木材をはじめとした自然素材の風合いを活かしたナチュラルなインテリアデザインは、いつの時代も人気です。
一人暮らしでも家族と同居していても、ナチュラルな雰囲気は心を落ち着かせて、自宅で過ごす時間を有意義なものにしてくれます。
おしゃれでナチュラルな内装を実現させるためには、いくつかポイントがあります。
今回の記事では、ナチュラルインテリアを取り入れるためのポイントを実例も交えながら紹介します。
自宅の内装をナチュラルなものに変えていこうと考えている方は、この記事を参考にすれば、理想のデザインを実現出来るでしょう。
目次
ナチュラルインテリアの特徴とは?
ナチュラルインテリアとは、木材をはじめとした自然素材を積極的に取り入れて、自然の風合いを持たせた内装のデザインです。
アースカラーと呼ばれる、自然界にある色を積極的に使用するのも特徴といえます。
まずは、ナチュラルインテリアの基本的な特徴を紹介します。
木材など自然素材を導入
自然素材を積極的に取り入れた内装とするのが、ナチュラルデザインの第一の特徴です。
特に木材については日本の住宅ともマッチしやすいため、家具類などにおいて積極的に取り入れられます。
床材や家具は、木製のものや、木目がしっかり残った自然を感じられる素材の製品を選びましょう。
そのほかにも、石や草などの植物類を装飾品などに使用するデザインもしばしばみられます。
小物や観葉植物、壁の装飾などにおいては、木材に加えてこれらの自然素材の活用も考えてみてください。
アースカラーを積極的に使用
アースカラーとは、地球の自然にもともと存在する色のことで、特に木の茶色や植物の緑などを指します。
こうした色を中心として内装をデザインすると、ナチュラルで落ち着いたインテリアの形成が可能です。
濃い緑や茶色を多用すると重い印象を与えてしまう場合があります。
そのときには、ベージュや白系の色も取り入れるとバランスが取れるでしょう。
すっきりとしたデザイン
全体としてすっきりとしたデザインに整えるのも、快適なナチュラルインテリアを形成する上でのポイントです。
小物や装飾品、観葉植物などを多く配置しすぎると、雑多な印象を与える可能性があります。
装飾品は少なめに、また家具もシンプルなデザインの製品を選ぶように工夫しましょう。
余計な物を配置しないことで、自然素材の印象をかえって際立たせることができます。
おしゃれなナチュラルデザインを実現するためのポイント
おしゃれなナチュラルデザインを実現する上では、次のような点を意識するのがポイントとなります。
- 木・木目の質感を活かすデザインが実践しやすい
- 白を取り入れることを忘れない
- 植物のグリーンも取り入れると彩り豊かに
- シンプルな構成を意識する
これらのポイントについて、詳しく紹介していきます。
木・木目の質感を活かすデザインが実践しやすい
木や木目の質感をよく活かすデザインを意識するのが大切です。
ナチュラルデザインにおいては、しばしば木材や木目のデザインの家具や小物が主役となります。
木材を使用した製品を選ぶときに、木の色味や木目の質感などに着目して統一感を持たせると、整ったデザインに仕上がります。
一口に木材と言っても、使用している木の色味や木目の模様は製品によって異なります。
基本的には、色味や模様のタイプが近い製品同士を組み合わせた方が統一感が出ます。
明るめの雰囲気を意図するならオーク材やパイン材、シックな雰囲気を目指すならウォールナット材やダークブラウンなどを中心にコーディネートしましょう。
白を取り入れることを忘れない
ナチュラルなインテリアには、白もしくは薄いベージュ・灰色など白に近い色を使用することを意識しましょう。
白は先に紹介したアースカラーではないのですが、一般にナチュラルインテリアに適した色味の一つです。
茶や緑だけでは内装の雰囲気が重くなってしまいがちなため、白を取り入れることで明るい快適な印象の空間を演出できます。
家具や壁材のほか、カーテンやクロスなどの製品に、白を取り入れて、バランスの取れた明るい空間を目指してみましょう。
植物のグリーンも取り入れると彩り豊かに
植物の色であるグリーンも、ナチュラルインテリアを形成する上で有効な色彩の一つです。
木材を中心にまとめると、室内は茶系の色でまとまります。
そこに緑を少し取り入れると、バランスを保ちつつも印象的なインテリアに仕上がります。
緑は観葉植物や小物類、装飾品の配置することで、インテリアに簡単に取り入れることができます。
鉢植えの観葉植物はもちろんですが、お手入れの手間を省きたいなら、エアープランツやドライフラワー、植物素材のリースなども有効な選択肢となります。
室内にうまく緑を取り入れて、さらにおしゃれなナチュラルインテリアを実現させましょう。
シンプルな構成を意識する
ナチュラルインテリアにおいては、部屋全体の構成をシンプルな形で整える工夫をするのが大切です。
装飾品や観葉植物などを配置しすぎると、つい雑多な印象を与えます。
また、濃い茶色や緑の色合いのものを配置しすぎると、重い印象になってしまう場合も少なくありません。
基本スタンスとして、装飾品は最低限に抑えて、家具やクロス・床材なども過度に華美なものは選ばないように工夫しましょう。
全体としてすっきりとさせた方が、自然素材のデザインや風合いが際立ちます。
なおかつ、ナチュラルインテリアの本来の魅力である、柔らかく落ち着いた印象の室内を実現可能です。
おしゃれなナチュラルインテリアを実現するための事例
最後に、以下のポイントにおいてナチュラルインテリアを実現するポイントをまとめました。
- ソファ
- それ以外のリビング家具
- ダイニング家具
- 雑貨
ナチュラルインテリアを検討するときには、まず以上のポイントに着目して、デザインを考えてみましょう。
ソファ
ソファーは革製品よりもクロス素材の製品の方が、ナチュラルインテリアにマッチします。
ソファは室内において大きな家具の一つになるため、部屋全体の方向性を決める上で重要な家具です。
一方で、木の素材が前面に出たソファというのは一般的ではありません。
そこで、人びとが座る布部分の色合いが、ほかの自然素材とマッチした製品を選ぶのが重要です。
クロス素材で、白系もしくはアイボリー、ベージュ、カーキなど薄めのアースカラーを選ぶと、ナチュラルインテリアを引き立てます。
それ以外のリビング家具
テレビボードやキャビネットなどの収納、テーブルといった家具については、基本的に木製のものを選ぶのがよいでしょう。
部屋に配置する複数の木製家具の色味やデザインを合わせて、全体に統一感を持たせるのがポイントです。
床やクロスなどとの調和もみながら、ちょうど良い色味の木製家具を設置してください。
ダイニング家具
食卓やキッチン回りに配置するダイニング家具も、基本的には木材を使用した製品で統一するのがよいでしょう。
食器棚などは、全体が木材で扉にガラスを使用したタイプの家具が多く販売されています。
ダイニングテーブルや椅子も木を使用したものをセットで購入して、木のぬくもりを感じられるダイニングを実現しましょう。
テーブルの上に植物製の小物を置けば、さらにおしゃれな内装となります。
雑貨
過剰にならない程度に、自然素材の雑貨を要所に配置しましょう。
まず、検討すべきは観葉植物の配置です。観葉植物は、ナチュラルインテリアを引き立てる上でとても有効ですが、多すぎると邪魔になったり、手入れに手間がかかったりします。
空いたスペースをうまく活用し、数を絞って配置しましょう。
また、机の上や壁の装飾品についても、自然素材やナチュラルなデザインの製品の配置を考えてみてください。
装飾品は、過剰に設置すると雑多な印象を与えかねません。
あくまでシンプルを基本線として、ナチュラルな印象を際立たせる製品を配置しましょう。
uncle-bではおしゃれなナチュラルインテリアのアイテムを多数取り扱い
uncle-b GARDENINGでは、ナチュラルインテリアの実現に役立つアイテムを多数取りそろえています。
ナチュラルでアジアンな印象がある鉢やポットは、内装をおしゃれに仕上げる上で有効です。
観葉植物を引き立てるプランターカバーなども販売しています。
また、流木とガラスをテーマにした装飾品も、ナチュラルインテリアによく調和します。
おしゃれなナチュラルインテリアを実現したい、装飾があまりに少ないので、もう少し増やして印象的な室内にしたいと考えている方は、ぜひ一度「uncle-b GARDENING」を訪れてみてください。
uncle-b Gardeningはこちらから。