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自在錐の使い方を解説!インパクトドライバーと併用すると穴を自在に開けられる

DIYの作業において、丸い穴をあけるときに重宝するのが自在錐です。自在錐は、一定範囲内の直径の丸い穴を自在に開けることができます。一般にインパクトドライバーやドリルドライバーに取り付けて使用することで、正確な円の穴を簡単に開けられるのが特徴です。 今回の記事では、自在錐について取り付け方・使い方の双方を紹介します。DIYの作業の中で、丸い穴をあける場面が多い方は、本記事を参考に自在錐の活用を検討してみてください。 目次 1.自在錐とは? 1-1.自在錐は丸い穴を正確に開ける工具 1-2.金属用・木材用など材質に特化した製品がある 1-3.インパクトドライバーやドリルドライバーと併用できる 2.自在錐の使い方①取り付け方 2-1.バーを固くねじ止めする 2-2.刃を取り付ける 2-3.センタードリルをつける 2-4.電動工具にセットする 3.自在錐の使い方②穴の開け方 3-1.試運転してみる 3-2.穴をあける板の装着 3-3.板の半分をめどに溝を入れる 3-4.反対から溝を入れてくりぬく 3-5.やすりなどで仕上げ 自在錐を使う時の注意点 自在錐の使い方をマスターしてDIYを効率的に進めよう!   自在錐とは? 自在錐は、板に丸い穴をくりぬくための道具です。インパクトドライバーとドリルドライバーなどと併用すると、自分が求める直径の穴を手早く正確に開けられます。   自在錐は丸い穴を正確に開ける工具 自在錐は、板状の素材に丸い穴を正確に開けられる工具で、DIYを趣味とする方や製造業の作業員にとって便利なものです。 通常のドリルとコンパスでは開けるのが困難な大きなサイズの穴を、正確な直径で開けられます。ネジで直径の大きさを自在に調節できるのも特徴です。筒状の棒を通す穴を開けるときなどに重宝します。   金属用・木材用など材質に特化した製品がある 自在錐は、一般的には木材に使用するケースが多いといえます。特にDIYでは重宝する工具の一つです。一方で、金属用の自在錐も存在します。 鉄板などに穴を開けるときには、金属用の自在錐が重宝します。基本的には特定の材質に特化した刃になっているので、加工する材質に適合した自在錐を用意してください。   インパクトドライバーやドリルドライバーと併用できる 自在錐は、インパクトドライバーやドリルドライバーと組み合わせて使用できます。電動工具と一緒に使うことで、短時間で正確な穴開けが可能になります。電気の力で直径に沿って素材を切断してくれるため、特に力も要りません。 なお、安全の観点から、1500/分以下の回転数の機材を使用しましょう。また、ハンマードリルとは併用できません。   自在錐の使い方①取り付け方 自在錐の使い方について紹介していきます。取り付け手順は以下の通りです。 ・バーを固くねじ止めする・刃を取り付ける・センタードリルをつける・電動工具にセットする それぞれのプロセスについて、詳しく紹介していきます。   バーを固くねじ止めする まず、後で刃を取り付ける横棒と主軸を固くネジ止めします。横棒の中心に主軸が来るように正確に取り付けてください。主軸と横棒がガタつくと、穴の位置がずれてしまうなど作業の精度に影響するため、しっかりと締め付けましょう。   刃を取り付ける 続いて、横棒の部分に刃を取り付けます。自在錐の刃は材質や開ける穴の深さなどによってさまざまな製品があります。作業に合った刃を選んで取り付けてください。刃の取り付けが甘いと、穴の精度に影響を与えるほか、刃が外れて事故の原因にもなります。ケガを避けるためにも、しっかりと固く固定しましょう。   センタードリルをつける 主軸部分にセンタードリルを取り付けます。センタードリルが円の中心となって、正確な穴を開ける役割を果たします。横軸の目盛りを見ながら、開けたい穴の直径に応じて刃の位置を調節しましょう。左右の刃と主軸の距離にずれがあると正確な円い穴を開けられないため、同じ位置になるように正確に調節してください。   電動工具にセットする 最後に電動工具に自在錐をセットします。電動工具の準備手順に沿って、主軸をしっかりと工具に固定してください。次はいよいよ電動工具の電源を入れるので、各部品が固くセットされているか、最後に確認しておきましょう。   自在錐の使い方②穴の開け方 自在錐のセッティングが終わったら、次の手順で穴開けを進めていきましょう。 試運転してみる穴をあける板の装着板の半分をめどに溝を入れる反対から溝を入れてくりぬくやすりなどで仕上げ それぞれの手順について、詳しく解説していきます。   試運転してみる 穴を開ける前に、必ず試運転を行いましょう。まずは素材に当てずに電源を入れて、問題なく回転するか確認してください。続いて、不要な素材の切れ端などで穴を開けてみましょう。 試運転を通じて、工具の動作や刃の切れ味を確認できます。特に、新しい刃を使用する場合は、切れ味や精度が未知数なのでより丁寧に試運転をしましょう。なお、以降の作業も同様ですが、穴開け作業は周囲に人がいない、不要な物もない安全な場所で進めてください。   穴をあける板の装着 穴を開ける板を、作業場に装着します。板は、土台としっかりと固定してください。固定が甘いと、板が動いてしまい、意図しない場所に穴が開いてしまうことがあります。また、刃の勢いで板が飛んでしまうリスクもあります。作業を正確に進められないばかりか、ケガや事故の原因ともなるため、注意が必要です。   板の半分をめどに溝を入れる 穴を開ける位置を決めたら、板の半分を目安に溝を入れていきます。一気に最後まで穴を開けるよりも、両面から刃を入れる方が正確な円の穴を開けられます。両面から溝を入れることで、木材や金属にかかる負担を軽減し、よりスムーズに穴を開けることが可能です。 また切り口が割れずに断面がきれいに仕上がるため、最後のやすりでの仕上げ作業が楽になるでしょう。一周しっかりと溝が入ったら、板を裏返して固定し直してください。   反対から溝を入れてくりぬく 反対側からも溝を入れてくりぬいていきます。このとき、最初の溝入れの際に主軸のドリルが開けた穴に正確に軸をさしてください。主軸の位置がずれると、溝の位置がずれてしまうので、正確な円は開けられなくなってしまいます。 両側からの溝がつながれば、円く板をくりぬけるようになります。工具の電源を止めて切った部分を取り除いてください。   やすりなどで仕上げ 穴の断面をやすりなどで仕上げます。くりぬいただけでは表面がざらざらの状態になっているため、仕上がりの見た目が悪くなるほか、ささくれた部分が手指に刺さってケガの原因となることもあります。紙やすりなどを使用して、表面をなめらかに仕上げましょう。   自在錐を使う時の注意点 自在錐を使用する際には、まず、手袋を装着して手指を保護しましょう。軍手は繊維が刃に絡まる恐れがあるため、革製の手袋を使用するとさらに安心です。また、木くずから顔を守るために、眼鏡やマスクなどを身につけましょう。 回転範囲を確認して、その範囲に手指を置かないように注意してください。また、他の工具や素材が切断範囲に乗っかっていないかなども確認のうえ作業しましょう。自在錐と余計な物が当たると、ケガや事故につながるリスクがあります。 自在錐は先端に刃がついているため、便利ですが危険な工具の一つです。安全には充分に配慮して、トラブルなく作業を進めてください。   自在錐の使い方をマスターしてDIYを効率的に進めよう! DIYでも向上などでの作業でも、正確に丸い穴を開ける工程が発生するケースは少なくありません。コンパス+ドリルでは、高い技術がないと正確な穴を開けるのが難しく、素材が固ければ力も必要になります。自在錐をインパクトドライバー・ドリルドライバーなどに装着して使用すれば、高い精度で好きな直径の穴を自在にあけることできます。 刃が高速回転して素材に自動で溝を掘るため、強い力も必要ありません。作業精度を高めてさらに効率的に進めるために、ぜひ自在錐を活用しましょう。もし、自在錐を装着する電動工具をお持ちでない場合は、合わせてお買い求めください。 uncle-bでは、今回紹介した自在錐や、一緒に使用するインパクトドライバー・ドリルドライバーをはじめとしたさまざまな工具を取りそろえております。DIYの工具を拡充させたい方は、ぜひ一度uncle-bのオンラインショップを訪れてみてください。 uncle-bでDIYの工具を探す

2024.08.28

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テーブルの塗装直しはDIYでできる!必要な道具や手順、そのほかの補修方法も紹介!

テーブルの塗装直しはDIYでできる!必要な道具や手順、そのほかの補修方法も紹介! テーブルの使用年数が経過すると、色落ちや塗料の剥がれ、ぐらつきなどの症状が出てきます。DIYでテーブルをアレンジすれば、新品同様の姿に戻したり、新たな見た目のテーブルに変えることが可能です。 テーブルの塗り直しは、手順を踏めば初心者でも決して難しくはありません。今回の記事では、テーブルの塗装直しの手順を紹介します。また後半では、劣化したテーブルによく見られる症状への対処法も紹介します。使用年数の経過したテーブルを塗り直してまだまだ使いたい方は、ぜひ参考にしてください。 目次 1.テーブルの塗装にはどのような種類がある? 1-1.ウレタン塗装 1-2.オイル塗装 1-3.セラウッド塗装 2.テーブルの塗り直し手順 2-1.紙やすりで研磨 2-2.ワイピングを塗布 2-3.いよいよ塗料で塗装する! 2-3-1.ポリエステル塗料 2-3-2.ウレタン塗料 2-3-3.オイル系塗料 2-4.塗料によっては何度か塗る・重ね塗りも 3.テーブルを塗り直すときの注意点 4.そのほかのテーブルの経年劣化を直す方法 4-1.テーブルのぐらつき 4-2.キズを治す方法 4-3.テーブルのへこみを直す方法 4-4.天板の割れを直す方法 テーブルの塗り直しやメンテナンスで、長持ちさせよう!   テーブルの塗装にはどのような種類がある? テーブルに使用できる塗装の種類は大きく分けて4種類あります。 ウレタン塗装 オイル塗装 セラウッド塗装 UV塗装 テーブル塗装には種類があり、塗装の種類で特徴や使い方が異なります。それぞれの塗装についてみていきましょう。   ウレタン塗装 ウレタン塗装は合成樹脂でできた塗料を使い行います。特徴は塗装後に綺麗なツヤができることと、乾くと塗装した表面に塗膜によって層ができるので汚れや傷に強くなります。 耐久性が上がる特性があるので、特に傷が付きにくいテーブルに仕上げたいときにはこのウレタン塗装がおすすめです。   オイル塗装 塗装後にツヤがでず、マットな仕上がりになるのがオイル塗装です。テーブルの素材の色合いや風味をそのまま生かす塗装を行いたい場合には、オイル塗装を選びましょう。特に木材との相性が良いのが特徴です。 木目を強調したり、木材の質感を活かしたテーブルに仕上げたいならオイル塗装を選びましょう。ただ、汚れや傷にはあまり強くないので塗装後の取り扱いには注意してください。   セラウッド塗装 セラウッド塗装とは、セラミックのナノパウダーでできた塗料を使用する方法です。塗装後は、ウレタン塗料より素材の質感を引き出せ、さらにオイル塗料以上に汚れや傷に強くなります。 水や日光による劣化が進みにくくなるのも特徴です。テーブルの耐久性が上がるので、日々のお手入れやメンテナンスが少なくて済む利点も持っています。 また、シックハウス要因を持たない安全性の高い塗料として認定されています。「日々の生活で使用頻度の高いテーブルなので安全面にも気を配りたい」という人にもおすすめです。   テーブルの塗り直し手順 仕上がりも綺麗に、長く色合いや風味を持たせたいのならきちんとした手順を押さえて塗装を行いましょう。おおまかな塗り直しの手順は次の通りです。 紙やすりで研磨 ワイピングを塗布 いよいよ塗料で塗装する! 塗料によっては何度か塗る・重ね塗りも それでは実際にテーブルの塗り直しの手順を解説していきます。   紙やすりで研磨 初めに、紙やすりでテーブルの塗装部分を丁寧に研磨しましょう。まず紙やすりの番手(紙やすり裏面に書いてある#から始まる数字のこと)は#80~#120番を選び、テーブルの元の塗料を剥がしていきます。 次に、番手#240~#320番の紙やすりでテーブルの塗装面を均一に整えましょう。塗装部分の研磨が済んだら、研磨の途中で出たヤスリの粉を濡れたタオルで丁寧に拭き取って下さい。タオルの毛がテーブルの塗装面に残らないように注意しましょう。   ワイピングを塗布 次に研磨が済んだテーブルにワイピングを塗りこみます。ワイピングとはテーブルの材料である木材の導管(木が水を体内に吸い上げ、水を通す役割をしていた部分)を埋める作業のことを指します。ワイピングを行うことで、木目を美しく見せることができるのです。 ワイピングを塗り終えたら乾いたタオルで拭きましょう。ワイピングを木材に刷り込んでいくイメージで拭くとよいです。   いよいよ塗料で塗装する! 上記の下準備が済んだら塗料で塗装を行います。塗装方法は、塗料によってそれぞれ細かい違いがあるので、それぞれに分けて解説します。   ポリエステル塗料 ポリエステル塗料は主成分と硬化剤が分かれた『2液型塗料』として販売されていることが多いです。近年では主成分と硬化剤が混ざった『1液型塗料』も発売されるようになってきました。今回紹介するのは『2液型塗料』の塗装法です。 ①塗装 ポリエステル塗料が入ったスプレー缶をよく振り中身の成分を混ぜ合わせます。スプレーを吹きかけて塗装します。この際にムラができないように均一にスプレーをしていきましょう。 ②乾燥 10~20分程の短い時間で乾燥します。風の通りが良い場所で行いましょう。 ③塗装と乾燥を繰り返す 乾燥が終わったら上記の①と②の工程を繰り返します。後2~3回繰り返したら充分な仕上がりになります。   ウレタン塗料 比較的簡単に塗装が行えるウレタン塗料の工程です。今回は水性ウレタン塗料について解説していきます。 ①塗装 刷毛を使って塗料を塗ります。 ②乾燥と研磨 風の通りが良い場所で乾燥させます。乾燥時間は塗装品により異なりますが、およそ60分~90分程です。しっかりと乾かしたら、番目#600の紙やすりで丁寧に磨きましょう。磨いた後は、やすり粉を濡れたタオルで拭き取ります。 ③塗装・乾燥・研磨を繰り返す 1度目の工程が終了したら、もう2回程塗装から研磨までの工程を繰り返します。3回行うと充分にツヤが付き、色もはっきりとした仕上がりになります。   オイル系塗料 オイル系塗料の工程は以下の通りです。 ①1度目の塗装を行う 刷毛や布を用いて塗料を塗ります。1度目の塗装の際、オイル系塗料は塗装面にどんどん染み込みますが気にせずに塗り続けましょう。 ②乾燥をさせる 乾燥場所は日陰で風の通りが良い場所を選ぶようにしましょう。乾燥にかかる時間は塗装物の大きさにもよりますが、半日から3日程かかります。 ③2度目の塗装を行う 乾燥が済んだら、2度目の塗装を行います。1度目と比べると塗料の染み込みが少ないので塗りすぎに注意しながら塗装しましょう。塗装が済んだら、今度は乾燥させずに耐水ペーパーを使い丁寧に研磨して下さい。 ④最後の仕上げとしてオイルを塗る ①~③の工程が済んだら塗装面に薄くオイル塗料を塗って完成です。 ポイントは少量のオイル塗料を薄く塗ることです。塗り終えたらすぐにタオルで拭き取りましょう。   塗料によっては何度か塗る・重ね塗りも 上記で紹介したように基本的には塗装は何度か繰り返す場合が一般的です。重ね塗りを行うことで塗料が綺麗に染みわたり、仕上がりも美しくなります。   テーブルを塗り直すときの注意点 塗装をする際にいくつか注意点があるので紹介します。 マスクをする 塗料が肌につかないよう準備 換気に注意する 周囲を養生する まず、塗装をする際は塗料の薬品の臭いを直に吸わないためにマスクをつけましょう。塗料が直接肌につかないように、長袖の服と軍手も忘れずに着用しましょう。 作業場所は屋内が望ましいですが、場所を確保できない時は屋内でも構いません。ですが必ず換気をして、塗料が部屋に飛び散る場合も考えてしっかりと周囲を養生して行いましょう。もちろん屋外でも可能な限り養生して下さいね。   そのほかのテーブルの経年劣化を直す方法 塗装以外でもテーブルの経年劣化を直す方法を紹介します。 中には簡単に短時間で完了するものもあるので是非チェックしてみて下さい。   テーブルのぐらつき まず、ネジが緩んでいる場合は工具を使って締めなおしてください。脚の高さを微調整できる製品もあるので、説明書などを確認したうえで再調節しましょう。脚の高さを調節できない場合には、ぐらついている脚元に薄い板などを敷いて高さを整えてください。   キズを治す方法 木材のテーブルであれば、傷かくし用の補修テープが売られています。傷にテープを貼って補修ができます。テープを貼った面はやはり目立ってしまうので、あくまでもこれ以上傷が広がらないように防止する目的で使用しましょう。 ビニール製のマットをテーブル全体に敷いてしまうことで、傷を目立ちにくくするだけでなく、さらにキズがつくのを防ぐこともできます。ビニールマットなら、木製のテーブル以外にもおすすめです。   テーブルのへこみを直す方法 浅いへこみの場合は、濡れた布巾をへこみ部分にしばらく置きます。すると木材が水分を吸い取り膨らむので、へこみが目立ちにくくなります。 深いへこみには濡れた布巾の上からアイロンを押し当てます。10秒程でアイロンを離しましょう。温めることで深いへこみも目立ちにくくなるのです。仕上げがオイルのテーブルにのみ使える対処法ですので、注意しましょう。   天板の割れを直す方法 天板の割れを直すには蜜蝋(ミツバチの巣を溶かして固めたもの)を使います。蜜蝋を割れた部分に塗りこみます。割れ目がなくなるまでしっかりと塗りこみましょう。 次に布巾を割れた部分に置き、上からアイロンを当て蜜蝋を溶かします。蜜蝋が溶けて割れがなくなっていたら完了です。まだ割れ目が残っているのなら、何度かこの工程を繰り返しましょう。   テーブルの塗り直しやメンテナンスで、長持ちさせよう! テーブル塗装のDIYについて詳しく紹介しました。テーブルは自分で塗装を行ったり、簡単なメンテナンスをしたりすれば長持ちします。今回の記事を参考に、大切な思い出があるテーブル、お気に入りのテーブルを少しでも長持ちさせましょう。 uncle-bでは、テーブルのDIYに役立つ製品をたくさん取り扱っています。塗料はもちろん、工具や養生に必要なテープ類まで揃っています。DIYにチャレンジしようと考えている方は、ぜひ一度uncle-bを利用してみてください。 たとえば、今回紹介したようなDIY用の塗料はこちら。 uncle-bの取扱い塗料

2024.03.19

スプレー塗料の塗り方とは?塗装の手順や注意点を詳しく解説!

DIYでの塗装において、スプレー塗料を選ぶ方も少なくありません。スプレー塗料は100均でも買えるなど手軽に手に入り、DIY初心者でも扱いやすい塗料の一つです。 一方で、プロ並みにきれいに仕上げるにはコツが必要で、さらに正しい手順を踏んで作業を進める必要があります。今回の記事では、スプレー塗料の塗り方や注意点について紹介します。 スプレー塗料を使ってDIY塗装にチャレンジしようとしている方は、ぜひ参考にしてください。 目次 1.スプレー塗料とは? 2.スプレー塗料での塗装手順 2-1.まずは塗装場所選び 2-2.周囲を養生する 2-3.塗装する家具や小物をきれいにする 2-4.本格的に仕上げるなら下地スプレー塗装をする 2-5.スプレー塗装で本塗り 2-6.乾燥させて必要に応じて重ね塗り 3.スプレー塗装をうまく仕上げるコツ 3-1.塗装面から15cm~25cm離して塗装する 3-2.厚塗りはせず、重ね塗りで仕上げる 3-3.並行に吹き付けるように意識する 3-4.作業する日の天候に気を付ける 4.スプレー塗装の注意点 4-1.スプレー塗装できるもの・できないもの 4-2.火器の近くでは塗装しない 4-3.初心者は可能な限り屋外で塗装する 4-4.ビニール手袋・マスク・ゴーグルでしっかり防護 スプレー塗装で家具や小物を自分好みの色に仕上げよう   スプレー塗料とは? スプレー塗料とは、スプレー缶の中に塗料が装填されたもので、塗装したい箇所にスプレーを吹き付けると色をつけられる製品です。筆やバケツなど、一般に塗料で使用する道具がいりません。塗料が霧状で出てくるため、手間なく均一に色を塗れます。 スプレー塗料をうまく活用するためには、準備と基本的な塗り方を覚えておきましょう。正しく使用すれば、塗りムラの発生や、周囲が汚れるなどの失敗を防げます。   スプレー塗料での塗装手順 スプレー塗料の塗装手順をまとめると、次のとおりです。   塗装場所選び 周囲の養生 塗装する家具や小物をきれいにする 下地スプレー塗装 スプレー塗装で本塗り 乾燥させて必要に応じて重ね塗り   それぞれのプロセスについて詳しく紹介します。ぜひ参考にしてください。   まずは塗装場所選び 第一に、塗装をするための場所を決めましょう。スプレー塗料は、性質上周囲に塗料が飛びやすいのが特徴です。養生などの対策をしても、基本的には「汚れる可能性が高い」ことを念頭に塗装場所を選びましょう。 自宅に庭があるなら、初心者は外で塗装するのがおすすめです。万が一汚れるとしても、自宅内よりは影響が小さくすみます。庭が利用できない場合は、ベランダでの塗装も検討してみましょう。 室内で塗装せざるを得ないなら、充分なスペースを確保してください。また、食品を扱う台所周辺や汚れると困る家具・貴重品が周囲にない状態で塗装しましょう。   周囲を養生する 塗装場所が決まったら、周辺を養生して汚れるのを防ぎましょう。地面にはダンボールなどを敷き、壁にもダンボールやマスキングテープ、養生シートなどを使用して表面を覆ってください。 霧吹き状に塗料が出てくるスプレー塗料は、少しでも隙間があれば塗料がつく恐れがあります。余計な場所に塗料がつかないよう、隙間なく厳重に覆いましょう。   塗装する家具や小物をきれいにする 塗装する予定の家具・小物の表面をきれいにしていきます。まず、細かい傷がある場合にはパテなどで埋めて凹凸を埋めてください。 その上で、サンドペーパーを使って表面を磨いていきます。また、雑巾などで汚れや埃を拭き取ってください。表面に汚れや凹凸がない状態にするほど、塗料が均一に着色します。   本格的に仕上げるなら下地スプレー塗装をする さらに仕上がりを美しくしたい方は、下地スプレーを先に塗布するのがおすすめです。下地スプレーは塗料の定着力の向上、サビ防止や細かな傷隠しなどの効果があります。 下地スプレーを使用すれば一段ときれいに仕上がり、さらにその状態が長持ちします。簡単なDIYにおいては省略する方も多いものの、仕上がりにこだわる方はぜひ使用してみてください。   スプレー塗装で本塗り 下地が乾いたところで、いよいよスプレー塗料での本塗りに入ります。均等に色がつくように15〜25cm程度距離をとって、塗装面に対して並行に噴射して行ってください。 また、一気に厚塗りせずスプレーを移動させるスピードを一定にすると、均一に色がつきやすくなります。角や凹みなど、塗料が入りにくいところに注意しながら、丁寧に塗装しましょう。   乾燥させて必要に応じて重ね塗り ひと通り塗装が終わったら、一度塗料を乾燥させましょう。その上で色付きが悪かったり、ムラがあったりすれば重ね塗りしていきます。 乾燥と重ね塗りを繰り返して、イメージ通りの色合いになったら作業は完了です。なお、養生は重ね塗りが完了して、塗料が完全に乾燥してから外してください。   スプレー塗装をうまく仕上げるコツ スプレー塗装をきれいに仕上げるためには、つぎのポイントを実践してください。   塗装面から15cm~25cm離して塗装する 厚塗りはせず、重ね塗りで仕上げる 並行に吹き付けるように意識する 作業する日の天候に気を付ける   それぞれのポイントについて、詳しく説明します。   塗装面から15cm~25cm離して塗装する スプレーと塗装面の距離は、おおむね15cm〜25cmが目安です。ただし、製品によって異なる場合もあるので、各製品の説明書に指示書きがあれば、そちらに従ってください。 塗装面と距離が近すぎると、塗りムラの発生や垂れる原因となります。また、遠すぎると色がつきにくい、室内の関係ない場所に色がつくリスクが高まるなどの弊害があります。適度な距離をとって塗装するのが肝心です。   厚塗りはせず、重ね塗りで仕上げる 一気に厚塗りしようとせず、薄塗りを何度か重ねるつもりで塗装しましょう。厚塗りすると、どうしても場所によって色ムラが出がちです。 色ムラは重ね塗りによって修正しますが、ついた色を薄めることはできないため、厚塗りされた場所に濃さを合わせるしか無くなります。薄塗りを重ねることで、仕上がりの色づき具合を細かく調整可能です。   並行に吹き付けるように意識する スプレーと塗装面を、並行になるように意識して噴射しましょう。スプレーと塗装面の距離が一定でも、噴射が斜めになれば噴射口と塗料が付く表面との距離が変わってしまうため、均一に色がつきにくくなります。距離を均等にして、さらにスプレーを並行にたもつと、きれいに塗装可能です。   作業する日の天候に気を付ける スプレー塗装は天候に仕上がりが左右されがちなので、できるだけ適した日に塗装しましょう。まず、雨雪の日は屋内外に関わらず避けてください。屋外で塗装できないのはもちろんですが、湿度が高いと塗料がきれいに定着しにくくなるため、屋内でも作業は避けるのが得策です。 一方で、極端に日差しが強い快晴の日には注意して塗装しましょう。特に気温が高く直射日光が当たると、塗装面に定着する前に乾いて色づきが悪くなる恐れがあります。直射日光を避けて、屋外で塗装するときは日陰で作業してください。 最後に、5度以下の低温な環境では塗料が乾きにくくなります。冬場は屋外での作業は避けましょう。室内で暖房が効いていれば問題ありませんが、換気や暖房器具などの火器に注意してください。   スプレー塗装の注意点 スプレー塗装をするときには、次のポイントに注意しましょう。   スプレー塗装できるもの・できないもの 火器の近くでは塗装しない 初心者は可能な限り屋外で塗装する ビニール手袋・マスク・ゴーグルでしっかり防護   以上のポイントに注意すれば、安全かつスムーズにスプレー塗装ができるでしょう。   スプレー塗装できるもの・できないもの たとえば、次のような製品は一般的にスプレー塗装が可能です。   椅子・机 カラーボックス(棚) 換気扇カバー プラスチック容器   木の素材はもちろんですが、プラスチック製の家具でも塗装は可能です。スプレー塗装が難しいのは、たとえば次のような「面積」が広すぎるものになります。   ウッドデッキ 内外壁   表面の素材に塗料がつかないことはありませんが、1缶300ml程度ではかなりの数が必要になるため、スプレー塗装には不向きです。   火器の近くでは塗装しない スプレー塗料にはガスが充填されているため、火器の近くで噴射すると引火します。冬場の暖房器具など火器が近くにない状況で使用しましょう。 屋内で作業するときは、締め切った状態にすると、思わぬ形で引火するおそれがあります。換気にも留意して作業してください。   初心者は可能な限り屋外で塗装する 初心者は、庭やベランダなどスペースがあるなら屋外で作業するのがおすすめです。室内での塗装作業は引火やガスの充満リスクがあります。さらに、室内ではより徹底した養生が必要です。 養生に失敗して家具や床・壁に塗料が付くリスクが高いといえます。屋外であれば、換気や引火のリスクは低く、また室内と比べれば汚れによる影響も小さく済むでしょう。   ビニール手袋・マスク・ゴーグルでしっかり防護 周囲の養生に加えて、自身もビニール手袋・マスク・ゴーグルなどでしっかり防護しましょう。塗料は目や口などを通じて体内に入ると、人体に影響をおよぼすリスクがあります。そのため、マスク・ゴーグルで体内入るリスクを抑えましょう。 手や皮膚に少し付着する程度なら大きな問題はありませんが、後で洗浄するのに手間がかかります。手袋をするなどして、皮膚に付着しないように留意しましょう。   スプレー塗装で家具や小物を自分好みの色に仕上げよう スプレー塗料を利用すれば、初心者でも簡単にDIYで色付けできます。スプレー塗料自体の容量が限られているため壁やウッドデッキなど面積の広い箇所には向きませんが、小さめの家具や小物に適した塗装方法です。 今回の記事では、塗装方法のほか養生方法や安全な使用方法を紹介しました。この記事を参考に、ぜひスプレーでの塗装にチャレンジしてみてください。uncle-bでは、さまざまなDIY製品を販売しています。塗装のほかさまざまなDIYに取り組もうと考えている方は、ぜひ一度Webサイトに訪れてください。 uncle-bの製品はこちら

2024.01.31

壁紙の上からペンキで塗装する方法とは?手順や注意点、塗料を紹介

長年生活していると壁紙が汚れてくるため、模様替えしたいと考える方も多いでしょう。 一方で、壁紙を全て貼り替えるとなると手間がかかる、もしくは専門業者への依頼が必要になります。 壁紙の上からでも塗れる塗料で塗装をすれば、相対的に低コストで、かつDIYで模様がえが可能です。今回の記事では壁紙の上から塗装する際の手順や注意点、適した塗料を紹介します。汚れた壁紙が気になっていて、対処法を検討している方はぜひ参考にしてください。 目次 1.壁紙のうえからペンキ・塗料での塗装は可能? 1-1.壁紙の上からの塗装は可能で、初心者でも難しくない 1-2.適した塗料を選ぶことが大切 1-3.壁紙非対応の塗料を使用するとどうなる? 1-4.壁紙の材質にも注意 2.壁紙に塗装する場合の手順 2-1.まず、塗装できる壁紙か確認 2-2.壁紙の表面をきれいに清掃 2-3.ペンキ・塗料を塗る前に下地処理を行う 2-4.養生をする 2-5.ペンキ・塗料を塗る 2-6.乾くまで乾燥させる 3.壁紙の塗装なら水性塗料がおすすめ 3-1.水性塗料NAVIA 3-2.耐久性重視なら水性フレッシュワイド 3-3.ホワイトペンキmuni 3-4.自然派の塗料漆喰EASY 3-5.機能性重視ならコージーパックエアー 壁紙を塗料で塗り替えて、室内の見た目を一新しよう!   壁紙のうえからペンキ・塗料での塗装は可能? 自宅の内壁に壁紙を使用しているなら、多くの場合ペンキ・塗料で上から塗装できます。壁紙の材質を踏まえて適した塗料を選べば、初心者でも作業自体は決して難しくありません。   壁紙の上からの塗装は可能で、初心者でも難しくない 住宅に使用されている壁紙の多くは、上から塗装が可能です。現在の住宅では、ビニール製の壁紙が使用されているケースが多くなっています。 ビニールのうえに使用可能な塗料を選べば、塗装は難しくありません。この記事の後半で紹介する手順に従えば、初心者でも塗装できます。壁紙は壁面としっかりと接着されているため、塗料を塗っただけで剥がれる心配は基本的にありません。   適した塗料を選ぶことが大切 壁紙に適した塗料を選びましょう。ビニール製の壁紙の場合は、ビニール対応の塗料を選ぶのが第一です。また、基本的には水性塗料の方が扱いやすいでしょう。ビニール対応かどうかは商品説明や塗料の用途などに明記されているので、塗料を選ぶ際に注意深く確認してください。 塗料についてはこちらの記事でも詳しく紹介しているので、合わせて参考にしてください。 「塗料の種類と特性を知ってDIYに活かそう!」   壁紙非対応の塗料を使用するとどうなる? 壁紙非対応の塗料を使用すると、乾いてもベトついた状態となってしまいます。ビニール製の壁紙には「可塑剤」というものが添加されています。柔軟性や弾性をもたせるための薬品で、壁紙の品質を高めるために必要なものです。 壁紙非対応の塗料は、しばしば「可塑剤」と混ざり合う成分構成となっています。そのため、塗布すると可塑剤と塗料が混ざって、塗料の表面にしみだしてしまうのです。その結果、乾いてもベトついた状態が続いてしまいます。 ビニール対応の塗料は可塑剤と混ざらない成分構成となっているため、このような現象が起こりません。   壁紙の材質にも注意 壁紙の材質によっては、うえからの塗装が難しい場合もあります。防水加工がされている壁紙や防汚性の高い壁紙は、塗料が定着しない恐れがあります。念のため、塗りなおそうとしている壁紙の性能を確認しておきましょう。 また、次の方法で塗装可能かチェックできます。ただし、2と3は壁紙の一部を汚すことになるので注意してください。 1.セロテープを貼ってみる 2.塗料を霧吹き 3.試し塗り 壁紙の上にセロテープを貼ってしっかりとくっつく壁紙は、塗料も定着する可能性が高いです。また、霧吹き・試し塗りでも色が定着する場合には塗装できます。 逆にセロテープが剥がれる場合、霧吹きや試し塗りの塗料がいつまでも定着しない場合は、撥水性もしくは防汚性が高く塗装が難しい可能性が高いです。リフォーム業者などに相談して、プロの手で壁紙の張替えや塗り替えを検討したほうがよいでしょう。   壁紙に塗装する場合の手順 壁紙を塗装するときの手順は、大きく分けると以下の通りです。 1.まず、塗装できる壁紙か確認 2.壁紙の表面をきれいに清掃 3.ペンキ・塗料を塗る前に下地処理を行う養生をする 4.ペンキ・塗料を塗る 5.乾くまで乾燥させる それぞれの手順について詳しく見ていきましょう。   まず、塗装できる壁紙か確認 大前提として、塗装できる壁紙か確認しておきましょう。塗料を新たに購入する予定の方は、塗料の購入前に確認すれば、無駄な買い物をせずに済みます。 セロテープを使用する方法なら、塗料がなくてもチェックが可能です。すでに塗料を持っている方なら、試し塗りをするのもよいでしょう。   壁紙の表面をきれいに清掃 実際に作業をはじめるまえに、壁紙の表面をきれいに磨いてください。ホコリや油分、ヤニなどが壁に付着していると塗料が定着しないので、これらを取り除く必要があります。ヤニについては、あまりに目立つものですと塗料を塗っても消えない恐れがあります。その際には「含浸シーラー」という製品を使用すれば隠すことが可能です。   養生をする 壁の周辺で、塗料が付着しては困るところには養生をしておきましょう。マスキングテープや薄いビニールシートや不要な新聞紙などを使用して養生します。色がついては困る壁面や、床のほか、コンセントや窓も塗料が付かないようにしっかりと覆いましょう。   ペンキ・塗料を塗る前に下地処理を行う ペンキを塗る面を、できるだけキズや凹凸がない状態にしておくことで、きれいに仕上がります。小さなヒビや穴は「メジコーク」という製品を使用すると埋めることができます。壁紙の端が剥がれている場合には、塗り始める前に接着しておきましょう。   ペンキ・塗料を塗る いよいよ塗料を塗り始めます。塗料をよく攪はんしてバケットなどに移しましょう。塗料は重ね塗りするケースもありますが、一回ごとにバケットに移して使用するのがおすすめです。 塗る際には、まず小さめの刷毛や筆で塗る壁面のふちを加工用に塗ります。ふちが塗り終わったら、ローラーを使用して壁面全体を塗っていきましょう。壁紙の色や模様が透けてしまう場合には、乾燥後重ね塗りをしていきます。   乾くまで乾燥させる 塗り終えたら乾くまで乾燥させます。壁紙の模様や色が充分に隠れない場合は重ね塗りが必要になるため、養生は乾燥が完全に終わって、作業完了となってから剝がしましょう。 多くの場合容器には乾燥時間が記載されているので参考にしてください。ただし、湿度・温度によって乾燥にかかる時間が変化する可能性もあるので、やや長めに置いておくのが安全です。   壁紙の塗装なら水性塗料がおすすめ 水性塗料は希釈剤に水を使用しているため、匂いが少なく、シックハウス症候群にもなりにくいのが特徴です。また、引火しにくいため初心者でも扱いやすい塗料といえます。 壁紙の塗装には、水性塗料を使用するのがおすすめです。ここからは、なかでも初心者が扱いやすい水性塗料を5つ紹介します。   水性塗料NAVIA NAVIAは塗りやすく、また消臭効果や防カビ性も高いため、内壁の塗料として適しています。隠ぺい力が高いため、重ね塗りの回数が少なく済むのも魅力です。全部で120色のカラーバリエーションがあるため、自分好みの色に自在に壁を塗り替えられます。 初心者向けに塗装道具がセットになった製品が販売されています。   耐久性重視なら水性フレッシュワイド 水性フレッシュワイドは、屋内外の双方に使用できる塗料です。屋外でも使用可能なため耐久性が高い割には、価格はリーズナブルなので、耐久性重視の方にはおすすめといえます。汚れにくさと耐水性に一定の性能がありながら、塗りやすいので初心者が扱いやすい塗料の一つです。   ホワイトペンキmuni 壁を白で仕上げようとしている方にはおすすめのペンキです。今回紹介する他のペンキと比べて安価なケースが多く、コストを抑えられます。 白色ながらシミやヤニの影響が出にくくなるよう工夫がなされているため、初心者でも少ない重ね塗りできれいな白い壁に仕上げられるでしょう。道具付きのセットを購入すれば、これまで塗装したことがない方もすぐに塗装を始められます。   自然派の塗料漆喰EASY EASYは刷毛やローラーで簡単に塗装できる漆喰タイプの塗料です。一般的な漆喰のようにこてなどが不要なため、初心者でも簡単に漆喰仕上げの壁にDIYが可能です。 化学薬品を抑えた安全性の高い塗料で、日本漆喰協会が定める基準もクリアしています。また、耐火性や抗菌性、調湿性などが高いため、より安全で快適な住宅になります。   機能性重視ならコージーパックエアー コージーパックエアーは、機能性に優れた水性塗料の一つで、壁に使用すれば家の中を快適に保つ役割を果たしてくれます。コージーパックエアーは、光触媒という技術を使用して抗菌・抗ウイルス性・空気清浄・脱臭デオドラント効果の全てを兼ね備えた塗料です。また、塗料自体も匂いを抑えた製品となっています。   壁紙を塗料で塗り替えて、室内の見た目を一新しよう! 壁紙に強い防汚性・防水性が施されていなければ、水性塗料で壁紙は塗り直しが可能です。今回の記事を参考に、自宅の壁面に合った塗料で、自分好みの色に壁をアレンジしてみてください。uncle-bでは、塗装をはじめとしたDIYに役立つ製品を多数取り扱っています。DIYにチャレンジする方は、ぜひ一度uncle-bのWebサイトに訪れてみてください。 詳しくはこちら。 uncle-bのDIY製品

2024.01.23

家具のDIY塗装での塗料の種類と選び方|塗装の手順や失敗しないためのポイントも解説

古くなった家具は、DIYで塗装すればリメイクやアレンジができます。しかし、塗料が多すぎてどれがいいのかわからない、失敗しそうでDIYでの塗装ができないと悩む方も少なくないでしょう。 塗料の選び方と手順をおさえておけば、DIY初心者でも家具の塗装は決して難しいものではありません。今回の記事では、塗料の種類や選び方、手順や失敗しないためのポイントを紹介します。この記事を参考にすれば、スムーズにDIYでの家具の塗装を進められます。   DIYでの家具を塗装する目的 DIYで家具を塗装する目的は、大きく次の3点があります。 ・古い家具をリメイク・アレンジする ・汚れをつきにくくする ・耐久性を向上させる それぞれの目的について詳しく紹介します。   古い家具をリメイク・アレンジする 古い家具にDIY塗装をすることで、自分の好みにリメイク・アレンジをおこなえます。例えば、自分の好きな色合いに変えたり、室内の雰囲気に合わせて塗り替えたりできます。新品のようにリメイクできるほか、逆に時間の経過を活かして味のある見た目にすることも可能です。   汚れをつきにくくする 汚れをつきにくくすることを目的として、家具を塗装する場合もあります。家具に塗装をせずにそのままの状態で使い続けると、皮脂汚れやシミが落ちなくなる恐れがあります。防汚性がある塗料を上から塗ることで、長期間きれいな状態を維持することが可能です。   耐久性を向上させる 耐久性を向上させることも、DIYの塗装における重要な目的のひとつです。たとえば木製の家具では、塗装により次のような劣化を防げます。 ・日が当たることによる紫外線劣化 ・腐食を引き起こす菌類の繁殖 ・シロアリ被害 ・湿気によるカビの発生 以上のような木材を劣化させる要因から家具を守り、長持ちさせることが可能です。   DIYで使用する家具の塗料の種類 家具のDIY塗装で使用する塗料にはさまざまな種類がありますが、ここでは次の5種類を紹介します。 ・ステイン塗料 ・ウレタンニス塗料 ・オイル系塗料 ・ワックス系塗料 ・ミルクペイント系塗料   ステイン塗料 ステイン塗料は、木材に成分がしみ込んで着色される塗料です。表面を膜で覆うわけではないため木目がはっきりとした仕上がりになり、木材の質感がよりよく感じられます。 ステイン塗料には水性ステインとオイルステインという2種類があります。水性ステインは光沢感が出にくいマットな質感に。オイルステインは、光沢感がはっきりと出て、木目調がさらに映える仕上がりになります。   ウレタンニス塗料 ウレタンニス塗料を塗布すると硬い塗膜でコーティングされるため、木材を周りの湿気などから家具を守り、耐久性を向上させられるのが特徴です。水性と油性の2種類があり、目的によって上手く使い分けるといいでしょう。水性の方が扱いやすく、油性はさらに耐久性を向上する役割があります。   オイル系塗料 オイル系塗料は仕上がりが綺麗で強い光沢があり、また家具の耐久性を向上させることが可能です。亜麻仁油を使用したもの、クルミ油を使用したものなどさまざまな原料の塗料があります。オイル系塗料には防カビ・防腐やはっ水の効果が期待できるほか、ツヤ・光沢を出して木材の家具を美しく仕上げられます。   ワックス系塗料 ワックス系の塗料とは「蝋」のことで、木材の塗装に使用する半固形の塗料です。木材の表面に塗料が残り、汚れ・水濡れなどから家具を守ることができます。 着色ワックスの場合は、木材に自分好みの色や風合いをつけられます。天然素材のワックスは、木の吸湿機能を損なわずに自然な風合いやツヤを与えられるのが特徴です。なお、ワックス系塗料は高温により溶けてしまいやすいため、熱が加わる場所の家具への使用は控えましょう。   ミルクペイント系塗料 ミルクペイント系塗料は、ミルクに含まれるカゼインという乳成分を原料として作られた塗料です。主原料が天然由来のため、安全にDIYで塗装にチャレンジしたい方に適しています。アンティーク調の色味が多く、マットな仕上がりになります。落ち着いた雰囲気の家具に仕上げたい方におすすめです。   DIYでの塗装にはスプレー塗料も便利 DIYで家具の塗装には、スプレーをするだけで塗装ができるスプレー塗料もおすすめです。スプレー塗料は、コツをつかめば簡単にムラなく塗装ができます。一方で、種類や色のバリエーションも多く、何から手を出してよいのか迷う方もいるでしょう。 そこで、ここではつぎの5つのDIYでの塗装に適したスプレー塗料を紹介します。 ・水性スプレー塗料 ・油性スプレー塗料 ・ラッカースプレー塗料 ・ウレタンスプレー塗料 ・下地スプレー塗料   水性スプレー塗料 水性スプレー塗料の特徴は、塗料が乾く前であれば水拭きで落とせること、油性のスプレー塗料と比較して臭いが少ないことが特徴です。乾燥には時間がかかりますが、乾燥した後は雨風などから家具を保護してくれます。木材や鉄、プラスチックなど、さまざまな素材に使用できます。   油性スプレー塗料 油性スプレー塗料を使用すると、家具の耐久性・耐候性を高められます。乾いた後は耐水性も高まるため、自転車など外で使用する製品にも使用可能です。こちらもガラス、木材、金属と多くのものに使用できます。一方で、プラスチック素材に使用すると溶ける可能性があるため、下地塗りをしたうえで使用しましょう。   ラッカースプレー塗料 ラッカースプレー塗料は有機溶剤を使用した製品です。10~20分と短時間で乾くため扱いやすいのも特徴で、木材や金属の塗装に向いています。 色の種類も豊富で自分が使いたい色を選べることもポイントです。シンナーの臭いが強いため、作業は必ず屋外で行いましょう。また、耐久性は得られますが耐候性に弱く、ツヤ落ちや色の抜けが比較的早く進む塗料である点には留意してください。   ウレタンスプレー塗料 ウレタンスプレー塗料は、塗装後に家具の耐久性を向上させ、塗装面は綺麗に光沢感が出て、かつ長持ちするスプレー塗料です。色が落ちたりツヤが落ちたりもしにくく、耐久性・耐候性ともに優れた仕上がりになります。 一方で、乾燥するまでに3日程度かかる点や他の塗料よりやや高価である点には、留意しましょう。   下地スプレー塗料 下地スプレー塗料は、本塗りする塗料と家具の密着性を高めるために使われるものです。色々な素材に使用でき、本来は塗装が定着しにくい素材でも上手く塗料を付けられます。表面の凹凸を隠して、色のりよくする効果もあります。また、金属に塗ると錆を防いでくれるのも特徴です。 塗料については、uncle-bにてほかにもさまざまな記事をまとめていますので、合わせて参考にしてください。 塗料に関する記事一覧   DIYで家具塗装をするときの失敗しないためのポイント DIYで家具塗装をするときに、失敗しないためのポイントを3つ紹介します。それぞれを参考にして、塗装前の準備を進めましょう。   家具の用途に合った塗料を選ぶ 1番大切なポイントは、家具の用途に合った塗料を選ぶことです。DIYで家具塗装に使用する塗料にはたくさんの種類があり、用途も異なってきます。 用途に合っていない塗料を使用すると、意図した仕上がりにならなかったり、耐久性・耐候性などが低下したりする恐れがあります。家具の用途に適した塗料を選んで、家具の劣化を予防しながら思い通りの質感や色調に仕上げましょう。   木材の下地処理を丁寧に行う 下地処理を行うことで、塗装の仕上がりが大きく変わります。大まかな下地処理の方法は、次の3つです。 1.変色を防ぐため、ヤニ止めを塗って木材から樹脂がでてこないようにする 2.木材の表面をやすりなどを使い凹凸がない状態にする 3.以前の塗料がついている場合はきれいに取る 下地処理を怠ると色むらの原因になったり、塗料が定着しなかったりします。3つの工程を丁寧に行いましょう。   塗装場所に合ったハケを選ぶ ハケを購入する際は、必ず塗装場所に合ったものを選びましょう。選ぶ際に大切なポイントは、ハケのサイズ、形状、毛の種類、塗料との相性です。さまざまな種類があるので、塗料の種類や塗装する範囲の広さなどを踏まえて適切なハケを使用してください。   DIYの家具塗装の手順 DIYでの家具塗装は、次の5つの手順で進めましょう。 ・周囲を養生する ・刷毛をチェック ・紙やすりをかける ・塗装する ・マスキングテープを取って完成 きちんと手順に沿って塗装をすると仕上がりが格段に良くなります。   周囲を養生する 作業スペースに、ビニールシートや新聞紙を敷いて、端をマスキングテープ・養生テープで貼り付けて固定しましょう。地面や外構などに付着すると落ちにくくなるため、屋外で作業する場合も養生は行ってください。養生することで、周囲に塗料が飛び散るのを防げます。   ハケをチェック 塗装の最中にハケから抜け毛が出てしまうと仕上がりがきれいにならないので、塗る前に抜け毛がないかチェックします。ハケを回したり、手で軽く揉むと抜け毛が出るので払っておきましょう。   紙やすりをかける 木材の表面を、紙やすりをかけて滑らかにしましょう。こうすることで、塗装したあとの仕上がりがきれいになります。木材が尖っていたり、棘が出ていると危険です。丁寧なやすりがけによって、安全に塗装作業を進められます。   塗装する 下準備が終わったら塗装を始めましょう。色むらの原因となるため、1度目に塗る際に刷毛に塗料をつけすぎないように調節しながら塗装を進めてください。2度塗りの前にもう1度紙やすりをかけ、粉をきれいに取ってから塗装します。2度目の塗装では、1度目と塗料の量が変わらないように注意しましょう。   マスキングテープを取って完成 塗料が完全に乾く前に、マスキングテープや養生シート・新聞紙などを取りましょう。塗料が完全に乾いた状態になってから剥がしてしまうと、マスキングテープと一緒に塗料も剝がれることがあるので要注意です。乾く前に作業するため、塗装部分に手指が当たらないよう、注意しましょう。   DIYの家具塗装では、塗料選びと正しい作業手順が大切 今回の記事では、DIYでの家具塗装について詳しく説明しました。DIYでの塗装を上手く進めるためには、塗料の色調・質感はもちろんのこと塗装の目的に適した原料の塗料を選びましょう。下準備を丁寧に行い、正しい手順を守って作業を行うことが大切です。DIYでの塗装が初めての方は、この記事を参考に準備や塗装作業を進めてください。 uncle-bのオンラインショップでは、DIYに役立つ素材や道具を多数販売しています。DIYにチャレンジしようと考えている方は、uncle-bで必要なものを買いそろえましょう。 DIYに役立つ商品ラインナップはこちら

2023.12.15

蜜蝋ワックスとは?基本的な使い方と注意ポイント

蜜蝋ワックスは蜜蝋と植物オイルを使った環境に優しい成分のワックスです。 自然なツヤで、木材の持つ風合いが生かせるため、ナチュラルな仕上がりが好きな方に人気があります。 今回は、 ・蜜蝋ワックスの特徴 ・蜜蝋ワックスの使い方 ・蜜蝋ワックスを使う時の注意点 ・おすすめの塗料 についてご紹介します。   蜜蝋ワックスとは?天然成分を使ったワックス 蜜蝋(みつろう)ワックスとは、ミツバチの巣を原料にして作られたワックスのことです。 蜜蝋が使われ始めたのは古代エジプト時代からで、現在にいたるまでワックスとして木や革の艶出しはもちろん、化粧品、医療、食用など幅広い分野で用いられています。 蜜蝋ワックスは、ミツバチの巣を溶かして不純物や不要なものを取り除いた状態にしたものに、植物油や樹脂等を混ぜて作られます。 以下では、植物油を使用したものと樹脂等を組み合わせたもの、それぞれの蜜蠟ワックスの違いをご紹介していきます。   蜜蝋と植物油や樹脂だけでできているもの 植物油と蜜蠟を混ぜて作るワックスには、えごま油・亜麻仁油・桐油・菜種油・椿油・ヒバ油・オリーブ油などが使われます。 えごま油・亜麻仁油・桐油は、乾性油といって空気に触れると酸化して固まる性質があり、木の表面を保護するため、ワックスや塗料として昔から用いられてきました。 こうした植物油と蜜蠟をブレンドすることで、それぞれ単体よりも強い皮膜を形成します。 他にも、ロジンといって松脂を原料とする樹脂を使って蜜蝋ワックスを作ることもあります。 ロジンは粘度が高く艶が出るので、塗料やワックスの材料として用いられます。 上記の材料はどれか1種類で使われることもありますが、それぞれの素材の良さを活かしつつ使いやすくするために、複数の種類をブレンドすることも多いです。   蜜蝋と鉱物油を組み合わせたもの 蜜蝋ワックスには自然由来の素材の他に、イソパラフィンなどの炭化水素系溶剤を使ったものもあります。 イソパラフィンは石油を原料としていますが、毒性が低くPRTR・有機溶剤中毒予防規則に該当しません。 また、エモリエント成分として化粧品にも添加されるので、炭化水素系溶剤の中でも安心して利用できる成分と言えるでしょう。   蜜蝋ワックスが使える素材 蜜蝋ワックスが使えるのはどんな素材なのかご説明します。   無塗装の木材 蜜蝋ワックスは木材の保護や艶だしによく使われますが、塗布できるのは無塗装の木材です。 無垢材など無塗装の木材に蜜蠟ワックスを塗り込むと、自然に色が深くなり艶が出て汚れや水などを弾きやすくなります。 ウレタンなど人工樹脂を使った塗料・コート剤などが塗布されている木材に蜜蠟ワックスを塗ると弾いてしまうので使えません。   本革 本革のケアにはレザー用ワックスを使う方が多いですが、実は蜜蠟ワックスも革製品のメンテナンスに使用できます。 革製品に蜜蠟ワックスを塗ると、光沢が出て自然に深みが出ます。 レザー用ワックスよりも蜜蠟ワックスの方が柔らかく匂いが少ないので、塗りやすいという違いがあります。 本革もツヤが出るように塗装やコーティングしている製品には使えません。   蜜蝋ワックスの使い方 蜜蝋ワックスの使い方について手順ごとに解説していきます。 実際に蜜蠟ワックスを塗る前に、必要な道具を用意しておきましょう。 ・蜜蠟ワックス ・ウエスまたはキッチンペーパー(塗り込みとふき取りに使うので複数枚) ・必要であればヘラやスパチュラ(蜜蠟ワックスが大容量の場合など)   ウエスに蜜蝋ワックスを取る 画像引用元:How to use wax wood polishes - Safeguard Europe まずはウエスなどに蜜蠟ワックスを取ります。 量は少量ずつ取って塗布してください。量が多すぎるとべたつきなどの原因となります。   木目に沿ってしっかり塗り込む 画像引用元:Top Tips On Wax Polishing And It's Application | Axminster Tools International ウエスに取った蜜蠟ワックスをしっかりと塗り込みます。 木目に沿って塗り込むように意識するときれいに仕上がります。   しっかりと乾燥させる ワックスを塗りたい部分にしっかりと塗り込んだら、8時間ほど乾かします。 時間をかけて乾かすことでワックスの油分が木材に浸透します。 8時間以上経過したら表面の余分なワックスをウエスで軽く拭きとって作業は完了です。   蜜蝋ワックスを使う時の注意点 ナチュラルな成分で木材や革製品の艶出しができるとDIYでも人気の蜜蠟ワックスですが、塗布する場所や塗布後の扱いには注意が必要です。 こちらでは3つの注意点についてご紹介していきます。   濡れたまま放置するとシミができる 蜜蠟ワックスを塗布すると水を弾く作用があるとご説明しましたが、化学系塗料やコート剤よりは撥水効果は劣ります。 水がついた状態で放置していくと少しずつ木材に水分が染みこみ、シミになることも。 蜜蠟ワックスを施したものに水分がついてしまったら、早めにふき取りましょう。   コート済の木材には使えない 先ほどもご説明しましたが、膜を作るタイプの塗料やコート剤を塗布した木材には蜜蠟ワックスが使えません。 見た目で分かりにくい場合は水滴を垂らしてみましょう。水滴が表面に馴染まず玉のように弾く場合はコーティング済の可能性が高いです。 どうしても使いたい場合はサンドペーパーや専用のリムーバーで除去してから蜜蠟ワックスを塗り込むという方法もありますが、ムラになりやすいので丁寧な作業が必要です。 既製品の家具はウレタンコートなどを施されているものも多いので、家具に蜜蠟ワックスを使いたい場合は購入前によくご確認ください。   高温になる場所や屋外には不向き 蜜蝋ワックスは熱に弱く、40度〜45度以上になると溶けてしまいます。 そのため、 ・屋外に設置するもの ・直射日光が長時間当たる場所 ・食洗機に入れるもの ・オーブンやグリルなど高温になる機器の近くに置くもの などへの使用は控えましょう。   素材にこだわるならいろはカラーもおすすめ 蜜蝋ワックスのように天然由来の材料を使ってDIYしたいという方には、アールジェイのいろはカラーもおすすめです。 いろはカラーは、桐油・亜麻仁油・松脂樹脂・ベンガラなど、古くから日本で用いられてきた植物由来の成分をたっぷり配合した人にも環境にも優しい塗料です。 植物オイルが木材に浸透するタイプの塗料なので、木が持つ調湿作用を妨げません。 また、塗膜を作らないため木が持つ質感や木目を活かしたまま着色できます。 屋内・屋外兼用なので、DIYでも広くお使いいただけます。 価格や容量などの商品詳細はこちらからご確認ください。 【アールジェイ】いろはカラー(屋内・屋外兼用)   まとめ 蜜蠟ワックスは、ミツバチの巣を原料にしたナチュラルなワックスです。 木材に自然な艶を出したい、自然で優しい材料でDIYをしたい、といった時に用いられています。 蜜蠟ワックスには木の調湿作用を妨げないというメリットがある一方で、長く水に触れてると水分が木に染みこんでシミになってしまったり、高温になる場所には使えないといったデメリットもあります。 しかし、蜜蠟ワックスは塗り作業がしやすく匂いも少ないので、屋内で使う家具や建具のメンテナンスに適しています。 蜜蠟ワックスのように自然に優しい塗料をお探しの方は、いろはカラーもおすすめです。

2023.10.20

塗料の種類と特性を知ってDIYに活かそう!

塗料の種類は、DIY用のものだけでもかなりの数があります。 設置する場所、発色の仕方、付加機能など、組み合わせごとの特徴を知っていれば用途にあった塗料を選びやすくなります。 今回は、DIYで使われる塗料の種類について詳しく解説します。 環境や人に優しい塗料をお探しの方におすすめの塗料もご紹介しております。   目次 1.塗料の種類は溶剤と樹脂の組み合わせで選ぶ 1-1.水性  1-1-1.水性×アクリル系樹脂  1-1-2.水性×ウレタン系樹脂  1-1-3.水性×シリコン系樹脂  1-1-4.水性×フッ素系樹脂 1-2.油性  1-2-1.油性×アクリル系樹脂  1-2-2.油性×ウレタン系樹脂  1-2-3.油性×シリコン系樹脂  1-2-4.油性×フッ素系樹脂 2.塗料選びに役立つ付加機能 3.環境や人に優しい塗料をお探しなら「自然塗料いろは」がおすすめ! 3-1.屋内用クリアカラー 3-2.屋内・屋外兼用カラー まとめ   塗料の種類は溶剤と樹脂の組み合わせで選ぶ 木材に使われる塗料は、大きく分けて造膜型と浸透型があります。 造膜型はペンキのように表面に膜ができるタイプで、耐水性・耐久性に優れます。 ただ、塗料で塗りつぶす形になるので木目の質感は感じられずのっぺりとした仕上がりになります。 浸透タイプは塗料が木肌に浸透するタイプです。 木の質感を活かしながら着色できる点がメリットですが、表面に膜を作らないので造膜型よりも耐水性は劣ります。使用する塗料の種類や、木材の性質によってはこまめなメンテナンスが必要になることも。 より詳細な使用感や仕上がり、耐久性は溶剤と樹脂の組み合わせによって異なるのでそれぞれの特徴を押さえて用途・目的に合ったものをお選びください。   水性 水性塗料は希釈する溶剤に水を使用している塗料のことです。 シンナーなどの有機溶剤を使用しないので臭いが強くなく、安全に作業できる点がメリットです。 取り扱いも比較的簡単なので、DIY初心者の方にもおすすめです。 以前は水性塗料は耐水性が低いものが多かったのですが、技術の進歩とニーズの増加により外壁にも使えるほど丈夫な製品も増えてきています。 ただ、油性塗料と比較すると乾燥するまでの時間が長く、金属には付着しにくいというデメリットもあります。   水性×アクリル系樹脂 水性アクリル樹脂系塗料は、アクリル酸エステルなどをエマルジョン(乳化)加工した塗料です。 建築用としては、向上・倉庫など重量物があまり行き来しない場所の防塵用塗装などに用いられます。 アクリル樹脂の加工性の高さから、機能設計の選択肢が豊富で比較的リーズナブルなのが特徴です。   水性×ウレタン系樹脂 ポリウレタン樹脂あるいはアクリルウレタン樹脂を使用した水性塗料は、塗布面が厚めに仕上がります。 そのためきれいな仕上がりやツヤが長く続くので、塗料だけでなく水性のウレタンニスもDIYや屋内塗装によく使われています。 ひび割れしにくく扱いやすいのでDIY初心者でも扱いやすい塗料です。   水性×シリコン系樹脂 水性シリコン系樹脂塗料は、アクリル系樹脂と比べて耐久性に優れています。 それはシリコンの構造によるもので、ケイ素原子と酸素原子が結合するシロキサン結合によってガラスなどの無機物と同じように強く結びつきます。 それにより塗膜も強く仕上がるので、外壁などにも使用されています。   水性×フッ素系樹脂 水性のフッ素樹脂塗料は水性樹脂の中でも、もっとも耐久性に優れています。 フッ素は他の樹脂よりもはじく力が強いため、硬化した後は汚れや紫外線、雨や風などの影響を受けにくいのが特徴です。 ただし、水性塗料としては価格が高く、2液型の製品も多いため扱うには経験が必要です。   油性 油性塗料は希釈剤にシンナーなどの有機溶剤を使用した塗料です。 2液タイプが多く、主剤と硬化材を混ぜて使うため、耐久性・耐水性の高い仕上がりが長期間持続するというメリットがあります。 また、油性塗料は塗った後刷毛目やローラー跡が残りにくく、均一できれいに仕上がります。 一方で、使用後の刷毛・ローラーの手入れや塗料の保管など取り扱いに注意が必要なのも油性塗料ならではの注意点です。 溶剤のシンナーによる影響を受けないように、換気やマスク着用など作業時の安全対策も欠かせません。   油性×アクリル系樹脂 油性のアクリル系樹脂塗料は安価で発色もよいため、作業現場・DIY・ペイントアートなど様々な場面で使われています。 市販品の種類も多くリーズナブルなので、入手しやすいという利点があります。 アクリル樹脂単体の塗料は耐久性にやや劣る面もありますが、樹脂の含有量を増やしたり、他の樹脂と組み合わせることでアクリル樹脂特有の弱点を克服した製品も販売されています。   油性×ウレタン系樹脂 油性ウレタン系樹脂塗料は、水性のウレタン樹脂塗料よりも密着性に優れています。 弾性があり美しく仕上がり、外壁・木材・塩ビ・鉄など様々な素材に利用されています。 ただ、水分に弱く耐久性がやや低いので、屋外に使用する場合は定期的なメンテナンスが必要です。   油性×シリコン系樹脂 油性のシリコン系樹脂塗料は、耐熱性・耐水性・耐候性に優れているため屋外の塗装に適しています。 ツヤがあり硬く仕上がるので、建築用塗料としては一番人気の塗料です。 より耐久性を高めるためにセラミックをブレンドした製品も各メーカーから販売されていますが、仕上がりが硬い分刺激によってひび割れしやすいというデメリットも。 振動を受ける部分には使用しないようお気をつけください。   油性×フッ素系樹脂 フッ素は炭素とフッ素が強固に結合した樹脂で、よごれや液体を弾きやすく耐薬品性・耐候性に優れています。 上記の特性からフッ素系樹脂を使用した塗料も人気がありますが、高価で扱いが難しいためあまりDIYでは使われません。 建築用塗料としては、屋根や雨どいなどの塗装に用いられることが多いです。   塗料選びに役立つ付加機能 塗料は色や成分の特徴以外にも、付加機能を備えたものが多く販売されています。 DIY用の塗料でも、様々な機能があるので用途に合った機能を上手に活用しましょう。   環境や人に優しい塗料をお探しなら「自然塗料いろは」がおすすめ! 塗料には様々な種類があることが分かりましたが、ナチュラル志向だったり、ご家庭にお子様やペットがいたりすると、塗料に使用される化学製品に抵抗がある方もいらっしゃるようです。 「なるべく環境や人に優しい塗料でDIYしたい」という方におすすめしたいのが、「自然塗料いろは」です。 自然塗料いろはは浸透型(ステイン)の塗料で、木目や自然の木が持つ風合いを活かしたままペイントできます。 日本において古くから使用されている天然顔料ベンガラと、桐油、ロジン(松脂)、ミツロウといった植物成分をベースに使用することで、市販されている塗料よりも格段に化学系の成分を減らすことに成功しました。 ※有害な化学物質は使用していません。 ベンガラは環境に優しいだけでなく、耐候性・撥水性に優れているため木材や塗装面の美しさを長く楽しむことができます。   屋内用クリアカラー クリア(とうめい)と白檜(しらべ)の2色は、仕上がりの異なるクリアカラーです。 どちらも色味はあまりなくナチュラルに仕上がるので、天然木が元々持っている調湿作用を邪魔しません。 ・クリア(とうめい) とうめいは天然の木目と柔らかさが活きるオイル仕上げタイプで、ほのかなツヤをプラスし木材本来の色を活かしつつ汚れやシミを着きにくい状態に保ちます。 ・白檜(しらべ) 白檜(しらべ)はつや消し顔料をブレンドしており、マットに仕上がります。 和室や和風インテリア、素朴な質感がお好きな方におすすめです。 価格は容量によって異なります。詳細は商品ページからご確認ください。 uncle-b ONLINE STORE / 【アールジェイ】いろはカラー(屋内専用)   屋内・屋外兼用カラー 木材に色味をプラスしたいという方は、いろはカラーがおすすめです。 いろはカラーはベースの植物油が木材に浸透するので、木の機能や質感を妨げません。 また、一度塗りでもしっかりと色づき伸びも良いので、作業の時短にも繋がります。 屋内・屋外兼用なので、家具・内装・健具・外壁(木部)・濡縁・ドア・ウッドデッキなど様々な部分にご使用いただけます。 uncle-b ONLINE STOREで展開するカラーバリエーションは濃茶・栗皮茶・黄櫨染・黒・洗柿・白・山吹の7色。 日本建築の古色に対応しているので、古民家やヴィンテージ家具のリノベーション時の色合わせもしやすいのが特徴です。   uncle-b ONLINE STORE / 【アールジェイ】いろはカラー(屋内・屋外兼用)   まとめ 塗料は種類ごとに仕上がりや耐久性、取り扱いの方法が大きく異なることが分かりました。 高機能な塗料も便利ですが、SDGsへの意識の高まりや独特の風合いから自然派塗料の人気も高まりつつあります。 ナチュラルな成分の塗料は環境に優しいだけでなく、安全に作業しやすいのでDIYビギナーの方でも使いやすいです。 お子様とご一緒にDIYしたいという方にもおすすめ!

2023.05.24

棚受け金具の選び方とDIYの方法を解説!

棚受け金具は、ウォールシェルフを固定するために使われるパーツでブラケットとも呼ばれます。 ウォールシェルフはDIYがしやすく実用性が高いため人気がありますが、素材やサイズなど気を付けるべきポイントもたくさんあります。 今回は、棚受け金具を選ぶポイントと取り付ける手順について詳しくご説明いたします。 おすすめの商品もご紹介しておりますので、DIYグッズをお探しの方はぜひ製品選びにお役立てください。   目次 1.棚受け金具にこだわってDIYの仕上がりをランクアップしよう 2.DIYに役立つ!棚受け金具を選ぶポイント 2-1.棚受け金具の材質で選ぶ 2-2.棚受け金具の形状で選ぶ 2-3.耐荷重で選ぶ 2-4.棚板の幅に合わせて選ぶ 2-5.すっきり見せたい場合は目立たないパーツがおすすめ 3.賃貸などでネジが使えない場合はピンを使おう 4.棚受け金具の付け方 4-1.間柱の位置を確認する 4-2.設置位置を決める 4-3.ネジやビスで金具を固定する 4-4.棚板を置いて固定する まとめ   棚受け金具にこだわってDIYの仕上がりをランクアップしよう 棚受け金具とは、壁に棚板を固定するために使用する金具のことです。 DIYブームの定着により、色々なタイプの棚受け金具が手軽に買えるようになりました。 ウォールシェルフはビスで金具を固定して棚板を置くだけで収納やディスプレイのスペースができるので、DIY初心者の方や、これからDIYを始める方にもおすすめです。 工程が簡単だからこそ、棚受け金具のデザインや形状にこだわることで仕上がりも大きく変わってきます。   DIYに役立つ!棚受け金具を選ぶポイント 棚受け金具を選ぶ時には、 材質 形状 耐荷重 棚板の幅 金具のサイズ などがポイントとなります。 以下からそれぞれの要素について詳しく見ていきましょう。   棚受け金具の材質で選ぶ 棚受け金具に使われる材質は、 アルミ ステンレス 真鍮 亜鉛合金 アイアン(鉄) 木 プラスチック(樹脂) などがあります。 キッチン周りや洗面所など、水周りにウォールシェルフを設置する場合は水分に強いアルミやステンレスなどの棚受け金具がおすすめです。 真鍮やアイアン製の棚受け金具はおしゃれで無機質なデザインのものが多く、カフェのようにおしゃれな雰囲気に仕上がります。   棚受け金具の形状で選ぶ 棚受け金具にはいくつかの種類があります。 最もベーシックなのは、棚柱と棚受けを組み合わせるタイプのものです。 画像引用元:棚受・棚柱・締結金具 棚受けの位置を変えられるので、その時々の気分や収納内容に合わせ高さや棚板の数を調整できます。 L字の棚受け金具は一度固定すると取り外さない限り高さは変えられませんが、棚柱がない分見た目がすっきりしているのでディスプレイにも適しています。 画像引用元:棚受・棚柱・締結金具 また、折り畳みができるタイプの棚受け金具は使わない時は畳めるので、サイドテーブルや簡易的な作業スペースが欲しい時にも便利。 画像引用元:棚受・棚柱・締結金具   耐荷重で選ぶ 棚受け金具は、製品によって耐荷重が異なります。 耐荷重とはその棚受け金具が耐えられる重さの目安を意味し、たとえば「耐荷重10kg」と表示されている製品だと10kgまで物を載せられます。 画像引用元:取り付け簡単なのに耐荷重100kg!好きな場所に棚を作ろう | &GP 耐荷重が重いタイプはL字タイプに補強用の金具が付いているものが多いです。 食器や本、置物など重さがあるものを収納したい場合は、耐荷重に余裕を持って金具を選びましょう。 棚板の長さが1ⅿ以上ある場合は真ん中がたわんでしまうので、長さに合わせて3~4個ほど金具を付けましょう。   棚板の幅に合わせて選ぶ 棚受け金具のサイズは色々ありますが、棚板を支える部分が棚板の幅の2/3以上を占めるものをお選びください。 画像引用元:棚のDIYに!アイディア金物5選 | 木材通販のマルトクショップ 棚板の幅に対して金具が小さすぎるとしっかり支えられず、棚板が破損したり、金具に負荷がかかりすぎることがあります。   すっきり見せたい場合は目立たないパーツがおすすめ よりすっきり仕上げたい場合は、金具が見えないタイプもおすすめです。 画像引用元:隠し棚受 IT7020型 上下・左右・角度調整機能付 【スガツネ工業】 壁に対して垂直に棒が付いていて棚板に穴を開けて差し込んで固定するので、周囲からは金具が見えません。 ミニマムなインテリアがお好きな方、ディスプレイするものを目立たせたい方におすすめです。   賃貸などでネジが使えない場合はピンを使おう 賃貸物件などで壁にビスが打てない場合は、跡が残りにくい石膏ボード用のピンなどを使用してみましょう。 ただ、石膏ボード用のピンにも色々な太さがあるので、太い径のピンを使用すると穴が目立つこともあります。 「跡が残りにくい」「賃貸物件におすすめ」などの表記があるものを選ぶとよいでしょう。   棚受け金具の付け方 棚受け金具の取り付け方を工程ごとにご説明していきます。   間柱の位置を確認する 一般的な住宅の壁の多くは、石膏ボードが使用されています。 石膏ボードは下図のような構造で作られます。 画像引用元:一般社団法人 石膏ボード工業会|なくてはならない建材、石膏ボード 石膏ボード自体の強度はそれほど高くないため、ビスを打っても安定しにくいという特性があります。 しっかりと棚を安定させて壁に負荷をかけないためにも、ビスは間柱がある位置に打ち込みましょう。 壁をコンコンと叩いて音の違いで間柱の位置を確かめる方法もありますが、下地センサーのように確実に位置が分かる道具を使うのがおすすめです。 数千円で購入でき、手すりや突っ張り棚を設置する時にも使えるので、DIYをする方はひとつあってもよいでしょう。   設置位置を決める 間柱の位置が分かったら、棚受け金具を取り付ける位置を決めましょう。 メジャーで位置を測って、マスキングテープなどで位置を付けるとずれずに作業がしやすいですよ。   ネジやビスで金具を固定する 設置位置を決めたらビスを打って棚受け金具を固定しましょう。 ウォールシェルフの固定には、パワーの調節がしやすいドリルドライバーがおすすめです。 【初~中級ユーザー向け】 DIY初心者〜中級者の方向けのモデルです。 棚受け金具の固定のような小ねじの締め付けから、木材や鉄工の穴あけまで行えるのでDIYを始めたばかりの方にも大変おすすめです。 【Hi KOKI】14.4V コードレスドライバドリル (FDS14DGL/2LEGK)※バッテリー付 【プロユース】 DIY上級者~プロレベルの方は、よりスペックの高いドリルドライバーもおすすめです。 Hi KOKIのDS14DBL2は大きな径の穴あけもこなせるハイパワーモデルで、より難易度の高いものをDIYしたり、複雑な作業をする時にも活躍します。 【Hi KOKI】14.4V コードレスドライバドリル(DS14DBL2/NN)※本体のみ   棚板を置いて固定する 画像引用元:棚受けとは?DIYで棚板を設置する方法 | WOODONE(ウッドワン)マガジン|広島の住宅建材メーカーWOODONE(ウッドワン)が発信する住宅オウンドメディア 金具を固定したら、棚板を置いてビスまたはねじを打って取り付けましょう。 無垢材と木ねじを使用する場合は、板が割れる恐れがあるので下穴を開けてから取付てください。 uncle-bではDIYに使える木材を多数販売しておりますが、その中でも棚板として使用するのにおすすめな商品をご紹介します。 ・シナベニヤ ベニヤ合板の表面にシナの単板を貼り合わせた木材です。 シナは明るい木色と滑らかな手触りで、家具の仕上げ材として使用されています。 ※シナは片面です。 uncle-b ONLINE STORE / シナベニヤ(シナ/片面) ・シナランバー ファルカタ材を小幅のブロックにして継ぎ合わせたランバーコアという芯材をシナの単板で挟んだ木材です。 こちらは両面シナなので、ウォールシェルフのように棚板の存在感が強いDIYにもおすすめです。 uncle-b ONLINE STORE / シナランバー(シナ/両面) ・ポリランバー ランバーコアの表面にポリエステル樹脂の化粧板を貼り合わせた材料です。 ポリエステル加工面は防水性が高くお手入れもしやすいので、花瓶やコスメ、消毒液や洗剤など液体が入った容器を整理する棚へのご使用もおすすめです。 uncle-b ONLINE STORE / ポリランバー BDR544 色合いを変えたい、木目に深みをプラスしたいという場合は棚板を塗装してみましょう。 uncle-bでは、木目を活かす環境に優しい自然派塗料を取り扱っております。 ・いろはカラー(屋内・屋外兼用) しっかりと着色するタイプです。 カラーバリエーションは、濃茶(ダークブラウン)/栗皮茶(ブラウン)/黄櫨染(ライトブラウン)/黒/洗柿(柔ら かい橙色)/白/山吹(鮮やかで赤みのある黄色)の7種類。 uncle-b ONLINE STORE / 【アールジェイ】いろはカラー(屋内・屋外兼用) ・いろはカラー(屋内専用) よりナチュラルに木目を活かす屋内用の塗料です。 カラーはクリアとナチュラルな白檜(しらべ)の2パターンからお選びいただけます。 uncle-b ONLINE STORE / 【アールジェイ】いろはカラー(屋内専用)   まとめ 棚受け金具はシンプルで手軽な部品でありがながら、サイズや素材、形状、耐荷重など選ぶ際のポイントがたくさんあることが分かりました。 ウォールシェルフを設置する場所と、設置する物、お部屋の内装などに合ったものを選びましょう。 本文で解説したように、石膏ボードの壁の場合はトラブル防止のためにも間柱に金具を取り付けるという点に気を付けて、収納やディスプレイを楽しみましょう。

2023.01.19