インテリアグリーンとは、部屋に配置できる植物のことで、従来でいえば観葉植物にあたるものです。
インテリアグリーンをうまく配置することで、おしゃれでリラックスできる空間をデザインできます。
今回の記事では、インテリアグリーンの意味合いのほか、おすすめのインテリアグリーン、おしゃれな内装を実現するための配置の工夫などを紹介します。
インテリアグリーンを取り入れたお部屋づくりを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
インテリアグリーンとは?
インテリアグリーンとは室内に置いて鑑賞するための観葉植物を指します。
昔から観葉植物はそのまま観葉植物と呼ばれていましたが、近年ではインテリアグリーンと呼ばれることも増えてきました。
もともと観葉植物というと、屋内外問わず配置されるものです。
おしゃれでナチュラルな空間づくりに有効なアイテムのひとつです。
近年は、都市部を中心にマンション住まいの方が増えたため、屋内で観葉植物を育てる人が増えています。
そのなかで、室内で鑑賞目的で育てる植物のことを、特にインテリアグリーンと呼ぶようになりました。
インテリアグリーンに期待される効果
インテリアグリーンを取り入れる効果としては、次のようなものがあります。
- おしゃれなインテリアデザインを実現できる
- リラックス効果がある
- 空気清浄・調湿効果がある
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
おしゃれなインテリアデザインを実現できる
お部屋の中にインテリアグリーンを取り入れると、今まで暮らしていた部屋がおしゃれに変身します。
たとえば、プランターを自分の好きな雰囲気の物でそろえてみる、飾ったインテリアグリーンに間接照明をあてる、ハンギングプランツを活用するなど、インテリアグリーンを活用したさまざまなインテリアデザインを検討可能です。
インテリアグリーンを活用して、自分にあったおしゃれなデザインを作り上げましょう。
リラックス効果がある
インテリアグリーンが持つ緑色は、リラックス効果やストレス軽減の効果をもたらします。
緑という色は目や脳に優しく、眺めているだけでリラックスできます。
緑色には、気持ちを落ち着かせくつろぎの効果も持ち合わせています。
植物が、自分自身を守るために撒く物質をフィトンチッドと呼びます。
このフィトンチッドには、人体にさまざまな良い効果をもたらすことが知られており、リラックス効果もそのうちの一つです。
空気清浄・調湿効果がある
インテリアグリーンには、空気中の有害物質を吸収してくれる空気清浄効果と、葉っぱから空気中に水分を放出して周りの湿度を調節してくれる効果があります。
うまく配置すると、クリーンで適度な湿度の中で、快適に過ごすことができます。
種類によっても空気清浄や調湿効果の高さは異なります。
これらのメリットを最大化したいなら、高い空気清浄・調湿機能を持つ植物を配置しましょう。
インテリアグリーンのおすすめ4選
初心者がインテリアグリーンを配置するなら、次の植物がおすすめです。
- モンステラ
- ユーカリ
- ドラセナ・マッサンゲアナ
- ティランジア
インテリアグリーンにもたくさんの種類があります。
どれを設置しようか悩む方は、まずはこれらの種類のインテリアグリーンを配置してみましょう。
モンステラ|ハート型の葉っぱが特徴
モンテスラは大きな葉っぱに切れ込みが入っていて、まるでハート形のような葉っぱが特徴の人気のインテリアグリーンです。
南国の雰囲気をまとったエキゾチックな植物です。
空気清浄効果や湿度の調節効果が高く、室内でも育てやすい頑丈な品種です。
直射日光は避けつつも、明るい場所に置いてあげてください。
水やりは、土が乾いてからたっぷりとあげてましょう。
ユーカリ|香りを楽しむ植物としておすすめ
爽やかな香りを楽しむならユーカリがおすすめです。
銀の色味を含んだ丸い形の葉っぱでいい香りのユーカリは、リビングだけでなく寝室などリラックスできる部屋に置くのも一案です。
抗菌作用を持っているので、きれいな空気の中で眠ることもできます。
ユーカリは、比較的丈夫で乾燥にも強い植物です。
風通しが良く、日当たりのいい場所に置きましょう。
ドラセナ・マッサンゲアナ|空気清浄効果が高い
ドラセナ・マッサンゲアナは、通称「幸福を呼ぶ木」と呼ばれる植物で、葉っぱにはきれいな黄緑色の線が入った可愛らしい植物です。
「幸福を呼ぶ木」というだけあって、贈り物として用意する方も多いです。
また、空気清浄効果が非常に高いのがドラセナの特徴となっています。
アンモニアや、ホルムアルデヒドを除去する性質を持った優秀な植物です。
正に、インテリアプランツに適した植物のひとつといえるでしょう。
ティランジア|お手入れ手間いらずのエアープランツ
エアープランツは、空気中に漂う水分を吸収して成長する、土がいらないインテリアグリーンです。
お手入れやお世話が楽なので、時間に追われる現代人に適した植物です。
また、土がいらないので、お気に入りの容器にそのまま入れて飾ることができます。
より自由な発想でインテリアとして取り入れられるのが特徴です。
軽いため、ハンギングプランツにも向いています。
インテリアグリーンを活かす内装の工夫
実際にインテリアグリーンを室内の内装に取り入れるときには、次の点に気を配ってみましょう。
- 配置の工夫で広々空間を演出
- グリーン以外の色調はシンプルに
- ハンギングを活用すれば部屋に立体感が生まれる
これらの点に気を配れば、簡単におしゃれな内装をデザインできるでしょう。
配置の工夫で広々空間を演出
インテリアグリーンの配置においては高さとバランスを意識しましょう。
たとえば、背丈がある植物は部屋の隅や端に置くのがセオリーです。
天井が高く見えるようになり、部屋全体の圧迫感が少なくなり広い部屋に感じるようになります。
背丈が違う植物を一緒にまとめて置くことで、視線が1点に集中するのを防ぎ、部屋に奥行きが生まれます。
床に植物を置くスペースがあまりない場合は、壁にかけたり吊るしたりすると、床が見えて部屋がすっきりします。
グリーン以外の色調はシンプルに
観葉植物を引き立ててあげるためには、インテリアグリーン以外の色調はシンプルなものでそろえるといいでしょう。
そうすることで、さっぱりとした内装に仕上がります。おすすめの色は白や黒のモノトーン、グレー、木目を含んだウッド調などです。
さらに、ゴールドやシルバーをアクセントとして加えてあげると、都会的な洗練された雰囲気造りに役立ちます。
反対にナチュラルな優しく暖かい雰囲気にしたいときは、アースカラーやベージュの色味の中にインテリアグリーンを置いてあげましょう。
ハンギングを活用すれば部屋に立体感が生まれる
壁の高い所や天井から、インテリアグリーンを垂らして飾るハンギングプランツにも挑戦してみましょう。
部屋の高い所に植物やこだわりのプラントを飾ることで立体感を持った部屋になります。
植物の大きさや長さをそろえたり、あえて大きさがバラバラなものを並べてみたり、色々な配置に挑戦してみてください。
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うまく活用して、おしゃれでナチュラルな雰囲気のお部屋を実現させましょう。
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