DIYをこれから始める初心者の方は、「DIY用の道具を揃えたいけど、何から買えばいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

たしかに、DIYブームの拡大で様々な道具・工具が簡単に買えるようになった一方、選び方を知らないと何から手を付けていいか判断が難しいでしょう。

今回は、DIY初心者の方におすすめの道具・工具10選を選び方と合わせてご紹介いたします。

優先順位の付け方も解説しておりますので、道具・工具選びに難儀している方はぜひご覧ください!

DIY初心者はまず小さなもの・簡単なものから作り始めよう

DIY初心者がモチベーションを維持して、DIYの楽しさを知るためにも、最初はまず簡単なものや小さなものから作り始めましょう。

  • 小物入れ
  • アクセサリーラック
  • ティッシュケース
  • 調味料(スパイス)ラック
  • シンプルなマガジンラック

などは、構造もシンプルで基本の道具と工具で作れるので、DIYの最初に作るものとしておすすめです。

簡素なデザインでも、塗装などで好みの風合いに仕上げられますよ。

道具・工具を買う優先順位は?

DIY初心者が道具・工具を買う優先順位は、「基本的なもの・広い作業に対応できるもの→専門的な用途のもの」です。

始めは簡単なものから作りはじめるので、それほどハイパワーで専門的な道具は必要ありません。

使い方の基本を習得してから、よりスペックが高くニーズにあった道具を揃えましょう。

 

最初に揃えておいた方が良い道具や工具についてご紹介します。

【道具】

  • 計測器具(定規やメジャー、水平器など)
  • 接着剤(ボンドやグルーガンなど)
  • やすり(荒さの違う紙やすり複数枚)
  • 固定器具(クランプなど)

【工具】

  • 先端工具が付け替えられる電動工具(ドリルドライバー、インパクトドライバーなど)
  • 切断用工具(電動丸のこ、ジグソーなど)
  • 表面加工用工具(サンダーやトリマーなど)

電動工具はDIY用の製品であればお手頃な価格で入手できます。

作業効率が格段に上がるので、基本的な工具は最初に揃えておきましょう。

DIY初心者の道具選びのポイントは、「自分が使いやすいものを選ぶ」ということです。

ハイパワーの工具は最初から使いこなすことは難しいですし、扱いに慣れなくてケガをするリスクもあります。

また、DIYはほとんどの場合自宅で行うので、道具のスペックや機能だけではなく住環境に応じて以下のポイントについても考えて選ばなければなりません。

  • 稼働音
  • 電源(コード有りか充電式か)
  • 消費電力

最初はなんでも作れるようにハイスペックなプロ用工具や、専門的な作業ができる道具が欲しくなりますが、使いこなせずにモチベーションが下がってしまってはもったいないですよね。

始めはシンプルな機能のものや初心者向けと記載されている工具を買って、使い方がマスターできたらより高いスペックのものに移行しましょう。

DIY初心者におすすめの道具5選を選び方と紹介

DIY初心者におすすめの道具を5つ、選び方と共に見ていきましょう。

定規(さしがね・2×4定規)

さしがね(指金、差金)は、L字に曲がった定規のことで木材を使ったDIYの必須アイテムです。

  • 寸法を計測する
  • 直線を引く
  • 長さを計測して等分する

といった従来の定規の役割はもちろんのこと、さしがねの種類によっては以下のような作業も可能です。

  • さしがねを当てる位置で30°/45°/60°が分かる
  • 角目では正方形の一辺の長さが、丸目では円周がすぐ出せる
  • しなる素材のものは少し曲げて曲線も引ける

さしがねは表目と裏目といって表と裏で表記が異なります。

表目ではメートル法で寸法が計測できますが、裏目の目盛りは尺単位で計測できる併用目盛、角目や丸目などが計測できる裏面角目に分かれます。

DIYでは尺でものを計測することは少ないので、表裏が同じ目盛りの表裏同目か、色々な用途に使える裏面角目がおすすめです。

サイズは小型・標準・中金・大金に分かれますが、最初は標準サイズ(50×25cmか30×15cm)が使いやすいでしょう。

2×4定規は、2×4木材の幅と厚さに合わせた定規です。

2×4木材に合わせれば印付けや線引きが簡単に行えるので、2×4木材をよく使う方はひとつ持っていると作業がしやすいでしょう。

木工用ボンド

木工用ボンドは木材はもちろん布や紙などの素材の接着にも使えるので、様々な場面で使える道具です。

接着時間はタイプによって異なり、一般的なものは完全に硬化するまで24時間ほどかかります。

速乾タイプは半日ほど、瞬間接着タイプのボンドや接着剤は10~20秒で接着します。

初心者がメインに使う場合は、ある程度やり直しがきく一般的なボンドか速乾タイプがおすすめです。

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サンドペーパー

サンドペーパー(紙やすり)は木材の表面を整えるために使い、番手によって荒さが異なります。

#40~100:粗目

#120~240:中目

#280~800:細目

上記の番手が一般的によく使われている番手です。

荒い目のものは下地づくりや塗装剥がしに、細かい目のサンドペーパーは木肌を滑らかに磨くという用途で用いられています。

面をやすりがけする時は、ハンドサンダーに取り付けるとムラが出にくくなります。

大きい木材には電動サンダーの方が効率がよいですが、サンドペーパーは角や細かい部分にやすりがけをしたい時などに活躍します。

それに電動サンダーの種類によっては市販のサンドペーパーを装着して使用できるので、粗目~細目まで複数枚持っているとよいでしょう。

水平器

水平器は、傾きがないかを確認するための道具です。

気泡の位置で傾きを確認するアナログなものから、角度が数値で表示されるデジタル型、プロが現場で使用するようなレーザー型があります。

DIYで使うならアナログかデジタルタイプの水平器が良いでしょう。

アナログタイプの水平器は数百円とリーズナブルに購入できます。

デジタル表示されるタイプは数千円~とやや値段はお高めですが、傾いている角度が正確に把握できます。凝ったものをDIYしたい時にもおすすめです。

クランプ

クランプは対象となる物を挟んで固定するための道具です。

  • 材料のカット
  • 接着剤が硬化するまでの固定
  • 穴あけ作業

などの用途で用いられます。

木材などの対象物がずれたり動いたりしないように、ネジやバネでしっかりと固定します。

用途によって色々な種類がありますが、木工でDIYする場合はC型クランプ、F型クランプを使用するのが一般的です。

DIY初心者におすすめ!5つの電動工具と選び方

電動工具はハイパワーで、初心者には扱いが難しいとイメージされてる方もいるでしょう。

道具選びのポイントを押さえれば、始めてDIYする方でも電動工具を使いこなせるようになります。

電動ドリルドライバー

具を付け替えれば様々な用途に使える電動工具です。

回転のみの力でビス留めやネジ締め、穴あけ等の作業を行うので、木材などを痛めにくいのが特徴です。

先端工具やアダプターの組み合わせ次第で、多様な作業に対応できるのでDIY初心者には必須の電動工具と言えます。

最初は初心者~中級者向けのモデルで、使用環境に応じてコード有りか充電式かを選びましょう。

よく似た電動工具としてインパクトドライバーがありますが、インパクトドライバーは打撃と回転の力を使うのでパワーが必要な作業は効率よく行えるものの、繊細な作業にはあまり向きません。

はじめに買う電動工具としては、より多くの用途に使えるドリルドライバーがおすすめです。

uncle-bでは初心者でもつかいやすい充電タイプのドリルドライバーを取り扱っております。

 

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先端工具(ビット)

先端工具(ビット)は、電動ドリルドライバーに付けて使います。

電動ドライバーを購入した際に、プラスドライバーとマイナスドライバーのビットがセットになっていることが多いですが、ビットを揃えておくと作業の幅がぐんと広がります。

DIYでよく使われるビットは、

  • プラス(+)ビット
  • マイナス(-)ビット
  • 六角ビット
  • 四角ビット
  • 木工用ドリルビット
  • 下穴用ドリルビット

などです。

ビットの形状だけでなくサイズも複数持っていると色々なネジやビスに対応できるので、セットを購入するのもおすすめです。

電動のこぎり(ジグソー・丸のこ)

電動のこぎりは木材をカットしたり、加工するために使われます。

こちらも色々な種類がありますが、DIYでよく使用されているのは以下の2種類です。

電動丸のこ:ディスク状の刃が回転して木材などを直線的に切断する

ジグソー:細い糸のこの刃が上下して、木材などを切断・加工する

電動丸のこはハイパワーでスピーディーに材料のカットができます。

ジグソーは細い刃で切断するためカットスピードはやや遅めですが、曲線状に切ったり、デザインした形を切り出すのに向いています。

棚や家具など、大きめの物をDIYしたい!という方には電動丸のこが、雑貨や小物を作りたい方にはジグソーがおすすめです。

・電動丸のこ

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・ジグソー

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uncle-bでは、電動ドライバーや電動丸のこなどDIYに役立つ工具を取り扱っています。

商品ごとに初~中級ユーザー向け/PRO仕様と分類しており、初心者の方も商品選びがしやすい工夫をしております。

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サンダー

電動サンダーとは電動でやすり掛けを行う工具のことで、下処理・研磨・塗装剥がし・さび落としなどに使用します。

  • オービルサンダー:四角い面にサンドペーパーをセットして使う
  • ランダムサンダー:丸い面にサンドディスク等を付ける。パワーが強い
  • ベルトサンダー:サンディングベルトを回転してやすり掛けをする。平面に向いている

などの種類が一般的です。

他にも、三角の面で隅の研磨に適したデルタサンダーや、小型のミニサンダーといったものもあります。

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DIY初心者が購入するならオービルサンダーか、ランダムサンダーがおすすめです。

木材の下処理などの作業がメインの場合はオービルサンダーを、研磨作業も行いたいという場合はランダムサンダーを選ぶとよいでしょう。

トリマー

トリマーは面取りや溝切りに使う電動工具です。

面取りとは、木材などの鋭利な角を落とす作業で安全性向上や組立をしやすくするためにする作業のこと。

出典:面取りとは | 株式会社ジーベックテクノロジー

トリマーはドリルドライバーのようにビットを変えて色々な作業に使用できます。

DIYを美しく仕上げたい、細かい加工をしたい、パーツごとを組み合わせたい時に便利です。

初心者の人は、回転数が調節できるもの、自宅でも作業しやすい静音タイプを選ぶのがおすすめです。

こちらはプロ仕様のスペックですが、コードレスかつ手元がクリアなので初心者の方にもおすすめです。

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まとめ

DIY初心者におすすめの道具・工具についてご紹介しました。

おすすめの商品や、選び方のポイントについても解説しましたが、製品のスペックと同じくらいご自分が使いやすいと感じるかどうかも大切です。

自分が快適に使うための道具を選ぶためにも、まずは何を作りたいか、どんな環境でDIYするのかを明確にさせましょう。

Uncle-bでは、DIYやアウトドアに関するコラムもご覧いただけます。

DIYのヒントが詰まっているので、ぜひこちらもお楽しみください。

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