DIYを家族で楽しむようになれば、家の中を自分たちの手で個性たっぷりに変えることができます。
休日に家族でコミュニケーションの一環としてDIY楽しむ方も多いようです。
お子様がいるご家庭でDIYをする際は、お子様の年齢に合わせて注意すべきポイントを意識しましょう。
今回は、家族でDIYをする時のアイディア3選と、4つの注意点について解説します。
目次
家族でDIYを楽しむための3つのアイディア
家族でDIYを楽しむためのアイディアを3つご紹介します。
手軽に取り入れられるものをピックアップしたので、これからDIYを始めたいとお考えの方、楽しくDIYをしたいという方の参考になれば幸いです。
壁紙やキャンバスにみんなでペイント
画像引用元:DIY Family Wall Art on Canvas - Thimble and Twig
家族みんなで壁紙に絵を描いたり、好きなカラーにするのも立派なDIYです。
絵具やクレヨンなどを使えば、特別な道具も必要ありません。
油性ペンで落書きしても水拭きで簡単に落とせたり、黒板のような素材で作られていてチョークと黒板消しを使って自由に絵を描いたり消したりできる壁紙もあります。
お子様がまだ小さく、塗料を使うのが不安という場合はそうした壁紙を使って家族みんなでお絵描きをするのもおすすめです。
画像引用元:DIY Family Tree - Musely
このように、家族皆の手形を残すのも素敵なアイディアですね。
賃貸物件にお住まいの場合は、剥がせる壁紙を使うと現状回復が容易です。
すのこや黒板を使っておしゃれディスプレイ
ホームセンターや100円ショップで売られているすのこや黒板を使えば、おしゃれなディスプレイが簡単に作れます。
画像引用元:ACCESSORY-MU Handcrafted Jewelry, Crafts & Graphic Design - Blog
このようにすのこパネルを立てかけて小物やアクセサリーをディスプレイしたり、鉢植え用の台にしたりと様々な用途で使えます。
黒板も手軽でかわいいDIYに使われているアイテムです。
画像引用元:20 Best DIY Chalkboard Projects That Are Quick And Easy To Make - Craftsonfire
ごはんのメニューを描いたり、家族の予定を書き込んで共有したりと実用的な使い方もできます。
誰かのお誕生日やお祝い事には、家族からのお祝いメッセージを書き込んでもよいですね。
工程を分担して棚やラックなどを作る
画像引用元:DIY for the Whole Family! – Family Friendly Working
より本格的なDIYを楽しみたいなら、家族で工程を分担して棚やラックといった作品を作るのもよいでしょう。
材料のカットや下地処理は親が担当して組立は子供がやるなど、工程を分けることによって創造性が育まれ、ユニークなアイディアが生まれるかもしれません。
家族でDIYをする際の注意点
ご家族でDIYをする際、大人だけで作業する時とは異なる部分に注意しなければなりません。
以下から、具体的な注意点についてご紹介します。
小さなお子様がいる場合は塗料などは使わない
小さなお子様がいるご家庭では、塗料などは使わない方がよいかもしれません。
小さなお子様が塗料を扱うと、素手で触ってしまったり、誤飲する恐れがあります。
また、塗った塗料を乾かしている間、塗料の有機物が揮発して強い臭いを感じることがあります。
体調に悪影響を及ぼす可能性もあるので、油性塗料を使用する場合はお子様やペット、妊婦の方が立ち入らない場所で作業をしてください。
乳幼児やペットがいるご環境では、塗装済の木材や表面が樹脂加工された材料を使うのも手軽でおすすめです。
ポリランバーや木口処理テープがあると便利
ポリランバーは、表面と裏面がポリエステル樹脂でコーティングされている材料です。
ランバーコアといって、小さな木片を固めた芯材を薄い板でサンドした集成材の一種で、反りや歪みがほぼ出ないので無垢材よりも扱いやすいのが特徴です。
こちらのポリランバーは、木口(断面)部分はコーティングされていませんが、木口処理テープを使うと簡単にきれいに仕上げられます。
木口処理テープは使用する材料の厚みに合ったものをお選びください。
小さなお子様やペットがいるご家庭で、なるべく塗料を使いたくないという場合は、こうしたアイテムを使うのもおすすめです。
工具を使う場合は事前準備をして保護者と一緒に作業する
ご家族でDIYをする時、工具を使う機会も多いと思います。
電動工具を使う際は、作業用手袋・作業用ゴーグル・粉塵用マスクなどを着用し、無理のないペースで作業しましょう。
また、とんかちやのこぎりなどの手工具も注意しながら慎重に扱ってください。
電動工具にも色々な種類があり難易度が高いものもありますが、ドリルドライバーはパワーの調整がしやすいので、小学校高学年~中学生くらいの年齢であればお子様でも使えるでしょう。
お子様もご一緒に使う場合は、こちらのモデルがおすすめです。
【Hi KOKI】14.4V コードレスドライバドリル (FDS14DGL/2LEGK)※バッテリー付
※怪我などを防ぐために、お子様が電動工具を使う場合は保護者の方は必ず近くにいて、目を離さないでください。
塗装する場合は優しい成分の塗料がおすすめ!
ご家族で塗装する際、特にお子様と一緒に塗料を扱う際は優しい成分のものを選ぶのがおすすめです。
先ほどお子様が小さいうちは塗料の使用は避けた方がよいと解説しましたが、ある程度お子様が大きくなったら一緒に塗装やペイントを楽しみたい、という方もいらっしゃるでしょう。
塗料には色々な種類がありますが有機溶剤系の塗料は扱うのにコツが必要です。
また、しようときに独特の臭いがしたり、薄めたり筆を洗う時にシンナーなどを使うので、お子様への影響が心配という方も多いのではないでしょうか。
ご家族で塗装作業する際におすすめなのは、
・水性塗料
・自然素材を使用した塗料
などです。
これらの塗料は有機溶剤を使用する油性塗料と比較すると毒性も低いので、お子様と一緒でも使いやすいです。
お子様と塗料を使う際は、口に入れたり直接触ってはいけないことを説明し、しっかりと換気した状態で作業してください。また、作業中はお子様から目を離さないでください。
いろはカラーはナチュラル成分を使った優しい塗料
uncle-bで取り扱っているいろはカラーは、有害な化学物質を含まない環境に優しい塗料です。
古来から顔料として使われてきたベンガラに、桐油・亜麻仁油・蜜蝋・ロジン(松脂樹脂)といった植物オイルをブレンドするなど天然由来の成分をたっぷりと使用しているのが特徴です。
屋内・屋外兼用タイプなので、ご家族でのDIYを楽しむ時にも大変おすすめです。
カラーバリエーションや容量など、詳細は商品ページからご確認ください。
組立キットを使えば時短で一緒に作業できる
DIY用の組立キットを利用すれば材料選びやカットの工程が大幅に省略できて、短時間で作品を作れます。
uncle-bでは必要な材料がセットになったDIY材を販売しています。
画像の通りに組み立てるのはもちろん、アレンジをしてオリジナルの作品を作るのも楽しいですよ。
ポリランバーは表面が樹脂加工されていて汚れがついても落としやすいので、子供部屋の収納としてもおすすめです。
※画像は組立後のイメージです。
まとめ
家族でDIYを楽しむためのアイディアやあると便利なアイテムをご紹介いたしました。
家族でDIYに取り組むことは、お子様のクリエイティビティや柔軟性を養うことが期待されています。
本文でも取り上げたように、お子様が小さいうちは塗料や工具の扱いなど注意すべき点もたくさんありますが、家族みんなで作った作品はもちろん、作業自体も大事な思い出のひとつになります。
まずは既製品のアレンジやペイントなど簡単なDIYから始めて、徐々に作るもののレベルを上げていきましょう。