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自在錐の使い方を解説!インパクトドライバーと併用すると穴を自在に開けられる

DIYの作業において、丸い穴をあけるときに重宝するのが自在錐です。自在錐は、一定範囲内の直径の丸い穴を自在に開けることができます。一般にインパクトドライバーやドリルドライバーに取り付けて使用することで、正確な円の穴を簡単に開けられるのが特徴です。 今回の記事では、自在錐について取り付け方・使い方の双方を紹介します。DIYの作業の中で、丸い穴をあける場面が多い方は、本記事を参考に自在錐の活用を検討してみてください。 目次 1.自在錐とは? 1-1.自在錐は丸い穴を正確に開ける工具 1-2.金属用・木材用など材質に特化した製品がある 1-3.インパクトドライバーやドリルドライバーと併用できる 2.自在錐の使い方①取り付け方 2-1.バーを固くねじ止めする 2-2.刃を取り付ける 2-3.センタードリルをつける 2-4.電動工具にセットする 3.自在錐の使い方②穴の開け方 3-1.試運転してみる 3-2.穴をあける板の装着 3-3.板の半分をめどに溝を入れる 3-4.反対から溝を入れてくりぬく 3-5.やすりなどで仕上げ 自在錐を使う時の注意点 自在錐の使い方をマスターしてDIYを効率的に進めよう!   自在錐とは? 自在錐は、板に丸い穴をくりぬくための道具です。インパクトドライバーとドリルドライバーなどと併用すると、自分が求める直径の穴を手早く正確に開けられます。   自在錐は丸い穴を正確に開ける工具 自在錐は、板状の素材に丸い穴を正確に開けられる工具で、DIYを趣味とする方や製造業の作業員にとって便利なものです。 通常のドリルとコンパスでは開けるのが困難な大きなサイズの穴を、正確な直径で開けられます。ネジで直径の大きさを自在に調節できるのも特徴です。筒状の棒を通す穴を開けるときなどに重宝します。   金属用・木材用など材質に特化した製品がある 自在錐は、一般的には木材に使用するケースが多いといえます。特にDIYでは重宝する工具の一つです。一方で、金属用の自在錐も存在します。 鉄板などに穴を開けるときには、金属用の自在錐が重宝します。基本的には特定の材質に特化した刃になっているので、加工する材質に適合した自在錐を用意してください。   インパクトドライバーやドリルドライバーと併用できる 自在錐は、インパクトドライバーやドリルドライバーと組み合わせて使用できます。電動工具と一緒に使うことで、短時間で正確な穴開けが可能になります。電気の力で直径に沿って素材を切断してくれるため、特に力も要りません。 なお、安全の観点から、1500/分以下の回転数の機材を使用しましょう。また、ハンマードリルとは併用できません。   自在錐の使い方①取り付け方 自在錐の使い方について紹介していきます。取り付け手順は以下の通りです。 ・バーを固くねじ止めする・刃を取り付ける・センタードリルをつける・電動工具にセットする それぞれのプロセスについて、詳しく紹介していきます。   バーを固くねじ止めする まず、後で刃を取り付ける横棒と主軸を固くネジ止めします。横棒の中心に主軸が来るように正確に取り付けてください。主軸と横棒がガタつくと、穴の位置がずれてしまうなど作業の精度に影響するため、しっかりと締め付けましょう。   刃を取り付ける 続いて、横棒の部分に刃を取り付けます。自在錐の刃は材質や開ける穴の深さなどによってさまざまな製品があります。作業に合った刃を選んで取り付けてください。刃の取り付けが甘いと、穴の精度に影響を与えるほか、刃が外れて事故の原因にもなります。ケガを避けるためにも、しっかりと固く固定しましょう。   センタードリルをつける 主軸部分にセンタードリルを取り付けます。センタードリルが円の中心となって、正確な穴を開ける役割を果たします。横軸の目盛りを見ながら、開けたい穴の直径に応じて刃の位置を調節しましょう。左右の刃と主軸の距離にずれがあると正確な円い穴を開けられないため、同じ位置になるように正確に調節してください。   電動工具にセットする 最後に電動工具に自在錐をセットします。電動工具の準備手順に沿って、主軸をしっかりと工具に固定してください。次はいよいよ電動工具の電源を入れるので、各部品が固くセットされているか、最後に確認しておきましょう。   自在錐の使い方②穴の開け方 自在錐のセッティングが終わったら、次の手順で穴開けを進めていきましょう。 試運転してみる穴をあける板の装着板の半分をめどに溝を入れる反対から溝を入れてくりぬくやすりなどで仕上げ それぞれの手順について、詳しく解説していきます。   試運転してみる 穴を開ける前に、必ず試運転を行いましょう。まずは素材に当てずに電源を入れて、問題なく回転するか確認してください。続いて、不要な素材の切れ端などで穴を開けてみましょう。 試運転を通じて、工具の動作や刃の切れ味を確認できます。特に、新しい刃を使用する場合は、切れ味や精度が未知数なのでより丁寧に試運転をしましょう。なお、以降の作業も同様ですが、穴開け作業は周囲に人がいない、不要な物もない安全な場所で進めてください。   穴をあける板の装着 穴を開ける板を、作業場に装着します。板は、土台としっかりと固定してください。固定が甘いと、板が動いてしまい、意図しない場所に穴が開いてしまうことがあります。また、刃の勢いで板が飛んでしまうリスクもあります。作業を正確に進められないばかりか、ケガや事故の原因ともなるため、注意が必要です。   板の半分をめどに溝を入れる 穴を開ける位置を決めたら、板の半分を目安に溝を入れていきます。一気に最後まで穴を開けるよりも、両面から刃を入れる方が正確な円の穴を開けられます。両面から溝を入れることで、木材や金属にかかる負担を軽減し、よりスムーズに穴を開けることが可能です。 また切り口が割れずに断面がきれいに仕上がるため、最後のやすりでの仕上げ作業が楽になるでしょう。一周しっかりと溝が入ったら、板を裏返して固定し直してください。   反対から溝を入れてくりぬく 反対側からも溝を入れてくりぬいていきます。このとき、最初の溝入れの際に主軸のドリルが開けた穴に正確に軸をさしてください。主軸の位置がずれると、溝の位置がずれてしまうので、正確な円は開けられなくなってしまいます。 両側からの溝がつながれば、円く板をくりぬけるようになります。工具の電源を止めて切った部分を取り除いてください。   やすりなどで仕上げ 穴の断面をやすりなどで仕上げます。くりぬいただけでは表面がざらざらの状態になっているため、仕上がりの見た目が悪くなるほか、ささくれた部分が手指に刺さってケガの原因となることもあります。紙やすりなどを使用して、表面をなめらかに仕上げましょう。   自在錐を使う時の注意点 自在錐を使用する際には、まず、手袋を装着して手指を保護しましょう。軍手は繊維が刃に絡まる恐れがあるため、革製の手袋を使用するとさらに安心です。また、木くずから顔を守るために、眼鏡やマスクなどを身につけましょう。 回転範囲を確認して、その範囲に手指を置かないように注意してください。また、他の工具や素材が切断範囲に乗っかっていないかなども確認のうえ作業しましょう。自在錐と余計な物が当たると、ケガや事故につながるリスクがあります。 自在錐は先端に刃がついているため、便利ですが危険な工具の一つです。安全には充分に配慮して、トラブルなく作業を進めてください。   自在錐の使い方をマスターしてDIYを効率的に進めよう! DIYでも向上などでの作業でも、正確に丸い穴を開ける工程が発生するケースは少なくありません。コンパス+ドリルでは、高い技術がないと正確な穴を開けるのが難しく、素材が固ければ力も必要になります。自在錐をインパクトドライバー・ドリルドライバーなどに装着して使用すれば、高い精度で好きな直径の穴を自在にあけることできます。 刃が高速回転して素材に自動で溝を掘るため、強い力も必要ありません。作業精度を高めてさらに効率的に進めるために、ぜひ自在錐を活用しましょう。もし、自在錐を装着する電動工具をお持ちでない場合は、合わせてお買い求めください。 uncle-bでは、今回紹介した自在錐や、一緒に使用するインパクトドライバー・ドリルドライバーをはじめとしたさまざまな工具を取りそろえております。DIYの工具を拡充させたい方は、ぜひ一度uncle-bのオンラインショップを訪れてみてください。 uncle-bでDIYの工具を探す

2024.08.28

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DIY初心者でも壁紙をきれいに張り替えられる方法とポイントを解説

壁紙は部屋の印象を大きく変えられますが、DIYとしては難易度が高いイメージがあるかもしれません。 しかし、初心者であっても手順とポイントを知ればきれいに仕上げられます。 今回は、DIYで壁紙を張り替える方法をお住まいのタイプごとに解説いたします。 初めての方でも失敗しないためのポイントも合わせてご紹介しておりますので、DIYをあまりしたことがないという方もぜひご覧ください。 目次 1.壁紙はDIY初心者でも張り替え可能!自分でする3つのメリット 1-1.自分の好きな壁紙にできる 1-2.コストを抑えられる 1-3.DIY用の製品を使えば簡単に作業ができる 2.壁紙の張り替えは住まいのタイプによって方法を変えよう 2-1.持ち家の場合は本格的な作業が可能 2-2.賃貸の場合は貼って剥がせるタイプが便利 3.壁紙張り替えに必要な道具とDIYする手順 3-1.元の壁紙を剝がして貼る場合  3-1-1.壁紙を剥がす  3-1-2.壁紙を切る  3-1-3.下地処理・壁紙にノリを貼る  3-1-4.壁に貼る  3-1-5.細かい部分を仕上げる 3-2.元ある壁の上から貼る場合  3-2-1.壁をきれいにする  3-2-2.糊を付けて壁紙を貼る まとめ   壁紙はDIY初心者でも張り替え可能!自分でする3つのメリット 壁紙の張り替えをDIYで行うことのメリットとして、以下の3つが挙げられます。 それぞれについて詳しく見ていきましょう。   自分の好きな壁紙にできる 壁紙は部屋の中でも大きな面積を占める部分なので、その部分を変えるだけでもお部屋の雰囲気が大きく変えられます。 全面を自分の好きなカラーや柄の壁にしても良いですし、一面だけをインパクトのある壁紙にするのも遊び心があって良いですね。 ご自宅をこだわりの詰まった空間にしたいという方、個性的な柄や色合いに仕上げたい方にもおすすめです。 また柄や色を変えなくても、経年劣化や紫外線などの影響で変色した壁紙の張り替えをご自分で行う方も多くいます。 特に白系の壁紙は汚れや黄ばみなどが目立つので、何年かに一度張り替えをするときれいな状態がキープできますよ。   コストを抑えられる DIYで張り替えをすれば必要なのは壁紙・接着剤・清掃用具などの原材料費のみ。 業者を利用する時のように、見積り費用や施工費などがかからないため、張り替えにかかる費用が抑えられます。 また、業者に連絡して見積りを取って、予定を擦り合わせて・・・という工程も不要なので、自分の時間が出来たタイミングで作業ができるのも時間の節約になります。   DIY用の製品を使えば簡単に作業ができる 壁紙にのりがついた物などDIY用の製品も多く、そういった壁紙を使えばDIY初心者でも簡単に効率良く張り替え作業が行えます。 DIY用の壁紙といっても決して簡易版ではなくテクスチャーや模様も豊富ですし、オンラインショップを利用すれば日本にはない海外メーカーの大胆な柄など個性的な製品も購入できます。 ウッドや大理石調の壁用パネルなどもあったり、ふすまにそのまま貼れるクロスもあったりするので、お部屋の構造や種類に関係なくお好みの壁紙が見つけられるはず。   壁紙の張り替えは住まいのタイプによって方法を変えよう 壁紙の張り替えは持ち家か賃貸かで、可能な作業の内容が異なります。 特に賃貸物件の場合は注意が必要なようです。   持ち家の場合は本格的な作業が可能 持ち家の場合は貸主の許可は不要なので、壁紙を剥がして張り替えても問題ありません。 ご自分の好きな内容で壁紙の張り替え作業が行えます。 壁紙を剥がしてから新しいものを貼る方法は、手間がかかりますが既存の壁紙の影響を受けないため仕上がりがきれいになるというメリットがあります。 ただ、分譲マンションの場合はごくまれに内装の変更への厳しい規約を設けている物件もありますので、管理組合にお問合せください。   賃貸の場合は貼って剥がせるタイプが便利 賃貸物件の場合は、「賃貸借契約書」の内容をご確認ください。 物件によって、 壁紙の張り替えは一律禁止 貸主の許可を得ればOK 元の壁紙を破損しなければOK などルールが異なります。 禁止されている場合でも、壁紙の変色や破損などがあると張り替えを認められるケースもあります。 まずは大家さんや管理会社などに事前に相談して、壁紙の張り替えは可能なのか、どの範囲内で認められているのか、古い壁紙は廃棄してよいのか・・・などをご確認ください。 原状回復費用を支払って壁紙を張り替えるという選択肢もありますが、リスクも出費も大きいのでおすすめはできません。 壁紙の上から貼って剥がせる製品などを利用するとよいでしょう。 ただ、製品によっては接着剤が元の壁紙に残る可能性もあるので、糊残りのしにくいものを選びましょう。   壁紙張り替えに必要な道具とDIYする手順 壁紙の張り替え作業をする前に、必要な道具を準備しておきましょう。 作業内容によっても変わりますが、壁紙の張り替えに必要な道具と役割を表でまとめました。 張り替え作業の内容に合わせて必要なアイテムを選びましょう。 以下からは、 元の壁紙を剥がして張り替える 元の壁紙の上から新しい壁紙を貼る という2つの方法についてそれぞれ解説していきます。   元の壁紙を剝がして貼る場合 元の壁紙を剥がして貼る場合の作業工程について見ていきましょう。   壁紙を剥がす まずは今ある壁紙を剥がしましょう。 コンセントやスイッチなどの配線カバーを可能な限り外しておきます。 カッターで上下左右の隅に切り込みを入れて、継ぎ目から少しずつ手で壁紙を剥がしていきます。 この時、 裏紙などの下地が剥がれないようにカッターに力を入れすぎない 勢いよく剥がすと裏紙が破れることがあるのでゆっくり少しずつ剥がす という2点に注意してください。   壁紙を切る メジャーで壁を測定し、使用する壁紙をカットします。 この時、上下に5㎝ずつのりしろを設けましょう。   下地処理・壁紙にノリを貼る 裏紙が浮いたり剥がれた部分が出たら補修用のパテを塗って下地処理を行います。 画像引用元:下地処理の方法 壁紙(クロス)下地の場合 – 壁紙屋本舗 ヘラを使って段差が出ないように整えたらパテを乾燥させます。しっかりと乾いたら表面をサンディングペーパー等でフラットに整えましょう。 必要なサイズにカットした壁紙の裏に糊を塗っていきます。 壁紙用の糊は薄めるタイプとそのまま使えるものがありますが、DIYの場合はそのまま使えるタイプがおすすめです。 トレイに糊を入れてローラーをたっぷり馴染ませて、壁紙に塗布していきます。 画像引用元:壁紙の貼り方(糊付けとプロは言いますが糊塗りです。) | 大家さん必見。ひばりヶ丘(東京)のクロス屋さん 壁紙は大きいので、塗った糊が乾かないようにある程度塗ったらジャバラになるように折りたたむ作業を繰り返します。 画像引用元:のり付き壁紙クロスの貼り方(張り方)-DIYショップRESTA 最後は蓋をするように端の部分を織り込んで、糊を塗った面が空気に触れないようにしましょう。 端までしっかりのりを塗って、糊を塗った後5~10分ほど馴染ませるのがポイントです。   壁に貼る 端から壁紙を貼っていきましょう。 上部分はのりしろを5㎝ほど残して、余裕を持たせて貼ります(仮止め)。 画像引用元:のり付き壁紙クロスの貼り方(張り方)-DIYショップRESTA のりしろの角の部分には小さいヘラを使って筋目を付けます。 撫でパケを使って端部分をきれいに密着させたら、仮止めした部分を外して横の真ん中ラインを密着させます。上下を分けるイメージです。 画像引用元:壁紙の貼り方(補修や貼り替えのコツ)|快適生活ガイド|DCM その後上下の順番で中から外に向けて空気が入らないように貼り付けます。   細かい部分を仕上げる コンセントがある部分は、地ヘラとカッターを使って壁紙を切り抜きましょう。 画像引用元:生のり付き壁紙クロスの貼り方(張り方)コンセント・スイッチ部とジョイントコーク-DIYショップRESTA 撫でハケで切り抜いた部分を密着させます。 次に上下ののりしろ部分をカットします。筋目を付けた部分をカッターでカットしていきます。 画像引用元:壁紙の貼り方(補修や貼り替えのコツ)|快適生活ガイド|DCM のりしろを切った端部分をローラーで馴染ませて、浮かないようにぴったりと付けましょう。 貼り終わったら上下左右の端部分を水を含ませたスポンジなどで糊をふき取ります。 この工程を繰り返して張り替え作業は完了です。   元ある壁の上から貼る場合 次に、元々の壁紙の上から新しく壁紙を貼る場合の作業について解説いたします。   壁をきれいにする まずは、壁をきれいにしましょう。 湿気や油分が残っていると、カビが生えたり、壁紙の付きが悪くなることがあるので洗剤を使って拭き掃除をしたあとしっかりと乾燥させます。 次に、上から貼る壁紙をカットします。   糊を付けて壁紙を貼る 壁紙に糊がついていない場合は、ローラーなどを使って糊を塗っていきます。 DIYでは糊がついた製品もよく使われますが、貼って剝がせるタイプの糊単体も販売されているので、お好みで使い分けてください   まとめ 今回は壁紙の張り替えDIYについてご紹介しました。 DIY初心者でも、手順を守ってポイントを押さえればきれいに壁紙を貼れます。 最初から部屋全体の壁紙を張り替えるのはハードルが高いかもしれないので、小さい面積の箇所で練習しておくと作業をスムーズに勧められますよ。 DIY用の壁紙や工具のセットなども販売されていますので、今回ご紹介した作業工程を参考に壁紙を張り替えていつもの空間をフレッシュに蘇らせてみてはいかがでしょうか。

2023.01.19