが理想です。

 

こまめに適量の水やりをする

水やりは「土が乾いたらたっぷり」が基本です。

乾燥の具合は、土に指を入れてチェックしましょう。

また、種類ごとの水の適量を把握しておいて、あげすぎないように注意しましょう。

たとえば、多肉植物は水分をため込む性質があるため、水をやりすぎると根腐れの原因になります。

鉢の下から水が流れ出るくらいしっかり与えたら、受け皿に溜まった水はこまめに捨ててください。

 

葉水をかける

葉水とは、霧吹きで葉に水をスプレーすること。

これをすることで、葉が乾燥するのを防ぎ、害虫の発生を抑えることができます。

エバーフレッシュやフィカス・ウンベラータは特に湿度を好むため、こまめな葉水が健康維持のポイントです。

毎日の習慣にすると、植物が生き生きと育ちます。

 

温度・湿度に気を配る

インテリアグリーンの適温は、種類により大きく異なります。

高温多湿を好むものや、冬の寒さに弱いものなどさまざまです。

基本的には、エアコンの風が直接当たる場所は避け、室温は15℃以上をキープしましょう。

乾燥しがちな時期は加湿器を併用するか、水を張った器を置いて湿度を調整するとよいです。

植物の種類によって適温は異なるので、それぞれに適した湿度・温度をできるだけ保つようにしましょう。

 

uncle-bでは一人暮らしのインテリアグリーンに適したアイテムを多数取り扱い



uncle-b GARDNINGでは、一人暮らしの部屋に適したインテリアグリーン用品を多数取り揃えています。

小さめのポットは、小ぶりのインテリアグリーンを飾るのに最適です。

また、鉢植えなどに入れられる室内用のチップやファイバーなども販売しています。

通常の土よりも扱いやすく、より手間をかけずにインテリアグリーンを育てられるでしょう。

ぜひuncle-b GARDNINGを活用して、インテリアグリーンを自宅に取り入れてみてください。



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